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ドS伯爵令嬢の異世界転生漫遊記(またの名を悪魔のドM下僕受難記)  作者: ねこもどき(ラルク)
ユーエリア商会開業編
15/126

第11話:ユーエリア雑貨店開店!!

こうして従業員の研修期間は終わりました。

そして私と愉快な下僕たち(従業員)は

いざ、ユーエリア雑貨店を開店しました。

前日に風魔法で空を飛んでウィキと手分けしてお店のチラシをばらまいたわ。

チラシにはお店の地図と主力商品のイラストを描いておいた。

それを無属性魔法の『ドローイング』で描いたチラシを

コピー機みたいに紙にそれらを転写して1万枚チラシを作った。

これらは少ない魔力で誰でも使えるので従業員総出でチラシを複製したわ。

みんなひいひい言いながらよくがんばったわ。


商品を陳列棚に入れていざ開店である。

初日はサムとノッレがレジでイノーゼとフリッツとキラが

バックヤードでお弁当作りである。

私とウィキとリックは待機部屋の監視水晶

(遠くの物を観察できる無属性魔法『ライヴサーチ』の魔法陣が

水晶に印刻されていてお店の様子を生中継できる)で

お店をこっそり観察している。

(監視カメラのように店の隅に設置された水晶と

従業員室の水晶同士が魔力で繋がっているので店内が見れて監視できている)

チラシに惹かれたのかそこそこの客足だった。

さっそく入り口レジ近くの棚に設置されている

主力商品の棚にお客さんが行った。


「これがこの店のポーション?

チラシに市場の半額の5000イエンってあるけどホントみたいだな」


「高品質のもので1万イエン。普通ので5000イエン。

低品質で2000イエンと品質ごとに値段が違うみたいだな」


「低品質のなら金欠に悩む冒険者の俺たちでも買えるよな。

でも本当に効くのか?」


冒険者の武骨な戦士2人組が棚のポーションを見ながら

いろいろ話している。

効果があるか疑っているみたいだ。


「効果をお知りになりたいのなら試してみますか?

 私で試してみましょうか?」


ノッレが自分の腕にナイフで傷を付けた。

その様子に冒険者のお客さんがぎょっした。


「ちょ;;なにやって・・・;」


「血が血が;;;;」


幼子の店員(ノッレ)から勢いよく腕から流れる血にびびる冒険者たち。

ノッレは気にせずポーション(低品質)を飲んだ。

あっという間に傷がふさがりすべすべの肌になった。

冒険者たちは目を丸くした。


「これが低品質のポーションの効果です。

 2000イエンと安く回復効果もいいのでぜひお求めください」


ノッレはそう言うと床に流れた血を

私直伝『ピュリフィ』(無属性の浄化の魔法)

