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第24話:孤児院のパーティーと弟の嫉妬

<アルフォンス視点>


木製の大きな箱型のブランコに乗ったけどすごい。

なんかふつうのブランコより楽しいし迫力があった。

たまに、他に遊んでる子たちのためにブランコを押してあげたりして楽しんだ。

すると、広場でガキ大将みたいな男の子がなにやら呼んでる。


「『ブレザームフーン』ごっこしようぜ!!

 オレ、タキシードプリンスな!!」


「私は主役のムフーンやるわw」


「わたしはリーダーのミーナスねw」


「あたしはマーキュラーw」


「ぼくはマーザw」


「わたしはジュパターw」


『ブレザームフーン』ごっこって何なんだろ?

たぶん、どっかの絵本の話しだろうけど?


「じゃあ、お前、敵の黒騎士クーツアイトな!」


「くーつあいと???ブレザームフーンって何??」


僕はタキシードプリンス役の男の子から敵役の黒騎士になるよう言われた。

話が良く分からないので男の子にブレザームフーンについて聞いたみた。


「知らないのかよ!!おくれてるな~;;;;

 5人の神様に選ばれたムフーンたち美少女魔法戦士の話で

 ムフーンと恋人のタキシードプリンスがかっこいい話しなんだぞ~」


男の子が胸を張りながらそう説明した。そんな話があるんだね。


「わたしの絵本をかしてあげるわ;;;今どき知らないなんてダサイわね;」


う・・・ダサイって言われた;

へこみながら女の子から絵本を貸してもらい読んで見る。

なんか、ブレザーって服装に変身する魔法使いの女の子たちや

マスク姿の紳士服の男の人が出てきた。

鎧を着た黒い騎士が街の人たちを魔法で操ったところを

ムフーンたちが駆けつけて倒すらしい。


「この話はユーエ様が描いたのよw」


「え?でも、本には作者の名前がコーノミヤ・ジンジャーって

別の人の名前になってるよ?」


「ペンネームで名前は変えてあるんだって」


うれしそうに女の子がそう言った。

お姉様はこんな絵本も描いてるんだ・・・。知らなかった。

僕のお屋敷にも絵本ほしいな;

でも、母上が勉強、勉強って文字ばかりの本しか読ませてくれないし;


「絵本読み終わったか~?

 じゃあ、ブレザームフーンごっこしようぜ!!」


男の子につれられてブレザームフーンごっこする事になった。

僕は絵本で覚えたセリフを言ってみる


「『はーはっはっはっ!!

  この街はオレ様、黒騎士クーツアイトが占領した!!

  今日からはマンダラキングダムの女王

  クイーンマンダラ様が街の支配者となるのだ!!』」


「『待ちなさい!!』」


「『誰だ!!』」


見るとネクタイとスカート姿の女の子たちが演じてる

美少女魔法戦士たちがポーズとってた。


「『このような外道!美少女魔法戦士である私たちが許さないわ!!

  神に代わってお仕置きよw』」


「『・・・くっ、何者だ』」


僕がノリノリで美少女戦士役の女の子たちを睨んだ。


「『極光なる光の神を守護に持つ魔法戦士ブレザームフーン!!』」


「『静寂なる水の神を守護に持つブレザーマーキュラー!!』」


「『苛烈な火の女神の守護を持つブレザーマーザ!!』」


「『嵐を呼ぶ雷撃の神の守護を持つブレザージュパター!!』」


「『美しき美の女神の守護を持つブレザーミーナス!!』」


「『私たち美少女魔法戦士がやっつけてあげるから覚悟なさい!!』」


かなり女の子たちもなりきってるなあ・・・。

それで、必殺技のマネしたりパンチやキックしたりして僕と戦う振りした。

振りっていってもたまに当たったりして痛い;;;;


「『はーはっはっはっ!!この程度では効かんぞ!!』」


「『くっ・・・』」


で、僕が威張りながらそう言って女の子たちがピンチになると・・・。


ひゅるるるる・・・・ストン。


地面に仮面のマークのカードが突き刺さった。


「『悪しき黒騎士よ!美少女魔法戦士たちを傷つけるとは言語道断!!

