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詩*日常から*

さ迷う街角

作者: a i o

なんにもいらない

ぜんぶぜんぶ欲しい

相反する気持ち

釣り合わせるように

ポケットにいれて


ぶらぶらとさ迷ってる街角

ぽつぽつと灯る明かりを数えて

人知れず暮れた空

青みがかった灰色

どこか燻ってる

くすんだ空の色


丸めて捨てたはずの

記憶を

気づけばいつも

握りしめてて

ため息は落ちてく

重さなんて

わからないけれど


ほんとはなんにも

信じてなくて

ほんとはぜんぶ

縋るように信じてる


知らないどこかへ

帰りたい

見えない地平線

無意識のうちに

選び取ってる街角

でこぼこの明かりをなぞって


なぜだか

くるしい幸せと

風が吹けば

揺れる真ん中


たった一つが

無数になり

できた夜空で

ここに立つ


そんな精一杯






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― 新着の感想 ―
[一言] こんばんは。 そういう矛盾に心当たりがありまして、自分だけじゃないかも、と少し安心しました。
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