レオンバロン皇国編 設定用語
【国名・地名】
レオンバロン皇国
火の大精霊を加護に持つ暑い国。
大陸の南にあるので位置的にも南国にあたる。
獣人が収める国で戦闘気質の国だ。
実力主義で男女とも実力があれば誰でも成り上がれる。
鍛冶も盛んでなぜか刀が作られていて、半月刀は名産品。
新興国で30年しか経ってなくて、
それ以前は戦国時代のような民族間の内紛で荒れていた。
今は統一されているが、水不足が原因で荒れかけている。
バロンの街
レオンバロン皇国の首都バロンはアラビアン・ナイト風の街で
堅固な城塞の壁に囲まれ、北門、東門、南門、西門があり
国の各主要都市へつながっている。
城壁は三重におよび、レオンバロン皇国のお城である
街の中心には、国の勢威を内外に示すため、ラオニール城と呼ばれる
アラビア風の黄金の宮殿が建てられ、それぞれの城壁のドームには
レオンバロン皇国では高貴な色とされた緑色のタイルで覆われている。
周囲には、文官が仕事をする所管庁、各地方から来ている豪族の館、
騎士団の駐屯所などが並び立派な町並みになっている。
街には猫、犬、狼、うさぎ、くまなどの獣人たちが
アラビア風の格好で大勢生活している。
ラオニール城
レオンバロン皇国の王族の住む城。
全体が黄金で出来ていてアラビア風のお城。
内装もほとんどが金や銀でできている。
中に入るとかなりゴージャスな建築様式と分かる。
曲線で構成されたアラビア風の壁から
天井に滑らかに漆喰でできた装飾が美しく、
金や銀もメッキされていて各どころには
本物の銀や金も建築資材として使われている。
レオンバロン皇国の王女のリンカいわく成金趣味。
メッカの宿亭
レオンバロン皇国の首都バロンにある宿屋。
全室にシースルーの天蓋付きベッドがあって異国風の部屋が多くある。
値段も少し高めで結構な高級宿である。
観光客にも人気でサービスとしての料理もオーダーメイドらしい(裏話)。
ゴッホレット火山
レオンバロン皇国の中心にある火山。
岩でできている火山でたびたび噴火して巨大な火山になった。
マグマで山が覆われ固まる事を繰り返して大きくなったらしい。
(富士山並みに巨大な山)。
そこには岩のゴーレムが岩に擬態して潜んでいる。
内部には火の大精霊の遺跡がある。
火の大精霊の遺跡
ゴッホレット火山内部にある遺跡で
火の大精霊が住んでいる。
遺跡の周りにはマグマの川が流れている
古代創世記時代の建築様式の遺跡。
(遺跡の建築様式は
シンフォニア教国のシンフォニー地下古代遺跡と似ている)
マグマの上を渡る動く台や燭台に火を付けると開く門や
押し寄せるマグマの道などかなり中を移動すると暑苦しい。
周りの気温をコントロールする『サーモコントロール』の
魔法でもマグマの熱気で気温をコントロールできない。
なので、かなり内部は気温が暑く気温は50度ある。
火の大精霊の遺跡の螺旋階段とゴッホレット火山の山頂
ゴッホレット火山の山頂に続いている螺旋階段。
山頂にはサラマンディーが育てているボーボー草がたくさん生えている。
ちらほら火の魔道石の結晶も生えている。
螺旋階段は魔力や気力を吸収する性質があり、
登るだけで疲労が溜まりやすくなっている。
侵入者を防ぐために作られたようだ。
それなりに魔力や体力がないとバテる。
灼炎の塔
古代からある火の大精霊を祀る塔。
レオンバロン皇国の東側の砂漠の中にある。
火の大精霊は普段はゴッホレット火山にいるが
灼炎の塔に1年に1度、
火の大精霊のサラマンディーが降臨するという言い伝えがある。
見た目は真っ赤で形は地球のピサの斜塔に似ている。
炎の結界で守られていて侵入しようとするとやけどを負う。
外から見ると30階はあるみたいだ。
灼炎の塔の内部
優美な細身の円柱による回廊がいくつも重なっていて、
螺旋階段で上へ登れる。
螺旋階段はゴッホレット火山の遺跡の螺旋階段と同様、
気力と魔力が吸い取られる罠が仕掛けられてる。
『ガードフィールド』の結界でそれらを和らげることができる。
内装は赤く火の魔導石で全体が作られて光り輝き装飾が美しく、