で掃除して消すとレジに戻って行った。


「・・・これは買いだ!!!!」


「普通の店の5分の1の値段であの効果すげえ!!買うぞ!!!」


冒険者2人組はポーションが置いてある棚に突撃していった。


「俺も買うぞ!」


「私も」


「僕も」


「これはご主人様にご報告せねば」


他のお客さんもポーションの棚に群がった。

中には燕尾服の貴族の使用人もいたみたいだ。

入り口近くの棚にはポーション(怪我の治癒と体力回復ができる薬)の他に、

マジックポーション(魔力回復薬)、毒消しポーション、

麻痺治しポーション、強力な呪いが解呪できるアンチカースポーション、

目薬(失明治せる)、

ボディーソープ(竹、薔薇、百合、ミルクで香りが4種類ある。

これらにはメイク落としできるものもある)。

入浴剤と衣服用と食器用洗剤(これもボディーソープと同じ香りが4種類)。

スポンジとタオルも同じ棚に置いてある。


「あらこれは良い匂いね。薔薇の香りかしら」


「ぼでぃーそーぷですって。

 身体を洗う石鹸に代わるものだそうです。

 臭いを消す男性用の竹の香り。

 気品ある薔薇の香り。淑女の薔薇の香り。

 優しいミルクの香りと4つあるみたいよ。

 あら?入浴剤って言うお風呂に入れる香料も同じ匂いがするんですって」


ボディーソープの瓶から漂ってくる薔薇の香りに

うっとりする若いどっかのお屋敷のメイド。

連れのもう一人のメイドは近くにある商品の説明が書いてある

POPを読んで感心している。


「うちの奥様に良さそうね。薔薇の香りを買ってみるわ」


「ぼでぃーそーぷと入浴剤両方買いましょう」


「同じ匂いの服を洗う洗剤と食器の洗剤もあるわよ。

これも買いね。石鹸だと汚れが落ちにくくて困ってたのよね」


メイドたちはそれらを試しに買ってみる事にしたようだ。

これらは女性受け良さそうね。

後、殺虫剤や防虫剤や消臭剤や育毛剤や

脱毛クリームなどの薬もあるのだがそこは行き来が少なかった。

ん?育毛剤を見て悩む商業ギルド長がぽつんと立っていた。

育毛剤を手に取って悩んでるようだ。


「・・・買うべきか買わざるべきか悩みますな。

 他の店の育毛剤は試しましたけど効果はいまひとつでしたし;

 最後の賭けに出ますか;」


哀愁漂いながら育毛剤をレジに持ってくギルド長が哀れだった。

その頃、真ん中の棚では医療品に手を取ってみる老人と子供がいた。

絆創膏に興味があるみたいだ。


「おじいちゃん!この絆創膏1枚10イエンと安いよ。

 擦り傷がすぐ直りますだって。

 試供品の絆創膏を張ったら擦り傷がすぐ直ったよ」


本商品の他にそばに飾られてる試供品の絆創膏を男の子が試したようだ。

貼ってはがすと傷がふさがっていた。

絆創膏にはエンチェントスタンプで

軽い治癒の魔法陣が印刻されているのですぐ治るのだ。


「よかったのう~。

 ワシはこの湿布を買おうかの?最近腰痛がひどくての。」


「貼るとその湿布も効き目ありそうだよね」


おじいさんは湿布を買うみたいだ。多分孫である男の子もうれしそうだ。

医療品全部にエンチェントスタンプで

治癒魔法効果を加えているので効果は保証します。

その隣りでは女性用下着を興味深そうに見ている

年頃の浅黄色のジャンパースカートを着た女の子がいた。


「この胸当て珍しいわね?ぶらじゃー???

