表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最良の結末  作者: 上方葵
5/7

第5話

1週間が経った。

寝る前、テレビを見ていると電話がなった。彼からの電話だった。

電話に出るなり、彼は別れようと切り出した。私は訳が分からず、どうしてと尋ねると、やり直す前と同じように、私の気に入らない点を挙げ始めた。でも、その内容は前回とは違った。

「人前でキスを要求するな。愛してるとか言われても、重い。」とか、他にもたくさん言われた。

自分の心が傷ついているのが、手に取るようにわかった。


また、ダメだったんだ。これも「最良の結末」なんかじゃない。私が知りたかったのは、こんなんじゃない。


そこで私は考える。もし、もう一度やり直せるなら、彼から言われた事を直そう。必ず幸せになってやる。

「神様、もう一度やり直させて!」

朝起きたら、あの日に戻れますようにと、祈り、眠りについた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