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スキージャンプ板の秘密

作者: 坂口正之

スキーのジャンプ競技においては、風の影響は大きい。

向かい風の場合に飛距離が出やすく、追い風の場合には失速してしまい、遠くまで飛ぶことは難しい。

すなわち、時速九十キロメートルものスピードでジャンプ台から空中に飛び出すジャンプ選手やスキー板には、そのスピードの空気がぶつかり、その空気の流れにより生ずる浮力を利用して、さらに遠くまで飛ぶのである。

スポーツ競技においては、風の状態など成績に影響を与える条件は本来同じとすべきであって、公正、公平でなければならない。

従って、競技の途中で風向、風速の変化があるようであれば、公正さが保てないということで中止すべきであるが、結局は、自然現象であるため完全さは担保できず、諦めざるを得ない。

そういった問題を根本的に解決するために考えられたのが、ジャンプ場を上から下まで完全ドーム化してしまう計画である。すなわち、野球のドーム球場のようにスキージャンプ場を屋内化してしまえば、風は起こりえず、そのような問題は解決される。

ドーム化のもう一つのメリットとして、基本的に屋外であれば観客は寒い中で立って見なければならないという欠点があったが、屋内スケートリンクと同じように椅子に座って見ることができるし、暖房を行うことも可能となる。

このため、今期のドイツで開催される冬季オリンピックにおいて、世界で初めてドームジャンプ場が作られ、使用されることとなったのである。

そのドームジャンプ場の屋根は開閉式になっており、観客席を除いた滑走斜面や着地面には自然の雪が降り積もる設計になっていた。

つまり、普段は開放しており、競技の際にはそれを閉めて完全に風の影響を排除して行われる計画だった。

これにより、今度のオリンピックは同じ条件のもと運不運に左右されることなく、真の勝者が決まるものと関係者の誰もが期待していたのである。

そのドームジャンプ場は、オリンピック開催の一か月前に完成し、オリンピックに参加するジャンパーに開放されていた。

これまでのような開放された空に向かって飛び出すのではなく、ドームの屋根に向かって飛び出すことは、ジャンパーにとっては相当の圧迫感があることが予想されていたのである。

この圧迫感が記録にどのような影響を与えるのか誰も分からなかった。

ただ、少なくとも棒高跳びなどの記録において屋内記録と屋外記録があるように、風以外の心理面での影響が指摘され、少しでも慣れてもらうために、事前にジャンパーに自由に開放されていたのである。

日本チームも早くからその競技場に入り、練習を重ねていた。

日本チームの児玉選手は、昨年の世界選手権で優勝していた。だから、今回のオリンピックでも優勝候補の筆頭であったが、強力なライバルがいた。

それは、ドイツのフィッシャーであり、一昨年の世界選手権は彼が優勝しているし、昨年も児玉選手と飛距離は変わらず、ほんの僅かな飛形点の差で辛うじて児玉選手が優勝したのであった。

フィッシャーにしてみれば、母国でのオリンピック開催であり、児玉選手を抑えどうしても金メダルを奪取したいところであろう。

児玉選手が、今日の最後のジャンプ練習を終えて滑り下りて来た時に、監督が呼んだ。

「実は、前々からなんか変だとは思っていたのだが…」

監督は、周りを気にしながら児玉選手の顔を見て言った。

「なんですか?」

「不正を働いているかもしれない。フィッシャーのスキー板がどうもおかしい…」

「フィッシャーの…? 本当ですか?」

「あれを見て見ろ、他の選手のものより少し厚い感じがするし、アプローチに入る前にバックルを修正するようなふりをして、何か、ボタンのようなものを操作している」

監督は、遠くにいるフィッシャーの方に顎を振って目配せした。

「そうですか? でも、だからと言って何か…」

「変なんだよ、飛び方も…」

「私は特に感じませんが」

「いや、変だ!」

「そうですか?」

「オイ、これは大変なことかも知れないぞ、もし、不正行為があるのなら…」

「そうですが…。監督はなんだと思っているのですか?」

「まったくの予想だが、磁石を使っているのではないかと…」

「磁石? 磁石で飛距離が伸びるのですか?」

「NとN、SとSだよ…」

「…」

「つまり、スキー板と着地面に同じ極の磁石を埋めて反発させることにより、着地寸前に浮力が働き飛距離が伸びる。アプローチの滑走面にも埋めれば摩擦が少なくなって、より飛び出しのスピードが出るだろう」