 胸の形を良くするものですって。フリルが可愛いわ。

いろいろな色があるのね」


ブラジャーは服飾魔法で作ったものでフリル付きの白からピンク、

水色、薄黄色、薄紫など果ては赤のチェックまで種類がたくさんある。

ちゃんとワイヤー入りですよ。刻まれた魔法陣の効果で

フリーサイズなので自動的にサイズがピッタリになります。

パンツも一緒。


「パンツもかわいいわ。ぶらじゃーとセットなのね。

 あれ?『女性のアレの日も安心で吸収率高いものになってます』って//////

 タンポンでアレの日を過ごすのつらかったのよ。

 これさえ履けばアレの日に綿を詰めなくて済むわ。買っちゃお」


この世界の女性はアレの日にタンポンで急場をしのぐのが普通です。

しかし、この吸収の魔法陣の印刻されたパンツだとその必要がなくなるのです。

私はナプキン派なので来るべき時のために開発したので

それも店に置く事にしました。

女の子は恥ずかしがりながらブラとパンツのセットを

レジに持って行きました。白ね。


「歯ブラシに歯磨き。これで掃除すると歯が病気になりにくいのですか~。

 あと、化粧品も試聴品で使って見ましたけど

 化粧乗りが普通のよりいいですし。

 買っておきましょう~。あの人にお化粧した姿を見てもらいたいです。

 ふふふ」


お忍びで来た豪商のお嬢様らしき女性が化粧品や歯ブラシを籠に入れています。

これらは錬金術で作った特注品なので現代の物と近くなってます。

恋人に美人になったところを見せたいのでしょう。

同じお嬢様として化粧で美しくなるのを心でこっそり応援しときました。


「ホウキ、チリトリ。ぞうきん。ふきん。

 全部魔法で自動的に掃除してくれるって便利ねぇ。

 これで宿の部屋の掃除の手間が省けるわ。

 暇になった時間で『魔法少女サリリ』の小説を読みましょ」


魔法の効果のある掃除道具をいっぱい抱えながら

窓側の本棚コーナーに向かう近所の宿屋のおばさんがいました。

魔法効果のある掃除道具は『クリーン』(掃除魔法)の

魔法刻印の合わせ技で作られています。

本のコーナーで意気揚々と立ち読みして物色するおばさんがいました。


「新作の『魔法少女サリリ』の白馬の王子様編が出てるわ。

 あと、『神魔怪盗ジュンヌ』のカルオシトロの城編。

 『美少女魔法戦士ブレザームフーン』の未来への飛翔編も買いだわ。

 小説だけじゃなくて子供に絵本も買ってやらないと」


「おばさんもサリリちゃん好きなの?」


「健気でかわいいところが大好きよ!少し天然なところも」


「わかるわかるw恋愛に疎い所とドジっ子な所もいいですよね」


「あたしもサリリちゃんみたいなかわいい娘ほしかったわ~

 うちは生意気な男の子だけだし」


「私も妹にほしいです~」


「「きゃ~~~wwww」」


本棚のコーナーで見知らぬ女の子とおばさんが意気投合して

次々とサリリの良い所を言い合って盛り上がっていた。

名場面を思い出しつつ一緒に立ち読みしてるようだ。

これらの本は私が3歳の時から悪ふざけで書いた

小説を出版社に売ったものである。

『魔法少女サリリ』の白馬の王子様編は悪い魔物によって

ペガサスに変えられた王子さまを元に戻すため魔物と戦う話。

もちろん王子様とのラブストーリーも必見だ。

『神魔怪盗ジュンヌ』のカルオシトロの城編は

地球の有名な泥棒の3代目のあの話を

パクって書いたもので姫を王子さまに配役を変えている。

『美少女魔法戦士ブレザームフーン』の

未来への飛翔編は未来から来た美少女魔法戦士ムフーンの子供が助けを求め

現代にやってきて四苦八苦しながら悪の魔道師デドを倒すため未来に行く話だ。

おもいっきり中二病な感じで痛い話ばかりなので

実際に他の人に読まれてみると恥ずかしい。

出版社によると子供からお年寄りまでこぞって読む

大人気作品なんだそうだ;恥ずかしい/////

やめて!!私のライフはゼロよ!!!