  このタキシードプリンスが相手しよう!』」


マントと仮面を付けて棒を持った男の子が殴りかかって来た。

本気で殴りかかってくるのでそばで見ていたドーソンが・・・


「危ないです!!アル様!!」


「ごっこ遊び、邪魔しちゃダメ!!」


「いいところ」


「もうすぐクライマックス!!」


「アル様~~~~~~~~~!!!!!」


他の子たちに羽交い締めにされてた;;

その様子を呆れつつ、少し戦って僕がへたり込むと、


「『今だ!!ブレザームフーン!!』」


男の子がそういうとムフーン役の女の子が棒を持って振り回した。


「『ゴッドレイズマジカルアタック!!』」


「『おのれ・・・美少女魔法戦士どもめ・・・がくっ・・;』」


棒を僕に向かって女の子が差しだすとやられた振りをした。


「「「「「「「『やった!!倒したわ(ぞ)!!』」」」」」


どうやらブレザームフーンごっこは終わったようだ。


「それにしても、キミ、やるわね~」


「そうそう、黒騎士にしてはカッコ良かったし」


「こういうのはイケメンってユーエ様が言ってた」


「イケメンwイケメンw」


「次はキミがタキシードプリンスやるのもいいかもw」


美少女魔法戦士をやった女の子たちに囲まれて照れる僕;


「えええええ!!!オレのほうがイケメンじゃん!!」


「あんたはイモっぽいからムリ」


「「「「「「ムリ!!」」」」」


男の子は女の子たちにそう言われて凹んだ。


「ちくしょう!!次のタキシードプリンス役を掛けて勝負だ!!」


「え;;;;」


そう言って男の子は殴りかかって来た。

ちょっ!!待ってよ!!


「待った―――――――――――!!!」


いきなり眼帯をしたおさげのお姉さんが

男の子のところにやってきて首根っこを掴んで持ち上げた。

男の子はじたばたしてる。


「はなせ!!ミーロねぇちゃん!!」


「暴力反対よ!!

 それに正義のタキシードプリンスはいきなり人を殴らないものよ!!

 違う?」


「うっ・・・」


ミーロお姉さんがそう言うと男の子は黙った。


「ごめんなさい」


「よろしい」


男の子がそう言うとミーロお姉さんは男の子を下ろした。


「はいはい!!みんなパーティーの準備が出来たから行くわよ!!

 今日はケーキもたくさん作ったからたくさん食べていいわよ!!」


「やった~w」


「けーきwけーきw」


「ごちそうwごちそうw」


「いっぱい食べるぞ~w」


ミーロお姉さんの言葉にみんな急いで白い建物のほうへ走っていった。


「待ちなさい!!まったくもう・・・;

 あれ?君たちも急いで行かないとごちそう食べ損ねるわよ?」


「は、はい;」


僕はミーロお姉さんから手を差し出されると

手をつないで白い建物へ一緒に行った。

白い建物は今まで見た建物と違って、一面真っ白で中心に何本も柱が建ってた。

柱がある中央の玄関を通ると内装は僕の屋敷に似ていた。

でも、僕の屋敷に比べてかなり広い。

この建物にはどうなってるかミーロお姉さんに聞いてみた。

けん玉やメンコやベーゴマやチェスやショウギやリバーシなどの

聞いたことない遊び道具が置いてある遊戯室や

お姉様の描いた絵本や小説などが置いてある図書室や

冬でも泳げる室内プールや100人は入れる巨大お風呂などが

あるって説明してくれた。

それらは全部ユーエリアお姉様が魔法で作ったって聞いてすごくおどろいた。

やっぱり、お姉様はすごい人なんだ!!僕は感動した。

真ん中の扉を開けて廊下を抜けて食堂へ案内されると、

そこは数百人が入れるような部屋でそれぐらい子供たちもいた、

それでイスとテーブルが規則正しく並んでいた。

奥の方にはキッチンが見えて、そこから料理を運んでいるみたいだ。


すると、ユーエリアお姉様がグラスを片手に台の上に登った。

ドレス姿じゃなくてシンプルな白いワンピース姿で綺麗だった。

見とれてる男の子たちもちらほらいる。

あ、大人の人も見とれてる。・・・・僕のお姉様なのに(怒)。


「今日はブルームテンペストサーカス団が王都から去るので

 お別れパーティーということでこのパーティーは開催されました。

 固い話は抜きにして今日は無礼講よ!!騒いで飲みましょう!!

