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闇カラ光  作者: 斬戸零也
干章 1 皆願いがあって 皆恨みがあって
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闇カラ光 序章

闇カラ光


この投稿をぉ、最初の投稿とするっ!(ドドンッ)

序章を今載せるなって感じですよねハイ

  ある亜人の女性は恨んだ。

 不甲斐ない自分を。頼りない自分を。いつも妹に頼られて、満足にさせてあげられていないかも知れない自分を。


 ある亜人の女性は願った。

 姉のためになれる、今とは違う自分を。自己を攻め続ける姉に寄り添って、以前の明るい姉を取り戻せる自分を。


 ある亜人の男は疎んだ。

 殺したくないのに、殺さなくてはならない司令。そして、それを守れない自分を。


 ある人間の男は願った。

 眼の前にいるたった一人の少女が、仮面をつけずに明るく振る舞えるようになる。その一時の成長を。


 ある人間の少女は願った。

 いつか現れるはずの、仮面を取った自分の顔を、臆さずに見せることができる誰かを。


 ある人間の少女は願った。

 自分を愛してくれる人を、自分を受け入れてくれる仲間を。その全てを、守れる力を。


 ある人間の青年は願った。

 たった一人の最愛の少女と、自分が大切に思う姉、妹、仲間たちと明るく暮らすため、悪魔と呼ばれた自分が、光の満ち溢れる世界で暮らせることを。



 あなたは、何を恨んでいるの?


 あなたは、何を望んでいるの?


 あなたは、何かを疎んでいるの?


 あなたは、何かを願っているの?





 そして僕は、  を願った。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 臨場感があり、情景が映像化されたように頭の中で浮かび上がってきます。 残酷な場面と、登場人物の可愛らしさのギャップが魅力の小説だと思います。 [気になる点] 多少、説明の長い部分があるかな…
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