「えっ、本当ですか?」

「分からない。まったくの予想だ」

「本当だとしたら大変じゃないですか…」

「そうだ、だから言っている」

「どうするんですか、監督?」

「とにかく、調べるしかない」

「どうやって?」

「まさか、フィッシャーのスキー板を取り上げて調べることは出来ないだろう。なんとか近づいて調べることが出来れば…」

「私なら、アプローチの順番待ちの時に近づくことができますが…」

「近づいても、板を触ったりは出来ないだろう。磁石になっているかどうか鉄の板をくっつけて見ることも無理だ。それに電磁石であれば、アプローチの寸前までスイッチを入れないはずだ…。ああ、そうか、いい手がある方位磁石を近づければ良いんだ…」

「方位磁石?」

「そうだ、方位磁石、コンパスを持って近づけば、コンパスの針が振れて分かるじゃないか!」

「そうですね。それは良いアイデアですね。私がやりますよ、確認します」

早速、翌日の午前中には、監督はコンパスを買いに街のデパートに出かけ、午後の練習の前に児玉選手にそれを手渡した。

夕方、握り拳に入るほどの小さなコンパスを持った児玉選手は監督の元に駆け寄ってきた。

「監督! やっぱり予想どおりです。アプローチ前にフィッシャーがスキー板のバックル付近に手を掛けると、この針が振れました。絶対に磁石です。電磁石ですね」

「そうか、間違いなかったか…。後は、着地面だな」

「そうです。もう、調べてきました。着地面も触れます」

「よーし、でかした!」

「どうします? オリンピック委員会に告発しますか?」

「まあ待て、昨晩考えたんだが、競技が始まる前の今の時点で告発してもしかたない。もちろん、そういった不正行為を止めさせることは出来るが、お前の金メダルが百パーセント確実になる訳でもないだろう?」

「でも、フィッシャーはたぶん出場出来なくなると思います。フィッシャーさえいなければ…」

「本当にフィッシャーさえいなければ大丈夫か? フィッシャーの出場停止は決まった訳ではないぞ、練習での行為で、本場でやった訳でない。それに開催国の金メダル候補を処罰するのはオリンピック委員会もやりたくないのではないか?」

「じゃ、どうします?」

「逆手に取るんだ。それを利用して、こっちが勝つということだよ」

「どうやって?」

「同じようなスキー板を用意する。そして、それでお前が飛ぶ!」

「大丈夫ですか? 不正ですよ。それに、そんな磁石を仕込んだ板なんてありませんよ…」

「やるしかないだろう。板に電磁石と電池を埋め込むくらい今の技術なら簡単だ」

「でも、本番まであと二週間もありませんよ。練習の時間だって…」

「実は、昨夜日本の知り合いに連絡して、大至急そういったスキー板が出来ないか聞いてみた。なんとか出来そうな返事はもらっている。それが届けば、もうやるしかないだろう」

「監督、リスクが高すぎます。そんなことは止めて、もし、こっちが負けたら告発すれば、自動的にフィッシャーは失格になって…」

「だから、フィッシャーが失格になってもお前が勝てる可能性は百パーセントでないということだよ」

「でも、その板を使っても百パーセントでない…」

「やるか、やらないかは、最後の最後に決めればいい」

監督は、児玉選手の目を見て強く言った。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


その後、児玉選手はそのドームジャンプ場で淡々と練習をこなした。

確かに、開放された屋外でのジャンプと違って圧迫感は否めないものの、どの選手も徐々に慣れるに従い記録も伸びていた。また、児玉選手を始め選手自身の感想としては、特に問題はないとのことだった。

従って、風などの気象条件に左右されない今回のジャンプは、本当に強い者が勝つものとさらに期待が高まっていた。

監督が秘密のうちに日本に依頼したスキー板は、なかなか届かなかった。結局、届いたのは、オリンピックジャンプ競技当日の前夜であった。

監督と児玉選手は、監督の部屋でそのスキー板を前にして、説明書を読んでいた。

「えーと、この小さなボタンがオン・オフのスイッチですね。監督、もう一つボタンがありますよ…」

「それは…、ああ、N極とS極の切りかえだ」

「N極、S極の切りかえ? そうか…、もし、極を間違えたら浮上するどころか、着地面に引きつけられて早く落ちてしまいますね」

「そうだ、金メダルどころか、とんでもないことになる…」

「じゃ、どうすれば良いのですか?」

「そうなんだ、オレもさっき気付いたのだが、フィッシャーの磁極がどっちなのか確認していなかった。ドジを踏んだ。もう、明日の競技中にお前が確認して、決めるしかない」

「私が決める?」

「そうだ。コンパスを持って行って、どっちの針が引っ張られるかお前が判断して、N極かS極か決めるしかない。これまでの成績から、一回目のジャンプはお前が最後で、その一つ前がフィッシャーだ。お前はフィッシャーの直ぐ近くにいるから、彼が電磁石のスイッチを入れれば、絶対に分かる」

「やっぱり、止めましょうよ…」

「やるか、やらないかもお前の判断だ。やらなくてもいいし、フィッシャーがやったならお前がやる手もある。もちろん、フィッシャーがやらなくてもお前がやることは、オレは止めない…」