 では、乾杯!!」


「「「「「「「「「「「「「「乾杯!!!」」」」」」」」」」」」


みんながお姉様と一緒にグラスを上げて乾杯すると一斉に食べ始めた。


「あの?この料理とはなんですか?」


ミーロお姉さんに料理について聞いてみた。

見た事もない料理がテーブルに並んでいる。

変なきつね色のサクサクしたものに覆われている物や

茶色のごつごつした丸い塊や

白いポテトをつぶしたものやポテトをきつね色にしたもの、

お肉で焼いたものであろう平べったい塊、

灰色の紐みたいなものがスープの中に入ってるものや

野菜に黄色い物が覆われてるものなどいろいろある。


「このきつね色のサクサクしたのはトンカツで

 豚肉をパン粉にまぶして油で揚げたものよ。

味噌のソースと普通のソースと2種類のソースどちらかかけるか選んでね。

 同じようにポテトを揚げたものが入っているものはコロッケで、

 茶色いのは唐揚げでお肉を片栗粉で揚げたものですって。

 白いのがポテトサラダできつね色にポテトを揚げてあるのがフライドポテト。

 平べったいのはハンバーグね。特別なソースを掛かってておいしいわ。

 灰色の麺が入ってるのはおそばね。

 落ち付いたほっとするスープがおいしいわ。

 黄色い衣の奴はテンプラね。

 あっさりとしたダシっていうスープに付けて食べるといいわ」


僕はその中でテンプラっていうのを食べた。

ミーロお姉さんに言われた通りに

テンプラにダシを付けて食べるとあっさりとした味でおいしかった。


「おいしい」


「そうよかったw」


おいしそうに食べる僕を見てミーロお姉さんは笑った。


「ミーロお姉さんは何食べてるんですか?」


ミーロお姉さんは粟と大麦の麦飯の上に

茶色っぽいソースで漬けてある魚が上に乗った物を食べてた。

別のテーブルから取ってきたみたい。


「私はひつまぶし食べてるわ。これは3通りの食べたかができて、

 普通ににそのまま食べるのと、薬味のネギの切ったのを混ぜて食べるのと、

 ダシっていうスープを入れて食べるのといろいろな楽しみ方ができるわ」


「へ~」


そんな食べ物があるんだ~。知らなかった。

食べ方を変えられる料理って新しいよね。


「ユーエリア様はこんな料理を考えたなんてすごいわ。

 孤児院の子にも教えてるみたいだし」


「そうなんだ・・・」


お姉様がこれらを考えたみたいだ。

新しい料理も考えられるなんてお姉様はすごい。

教えられる子がうらやましい・・・。

その他にもお菓子のショートケーキやレアチーズケーキ、

モンブラン、クロカンブッシュ、ザッハトルテ、

いちごのタルト、プリン、ムース、

チョコレートの噴水に果物を付けるチョコフォンデュなど

聞いたことないお菓子がいっぱいあった。

これもお姉様が考えた料理だってミーロお姉さんから聞いた。

どれも、すごくおいしくてお姉様の味がする気がした。


はっ・・・こんな事してる場合じゃない。お姉様に会わなければ;


大きな食堂内を僕はお姉様を探しに歩き回った。


「それにしても、こんなに珍しい料理が食べられるなんてね」


「ルルシアちゃん、これめっちゃうまいよw」


「ニホンショクって奴らしい。

 ユーエリア商会のレストランで食べられるそうだ」


「あ、後でユーエ先生からレストランの

 フリーパス券をみなさんにくださるそうです」


「これ、うまいな~。肉汁がええわwカリコリしててうまっw」


「あ、お兄ちゃんこんなとこにいたのね。

 カラアゲ食べ過ぎ;肉汁が口に付いてる;ほら;」


「すまへんな~」


巻き毛のお姉さんや灰色の長髪のお兄さんや筋肉のお兄さんや

茶髪のメガネのお兄さんや

茶色のカリコリしたカラアゲていうのを食べてる

紫の髪の変な口調のお兄さんが口ぐちに料理を褒めてる。

そうだよねwお姉様が考えた料理だもんw

ん?あの変な口調のお兄さんはミーロお姉さんのお兄さんみたいだ。

紫の髪のお兄さんの口をハンカチで拭いてる。


「美味いよな~さすが、ユーエリア様だな」


「ほんと、多才だわねw」


土色の髪の双子の兄妹らしき子たちも感心してた。


「あ、そのチーズケーキ俺が作ったから」


「げっ、カッコつけ野郎が作ったのかよ;」


あ、ヤギの牧場にいたニッキーお兄さんだ。

これを作ったのニッキーおにいさんだったんだ。

ニッキーお兄さんがそういうと土色の髪の男の子が嫌な顔した。


「カッコつけ野郎って何だよ?」


「変な材料で作ったんじゃないよな?

 変なカッコつけな性格がうつるぜ」


「なんだと!!!」


土色の髪の男の子がそばかすのお兄さんに嫌味を言った。

そばかすのお兄さんは怒ってる。


「やめなさいよ、ニッキー;」


ニッキーお兄さんは慌てて赤髪のお姉さんに止められてる。


「おや?君たち付き合ってるのか~?」


「あたしも怪しいと思ってたのよね~」


ニッキーお兄さんたちにニヤニヤする双子の子たち。


「そそそそそ、そんなんじゃねえぞ!!」


「な、何言うのよ!!!ロビンとデイジー!!」


慌てるニッキーお兄さんと赤髪のお姉さん。


「ニッキー、ロザンナ、デートしてるの僕見た」


「「マークス!!///////」」


紺色の髪のお兄ちゃんの言葉に2人は顔を真っ赤にしてた。

バレバレだよね;;;


「アベックだ~!」


「恋人ね~w」


「ラブラブ」


口ぐちに双子の子とマークスお兄さんははやしたてた。


「てめーらあああああ!!!!」


「待ちなさい!!!」


「「「逃げろーーーーーーー!!!!」」」


ニッキーお兄さんとロザンナお姉さんははやしたてた

逃げるみんなを追っかけて行った。

お兄さんたちはほっとこう・・・。

さて、お姉様はどこだろう?