「どうしたんだ?お嬢様?」


「なんかユーエ顔が赤いぞ?」


「な、なに見てんのよ、ムチでしばくわよ!!次、次様子見るわよ」


「「は、はい;;;;」」


赤い顔をして恥ずかしさに悶絶する私にウィキとリックは

珍しいのかニヤニヤ笑いでこっちを見ていた。。

一喝してびびらせるとコンビニの様子を見直す。


「おいしそうなお弁当だな。手作りらしい。

 カラアゲ弁当にそぼろ弁当にサバ弁当に焼き肉弁当に焼き鳥弁当か~

 めずらしいのがいっぱいだ」


さっきのポーション棚にいた武骨な冒険者2人組は

今度は奥の弁当コーナーに行ったみたいだ。

ちなみにお弁当は裏のバックヤードのキッチンで作っている

(お弁当はおかずのみでパンは別売り)。

パンも自家製だ。

お弁当箱は回収制になっていて食べ終わった後、

店に返すと弁当が半額になる。


「こっちにはパンがあるぜ。ジャムパンやクリームパンや

クロワッサンは分かるが、あんぱんってなんだ?」


「なになに、貼ってある紙の説明によると

小豆を砂糖で煮込んだのが入ってるんだってさ」


この世界にはあんぱんはないらしい。まあ日本で発明されたパンだし。


「甘いらしいぜ、買ってみるか。ん?ジュースも売ってるぞ。

 リンゴにみかんにぶどうか・・・。

 なんだ?サイダーにコーラって何だ?」


「瓶の中に細かい空気の粒が入ってるぜ。珍しいからこれも買おうぜ」


冒険者たちはサイダーとコーラの瓶と焼き肉弁当2つと

あんぱん3つをレジに持っていった。

なぜサイダーやコーラを作れたのかというと

砂糖が入った水に風魔法で二酸化炭素を入れてサイダーを作れた。

次にコーラだがコーラ味のコカコカの実という

植物があったのですり潰してサイダーと混ぜるとコーラができた。

コカコカの実は王国中に自生しているが

味がマイナーであまり知られてなかったらしい。

コーラに大層喜んだウィキが瓶10本も飲みまくって

ゲップしまくってみんなに苦い顔されたのはいい思い出です。

スーパーイリュージョンするどっかの芸人を思い出した。

その頃、レジでは大混雑が発生していた。


「焼き肉弁当2つとポーション(低品質)が10本、

エーテル(低品質)が5本で合計3万6千イエンになります」


「次は俺だな」


「なんだと横入りするな!!」


「先に俺が並んでたんだ!!」


「押さないで!!順番に順番にならんでください!!」


「「ガキは引っ込んでろ!!」」


横入りする貴族のおきゃくさまに突っかかる冒険者のお客様を

ノッレはなだめていた。

しかし、聞いてないようだ。言い返された。

サムは横のもうひとつのレジで会計中なのでなだめられないし。

レジは大勢のお客さんが並んでいた2人だけじゃてんてこ舞いだな。

助けに行こうにもレジの場所は狭いし。

ノッレは空気を吸い込みガンッ!!!ってレジの机を殴って睨んだ。

もの凄い音がコンビニ中に響いた。

全員のお客さんの動きが止まった。

見た目幼女なのにノッレのバックにドラゴンが見えた気がした。


「・・・並べ」


「「は、はいっ!!」」


貴族の男と冒険者はノッレの睨みに慌てて並んだ。

結局、貴族の男は冒険者に先を譲ったようだ。


「私直伝『ドSの睨み』をノッレは無事に習得したようね」


あら?ノーレ、研修期間にもし何かが起こった時の

騒動を静める方法で教えた極意を使ってくれてうれしいわ。


「『ドSの睨み』・・・って;」


「お嬢様の他にドSが増えるのか;;;やめてくれえええ!!!!」


監視水晶の様子を見て下僕2人は頭を抱えていた。


「ドSこそ聞きわけの無いバカに対する愛なのになぜ理解できないのかしら?」


「「お嬢様(ユーエ)の愛の基準がわかりません!!(涙)」」


ウィキとリックは声をそろえてそう言った。

あんたたちは恋愛観が未熟だからわからないのかしら?


「まあ、ドM度が上がれば分かるだろうけど」


「「Mになりたくありません!!(涙)」」


まだ抵抗するというのね2人とも・・・。


「ほほう?どの口がそんな事言うの?愛のムチが必要のようね?え?」


バチン!!!


「「・・・・!!!!」」


下僕たちの口にムチを叩きこんで黙らせる。

さ、店の続きを見よう。


「あの?この小さな絵って売りものですか?」


「ああ、これは写真というもので魔法で描かれたものです。

 売りものですよ」


レジを済ませた豪商の娘がサムにそう尋ねると

レジの横のガラスケースの中に入ってるハガキサイズの写真に目を向けた。

実はこの写真は無属性魔法の『フォトグラフ』という

魔法で撮ったものを売ってるのである。

ナースやゴスロリセーラー服などのコスプレをした

私やノッレやイノーゼの写真がたくさん飾られている。

焼き増しも可能で無属性の魔道石に写真のデータが保存されているので

『ドローイング』(転写魔法)で紙にいつでも焼き増せるのだ。

写真の相場は1000イエンから3000イエンぐらい。


「かわいいから買うわ」


「お、俺も買いたい・・・」


「お前ロリコンかよ;;;」


「あ、サリリちゃんの恰好をした女の子の写真もあるのねw

 買うわw」


「私もw私もw」


豪商の娘は買うみたいだ。ゴスロリの私の写真だ。

この人、私の美しさの価値を分かっているわね。

冒険者の男も写真を買った。セーラー服のイノーゼの写真だ。

相方の冒険者に白い目で見られているけどね。

ノッレの『魔法少女サリリ』のコスプレ写真

(桜色の花びらをモチーフにしたフリルドレス)