「そんな…。でも、私はこのスキー板で一度も練習していないのですよ。着地寸前にどんな浮力が生じるのか分かりませんし、うまく立てないかもしれません。リスクが高すぎますよ」

「だから言っているだろう…、それもお前の判断だ。こちらとしては、後で後悔しないよう最大限の準備をしたということだ…」

監督は、スキー板を手にするとそう言った。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


翌日になって、競技が開始された。一回目のジャンプである。

児玉選手の手袋の内側には小さなコンパスが縫いつけてあった。フィッシャーがスイッチを入れれば、このコンパスの針が振れるはずである。どちらの針がフィッシャーのスキー板の方に引かれるかで、N極にするのかS極にするのか決めなければならない。

フィッシャーの順になり、彼はアプローチの位置に着いた。

児玉選手は、彼の仕草を見ていた。

しかし、いつものようにバックル付近を触ることはなかった。

「あれっ…、触らないぞ。電磁石を使わないのか…?」

手袋の中のコンパスを見たが、針はまったく振れてない。

「どうしたんだ?」

児玉選手がちょっとしたパニックになった時、フィッシャーはスタートし、アプローチを開始した。

ジャンプ台を飛び出すと、綺麗な飛行線を描いて彼は着地した。

K点越えの百十五メートル。ここまでの最長不倒距離をマークし、トップに躍り出た。

児玉選手は決めていた。フィッシャーが電磁石を使わないのなら、自分も使わないと。

彼は、スイッチを入れることはなくアプローチを開始した。

「えいっ!」

かけ声とともにジャンプ台から飛び出した。

飛距離は伸びて、フィッシャーと同じ百十五メートルだった。飛形点は飛形の綺麗さを特徴としている児玉選手の方が、やはりフィッシャーをごく僅か上回った。

一回目のジャンプでは、トップが児玉選手、その次がごく僅かの差でフィッシャー、その後は、飛距離にして五メートル以上の大きな差が開いていた。

これは、オリンピック前の大方の予想とまったく一致していた。

もはや金メダルは、児玉選手とフィッシャーの両者のどちらかと考えて間違いないのであろう。

児玉選手は、近づいてきた監督の耳に口を寄せた。

「フィッシャーは、電磁石のスイッチを入れませんでした」

「お前は…?」

「もちろん、入れていません」

「じゃ、次は入れるかもしれないな…。一本目は様子を見たんだ。きっと、一回で勝てると向こうは見ている…」

「次は、使ってくるでしょうか…?」

「ああ、きっと。いや、間違いない!」

「どうしましょう」

「やれ!」

そう言うと、監督は児玉選手の尻を勢い良くたたいて送り出した。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


一人ずつ二回目のジャンプを開始し、自分の順が近づくに従って、児玉選手はこれまでには無いような緊張を感じていた。初めてジャンプを飛んだ時だって、こんなにプレッシャーを感じなかった。

とうとう、自分の前のフィッシャーの番になった。彼はフィッシャーの行動を見逃すことのないようしっかり見ていた。

アプローチの位置に付いた時、フィッシャーはバックルの近くを触った。

彼は、直ぐに手の中のコンパスに目を移した。

コンパスの針がピクンと動いた。

「あっ、スイッチを入れた…。Sの針が引っ張られているからN極だ!」

彼は、しっかり確認した。

その時、フィッシャーは静かに滑り降り始めた。

フィッシャーはジャンプ台から飛び出した。

一回目と同じように飛んでいたが、着地点寸前でもう一伸びしたように思えた。

見事なテレマーク姿勢を決めてフィッシャーは着地した。記録は百二十七メートルだった。

一回目から十二メートルも記録を伸ばしてきた。

これまでの屋外での風の変化する状況では、飛距離で十二メートルくらいの変動は良くある話であるが、風のまったく無い状況では、この差は致命的に思われた。

実際、フィッシャー以外の選手で、これまで二回目に五メートル以上も飛距離が伸びた者はいなかった。

児玉選手は、フィッシャーの記録を目の当たりにして、決断した。

「このままでは、もう負けは決まったようなものだ。よーし、オレもやるぞ、あいつがやったならオレもやって、金メダルを取ってやる!」

バックルの側のボタンを押してスイッチを入れるとともに、磁極がN極になっているかどうか確認してアプローチの位置まで移動した。

スタートが可となる赤信号から青信号に変わるのを待っている時だった、一瞬気が付いた。

「あれっ…? これまでスキー板ばかり気にしていたけど、着地面はどうなっているんだ? 着地面も永久磁石なんか使わないで電磁石だろうから…。待てよ、今回の企みはフィッシャー以外にも関係者がいないと不可能だから、着地面の磁石のスイッチは誰か仲間が操作していることになるよな。そうすると、フィッシャーのジャンプが終わったので、着地面のスイッチを切ってしまっていたら…。ダメじゃないか! ああ、ダメだ意味がない。意味がないどころか、このドームジャンプ場の基礎は鉄骨で出来ているだろうから、きっと、吸い寄せられて早く落ちてしまう…。どうしたら良いんだ…」

