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えっ……俺死んだの?

R15でも普通に書いてみる。

 

 俺は人生に疲れた。


 何をやっても、失敗して怒られ、絶対に失敗してはいけない失敗して、何もかも嫌になり逃げてしまった。


 今は家で引き篭もってしまった。


 家に居る時ネット小説やエロ小説、ネットゲームなどで過ごしていた。


「あぁ。アニメや小説や漫画やゲームみたいに、異世界召喚されて、何かスキルや魔法を得て冒険したいなぁ。あ〜。でも、死にたくないしな〜。」


 俺は妄想、想像、幻想しながら夢の中に眠りについた。


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 ──ふと変な感覚だ。白い世界?


 ──俺は眠ったよなっ。夢の中か?


 ──何だ何だと思い、俺は起き上がろうとするが、身体が動かない。


 ──これ本当に夢か?現実か?


と俺は思っていると。


『松村尚弥まつむらなおやすまぬな。我は神じゃ。お主には幸運値を生まれた時に与え忘れていた』


 いきなり目の前に白髪で白髭の長いお爺さんが、神と言って現れた。


 ──ん?して、今まで俺は最悪の中生きていたのか?これからも生きるのか?


『そうじゃ。本当にすまぬ。そしてお主は今、死ぬ寸前じゃ。本当にすまぬ』


 ──はぁ?ま、マジかよ!とんでもない人生だったな。最悪やん!俺は何の為に生まれて生きてきたんだろ?


『本気と書いて本気マジじゃ!大丈夫じゃ。また儂が生き返らせるのじゃ。それとお主が欲しがっていた。スキルや魔法をやるのじゃ』



 ──本気と書いて本気マジとか古いなぁ。しかしマジ?


『本気マジじゃ!してこのサイコロを降るのじゃ』


 突然尚弥の前に凄い面のあるサイコロが出現した。


 何やら読めない字で何か書いてあった。


 尚弥は身体が動かないことを思い出すが、


 ──振るって身体が、あっ動く、どうか良い目が出ますように!エイッ。


 コロコロコロコロっと回って止まると


『ほぉ。こんなの初めてじゃ。ほれっ、もう三回、いや四回いいのじゃ』


 再び尚弥の前にサイコロが現れる。


 ──ん?何が出たんた?って四回も?多いのか少ないのか知らないが、エイッ。


 コロコロコロコロっと廻って止まると


『ほぉ。これまた。尚弥は異世界に行きたいのか?それとも地球でそのまま過ごしたいのか?どっちじゃ?』



 ──得たスキル教えてくれよ。ん〜。どっちかと言うと異世界に行きたいかな?でもなぁ。地球でも人生変わるなら居たいな。


『そうなのじゃな。あと三回、転がすが良いのじゃ』


 ──考えるとなると迷うものだな。エイッ。


 再びサイコロを振るった。



 そして五回サイコロを振るうと、神様がふむふむと言いながら何か考えていた。


『今回はお詫びとオマケで五回なのじゃ。有り難く思うのじゃ。尚弥のスキルは、異世界でも、地球でもいいスキルなのじゃ。しかしまぁ特殊なスキルを得たもんじゃな』


 ──お詫びとオマケって、神様が幸運値上げ忘れたんだよね?で?何を得たんだよ。教えてくれよ。


『ん〜。魔法創造スキル、異世界転移、スキル取得成長大、魔力無限、不老不死じゃ』


 ──えっ?魔法創造スキル?異世界転移?スキル取得成長大?魔力無限?この顔で不老不死?


『まぁ。尚弥が得たスキルは、特殊過ぎるから儂が隠蔽しとくのじゃ。取り敢えずじゃ。異世界行くのじゃな。地球帰りなくなったり、嫌になったら地球に戻ってこれば良いのじゃ。餞別にこの鞄をあげるのじゃ。さらばじゃ。良い人生を歩むのじゃ。」


 ──お、おい!おーい!神さぁん!俺の話を最後まで聞いてくれぇぇ!



  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 そして起きた。


 そこは古い教会の長椅子で俺は寝ていた。



「ふぅ。何なんだよ。ここは異世界なのか?あの神さん、反省しても無く、最後まで何か適当だったな。ステータスとか無いのか?うぉっ!」


 名前 松村尚弥


 スキル エクストラスキル【魔法創造スキル 異世界転移、スキル取得成長大、魔力無限、不老不死】隠蔽中

 スキル 隠蔽  隠蔽中



「吃驚したなぁ。ステータス見れるんじゃん!魔法創造スキルとかヤバくね?んと?隠蔽は取得したのか?それも隠蔽してくれたのか。結構良い神さんだな。多分、隠蔽とかあったらややこしくなるだろうしな」


 そして一緒に貰った鞄を見ると斜め掛けのボディバッグだった。


「ふーん。お洒落やん。何か入って無いかな」


 尚弥はバッグのチャックを開け、中を手探りで探って見ると、いきなり何かを吸われた。


 その後何やら服やらが頭の中に浮かんで来た。


「ん〜?魔力が吸われたのか?小説や何かで言う俺以外は、このバッグ使えなくなったって訳か?何が入ってんだ?服か?確かに異世界でジャージじゃ目立つな」


 そして尚弥は、バッグから全ての服や着るもの、そして刀が出て来た。


「刀か?やはり日本人なら刀だよな!ん?何だ?分かるぞ!本庄正宗だと!終戦後、進駐軍に押収され以後行方不明だったとか………。神様が持っていたのか?しかも絶対破壊不可だと?ん?お前話せるのか?話せないか。意識を語れると、ん?女なのか?そ、そうか!」


 尚弥は、いきなり刀に語られたのを、吃驚しながらも、刀が女だとの事の方が吃驚した。



「ふ、ふーん。そうなのか。久しぶりに女と話したよ。ん?ごめんね。俺、女にモテなかったからな」



 尚弥は独り言の様に刀と話しをしていた。


「ん〜。女の子に本庄正宗とかなぁ。葵とか真似っ子かなぁ?ん〜。俺の名字の松を取って、諸説ある松姫だ」


 尚弥は本庄正宗改め松姫の名にすると、尚弥は異世界の服に着替えた。


 そして刀帯をすると松姫を腰に差した。


 そしてボディバッグを斜め掛けに背負い、綺麗なローブを纏った。


「マントみたいで、漫画とかに出てくる憲兵みたいだな。さてお金もあるみたいだし、街にでも行ってみるか」


 バッグの中には金貨、銀貨、銅貨が入っていた。


 そして尚弥は異世界の世界を歩き出した。


お読み頂き有り難う御座います。


誤字脱字多かったらすいませんm(_ _)m

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