「あ、いた・・・!!」


お姉様は銀髪のお兄さんと一緒に食事を食べてる。


「お嬢様、口を開けろ」


「あら?どういう風の吹きまわしかしら?

 食べさせてくれるなんて」


「たまにはな・・・。恥ずかしくさせてやろうかと」


「これぐらいで恥ずかしくなる私じゃないわよ?」


お姉様は銀髪の男の人にくすくすと笑いかけてる。

銀髪の男も笑いながらお姉様のほっぺたに触れてる。

僕のお姉様になにするんだよ!!

も、もしかしてあの男はお姉様の恋人なのか?!


「じゃ、あ~ん」


「タルトのケーキでいいか?ほれ」


「おいしいわ」


銀髪の男にお口にあ~んしてケーキを食べさせた。

お姉様はうれしそうだ。

僕もお姉様にあ~んしたい。

じゃなくて;く、なんてことするんだよ!!


「あ、お嬢様。口にいちごのシロップついてるぞ」


あ、銀髪の男がお姉様の口を手で拭った。

そして、それを・・・舐めたああああ!!!!!

ゆ、許せない・・・・!!僕のお姉様に・・・!!!

僕は思わず駆け出した。


「お姉様!!!!!」


「え?なんで、弟のアルフォンスがここにいるの?」


お姉様は僕を見て驚いているようだった。

僕の名前を覚えてくださったんですね。お姉様。

って感激している場合じゃない。問題は横の男!!!


「お姉様!!そこの銀髪の男はなんなんですか!!

 お姉様をあ~んしたり、

 あまつさえお姉様のお口のシロップをめたり・・・!!」


なんて、破廉恥な男なんだ!!!

きっと遊び人に決まってる!!きっとそうだ!!

お姉様を守らなければ!!


「なんか、混乱してるみたいだけど彼は私の従者よ;」


「そうだぜ・・・;まぁ、特殊な関係な従者だけど・・・;」


「と、特殊な関係?;;;」


特殊な関係って、まさかイヤ~ンな関係じゃ;


「・・・ときどきお嬢様から愛のこもったムチ(小声)をもらってるけどな;」


愛のこもった何を貰ってるというのですか?;;;

小声で聞きとり辛かったけど奴は愛されてるというのですね!!

この男、僕の敵だ!!!


「許せない!!!お姉様を僕から取る気なのですね!!

 勝負だ!!決闘です!!お前を討ってお姉様を取り戻します!!

 負けたらここをやめてもらう!!」


僕は銀髪の男に指差してそう宣言した。


「あ、アル様!!そんな勝手に本邸の旦那様に叱られますよ!!

 たぶん、別邸の使用人も旦那様が雇用してるんですから解雇は無理です!!」


「離せドーソン!!」


真っ青な顔をして僕を羽交い締めにするドーソン。


「なんだ、なんだ?」


「なんか騒がしい」


「・・・修羅場っぽい?」


青灰色の髪のお兄さんとさっきの双子とは違う小さい土色髪の女の子と

白髪の小さい女の子がやじ馬にやって来た。


「・・・なんだか俺と決闘したいらしい」


「私は誰の物でもないんだけど;まあ、いいか。どうでもいいし」


やじ馬に来た人達に愚痴る銀髪。

ってお姉様!!僕の事はどうでもいいんですか?!


「面白そうだなwよしっ!!俺が決闘の審判してやるよw

 パーティーの余興に良さそうだし」


青灰色のお兄さんが面白そうにそう言ってきた。


「でも、ウィキおにいちゃんは強いよ」


「すぐ終わりそうよね~」


土色髪の女の子と白髪の女の子が口ぐちにそう言う。

そんなに銀髪は強いのか?!


「・・・余興ね。いいわ。

 命令よアルフォンスと決闘なさい」


「はいはい。でも、子供を痛めつける趣味はないんだけどなあ~」


お姉様から決闘の許可をもらえた。

・・・子供?

銀髪!!僕が子供だと思ってなめてるな?!


「なめないでください!!!!」


僕は侮られて怒りで叫んだ!!


「・・・若さゆえの暴走か?

 なめられたくないなら、実力で物を言えよ」


「ぶち倒します!!」


銀髪の舐めたような口の言葉に僕は殺気を込めて睨んだ。

僕はドーソンから剣を受け取ると構えた。

失礼なあの男にひと泡吹かせてやる!!

僕はそう決意した。


つづく


アルフォンス、シスコン爆発してますね;

ウィキに嫉妬するとは心が狭い;

決闘、どうなるのでしょうか?

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