児玉選手はパニックになっていた。

信号は青に変わったがスタートできなかった。

「ダメだ、ダメだ。きっとフィッシャーのジャンプが終わったのに、仲間が着地面の電磁石のスイッチを切らずに入れている訳などないじゃないか! このままでは、余計に飛距離が伸びなくなってしまう…」

そう思うと、彼は、バックルの側のボタンを押してスイッチを切るとアプローチに飛び出した。

彼は、その時点で、もう実力で戦おうと思っていた。不正なことは止めて正々堂々…。それで不正なやつに負けても仕方ない。

その時は考えなかったが、場合によっては、後で告発する手もあったのである。

彼には、滑走路での滑りは1本目より速く感じた。ジャンプ台からの飛び出しのタイミングはうまい具合にドンピシャだった。

「よし、このまま行け!」

綺麗なホームで飛行し、着地点にさしかかった時、これまでに経験したことのない、なにか浮力のようなものを彼は感じた。

ふーうっといった具合に、なぜか落ちずに飛行が続いた。テレマークもうまく決まり、着地も見事だった。

誰もが彼の飛距離の発表を固唾をのんで待っていた。

百二十八メートル。

僅か一メートルの差で児玉選手はフィッシャーに勝って、金メダルを手にすることになった。

「やった、やった、良くやった、本当に良くやった…」

駆け寄った監督は、児玉選手の肩を痛いほどたたいた。

「監督、やりました。とうとう…。実力です。アレは使いませんでした。スイッチを切りましたから」

「そうか! 着地寸前でふわーっと浮いたように感じたからやったものだと…。そりゃ良かった、良かった…」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そんなとき、ドームジャンプ場の地下室でモニターテレビを見ていた一人がドイツ語で怒鳴っていた。

「どうなっているんだ、あの日本選手は! バックルの近くに手をやってスイッチを入れたから、こっちは急遽、滑走面と着地面の磁極をN極からS極に変えて引きつけて早く落とすようにしたのに…。日本からは電磁石入りのスキー板が送られたという情報も入手したし、フィッシャーの板の磁極に合わせて、間違いなくあのスキー板はN極になっているはずなのに…。手袋を覗いていたのは、コンパスじゃなかったのか? ちくしょう!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


児玉選手は、フィッシャー選手に近づくと堅い握手を交わした。

何台ものテレビカメラが二人を取り囲んで、取材を始めた。

日本から来ている女性アナウンサーが、金メダルを獲得した児玉選手のコメントを聞こうと、満面の笑みでマイクを差し出した瞬間、彼女が握っていたマイクが飛んだ。

マイクは、児玉選手が右手に持ったスキー板に突き刺さっていた。

「あっ…」

彼が、慌ててバックルのところにあるボタンを見ると。スイッチを切ったと思ったのは思い違いで、実際は、N極とS極の切りかえボタンの方が押され、S極になっていた。

「そうか…、ボタンを間違えたんだ…。磁石は切れていなかたんだ…。」

彼がそう思った瞬間、今度は、フィッシャーが左手に持っていたスキー板が、突然、動きだし、ガチャンという大きな音を立てて児玉選手のスキー板に張り付いた。

これには、児玉選手もフィッシャーも驚いた。

二人は、磁力で強力に張り付いた二枚のスキー板を慌てて引き剥がそうと、両側から必死に引っ張ったが、どうやっても引き離せなかった。

必死の形相の児玉選手にアナウンサーが言った。

「どうされたんですか? 児玉選手…」

もちろん、バックルの側にあるボタンをちょっと押せば、電源が切れて二人のスキー板は、簡単に引き離せるのだが…。

突然のことでパニックになった二人にはそんなことには気付かず、ただ、必死の形相で引っ張り合っていた。

その間抜けな映像は、リアルタイムで全世界中に配信され続けていた。

(おわり)

最初に、スキージャンプ競技における風の影響を防ぐドーム化ジャンプ場の話を書きましたが、結局、作品のオチとは関係がありませんでした。

なぜ、ドーム化にしたかと言えば、最初はドームの天井から何か仕掛けをしようかと考えていたのですが、それも良いアイデアが浮かびませんでした。読みながらオチを考えた方には、無用な混乱を与えたのかもしれません。

最後まで書きませんでしたが、結局二人はどうなったのでしょうね…?

なお、本作品は2005年(平成17年)8月28日に作成したものです。


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