を魔法少女サリリファンのおばさんと女の子が買った。

サムはそれらの写真を焼き増しして渡した。

写真の売り上げもそこそこ好調だ。でもロリだけだと味気ないわね・・・。

年齢成長薬で年上に化けて写真を取って

レパートリーを増やすのもいいかもしれない。

なんて考えてみた。


こうしてお客さんがどんどん入って夜になり入り口に

closeの札を掛けて閉店をした。

客足は好調。1日で50万イエンは稼げた。

やったね。


「ふっふっふっ、大量大量w」


「お嬢様のニヤリ笑いが恐ろしい・・・;」


「なんか言った?」


「いえ、なんでも」


私が売り上げの金貨を数えてニヤニヤしながら数えているのを

ウィキはドン引きで見ていた。

すぐに睨んで黙らせたけど。失礼なやつね。


「お店って大変だけど充実感があるわ」


「そうですね自分もやりきった感があります」


ノッレとサムが従業員室で疲れながらも楽しそうに笑った。


「私もお弁当づくりは楽しかったですし。

 初めて大量生産用オーブンを使いました」


「僕もお弁当にいろいろおかず詰めるのが楽しかったです」


「わたしもたのしかった」


お弁当組のフリッツやキラやイノーゼもなんだかんだで充実したようだ。

ちなみにオーブンは魔道具でウィキ製の特別製で

パンが50個一気に焼けるほど巨大です。

他にカマドの代わりに火の魔道石にさまざまな

温度の火が調整できる魔法陣が刻まれた

マジッククッキングコンロがキッチンが設置されている。

店のバックヤードのキッチンでは現代のキッチンと同じように

料理が出来るのがみんな楽しいようだ。

別の部屋には巨大冷蔵庫もあるので材料はそこで保存してある。


「ああ!!俺も店番やってみたい!!」


「あ、明日のシフト、リックだから。朝3時起きで4時出勤でよろしく」


「朝3時ってまだ夜じゃねえか!!!!!(涙)うううユーエの鬼;」


「耐えろリック(涙)」


「ついでにウィキもそうだから」


「ええええええ!!!!!」


「何か文句あるの?」


「「いいえ!ありません!!」」


ムチを持ちながら睨む私の命令に涙目になるリックとウィキであった。

こうしてユーエリア雑貨店は口コミが広まり有名になっていった。

次々と伯爵領内や領外の村々を成金貴族や豪商が

ユーエリア商会に投資したお金で買収しアウトソーシングして工場化した。

初級錬金術やエンチェントスタンプの使い方などを

アウトソーシングした代表たちにまず教えて、

教わった代表たちが工場の人達に指導して商品の大量生産を確立していった。

そして、『ユーエリア雑貨店』はチェーン化して

わずか3年で王国中に広まったのである。

その他の店として日本食やハンバーガーが楽しめる『レストランユーエリア』や

ドライヤーやオーブンなどの電化製品を魔道具化したものを売る

『ユーエリア魔道具店』などの店を出して店の商品がバカ売れした。

(これらの店の技術指導は私の霊力で式神を作り分身を

発生させて手分けして指導した)。

『ユーエリア商会』はわずか3年で商業ギルドAランクになり、

王国御用達の認可をエンジェルム王国から得た。

そして、年間総売り上げ数兆イエンを越えたのである。

ユーエリア商会の名は王国に有名になったがその社長の素性は

ユーエリアの希望で商業ギルド長によって周りに隠されていたので

社長の名前がユーエリアぐらいしか民衆は知らなかったのです。

一般には平民の成り上がり者の女性と思われ平民から尊敬の星、

貴族からはただの玉の輿の星として見られるようになりました。

玉の輿の星って・・・;私、子供だから結婚してないんだけど;

まあ、いいや・・・。私、お金持ちですwふふふw

あ、そこ!私の笑いを見て凍りつくなんてウィキ!

よっぽどお仕置きされたいようですね覚悟なさい!

久々に聖水垂らしの計ね!!


つづく

ドSの睨みってノッレもドS化するのかな?;;;

これで迷惑な客もびびって静かにレジに並んでくれますw

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