上へ行く螺旋階段も火の魔導石で輝いている。
ゴッホレット火山の火の大精霊の遺跡の螺旋階段の造りとほぼ同じ。
塔自体は重心をできるだけ内側に落とすよう工夫されているようで
それで建物自体が倒れないよう保っている。
塔内部では警備用のロボット(古代の時代に作られた)がうようよしている。
最上階の屋上に行くには最上階にあるエレベーターを使っていく必要がある。
エレベーターを稼働させるには充魔器(充電器の魔力版)に
警備ロボットを動かしている魔力を充填しなければならない。
ロボットの体に充魔器を触れると充填できる。
レオンバロン皇国の巨大噴水
レオンバロン皇国の各主要都市や村々に設置してある。
エンジェルム王国のユーエリア商会が3日でそれらを設置した。
(ユーエリアの式紙の能力で一気に設置した)
仕組みは水の湧き上がる魔法陣の刻印した水の魔道石と
風の吹き上がる魔法陣の風の魔道石を噴水の底に設置して。
ミスリルでそれらを連動して繋いだ物。
こうして水が吹き上がる巨大噴水ができた。
大きさは直径200メートルで15メートルの高さの水が吹き上がる。
【レオンバロン皇国の料理について】
レオンバロン皇国の料理
レオンバロン皇国の料理はアラビアやインド風の料理が多い。
カプサと呼ばれる黄色に色づいた麦飯をお皿に敷き詰め、
その上に羊の肉と川魚を豪快に載せた物。
フムスという料理は豆にニンニク、レモン汁、
ゴマペースト、オリーブオイル、塩を加えてペースト状にしたもので
ナン(小麦粉を練ったパンみたいなもの)につけて食べる。
串に刺さった巨大なタンドリーチキンに似た食べ物や
シュワルマと呼ばれる棒にくっつけた肉塊の表面を焼き、
長いナイフで削ぎ取った物を薄い生地のクレープで包んだ物。
ファラフェルという何かの穀類を丸い形にして揚げた物
これはコロッケに似ていてナンに巻いてサンドイッチにして食べる。
スパイスをブレンドして野菜や肉で煮込んだカルーと呼ばれる料理。
カルーはそのままカレーと同じ。
これらのボリュームのある料理がある。
レオンバロン皇国はスパイスが名産なので味も辛い料理が多い。
【灼熱病とそれを治す薬草について】
灼熱病
身体の火の魔力のコントロールができずに
熱が身体が蝕まれる病気。
ヒドイ時には身体が焼けただれる可能性もある。
治すには打ち消し火の薬草を煎じて飲ませる必要がある。
打ち消し火の薬草とボーボー草
ゴッホレット火山の山頂や内部の遺跡に生えているボーボー草を
水の大精霊並みの魔力と少量の氷の魔力を込めると
打ち消し火の薬草になる。
ボーボー草は熱いマグマ付近に生えやすい草である。
ボーボー草はオレンジ色から赤色に炎のように色づいている草。
打ち消し火の薬草は水色の氷のような形状の薬草。
【アイテム】
かき氷器
仕組みは地球の手回しかき氷器と同じ。
ユーエリア商会でかき氷器は5000イエンで売っている。
夏場ではユーエリア雑貨店で
かき氷を売っているサービスを行っている。
(どのシロップのかき氷も1杯300イエン)。
氷樹
ユーエリアのいる大陸の北によく生えている木。
全体が氷の結晶でできている透明な綺麗な木。
火の魔法を防ぐ力を持っている。
なので、氷樹を材料に作った盾なども
武器屋に置いてあるところもある。
ノッレの木魔法で氷樹を生やす事が出来る。
純度が高い氷樹だとどんな炎でも溶かす事ができない。
闘魂の槍
古代に作られた9つある武器の一つで
それらは邪神がその武器それぞれに9つに分けて封じられている。
邪神以外に400年前には勇者が9つの武器を駆使して
魔王を倒して封印して力はその9つの勇者の武器に封じられた。
闘魂の槍はその武器の一つ。
これさえあれば強力な火の魔力を魔力がなくても操れる。
空気中の火の魔力を集めてすさまじい火の魔法を使うことも可能。
実は9つの勇者の武器には意思があるらしい(裏話)。
【獣人】
獣人
二足歩行の動物の姿をした人間(八頭身)。
力が強く戦闘民族っぽい実力主義の人が多い。
剣術が得意で身体能力も人間より上。
感覚も敏感で聴力や視力に優れている。
ちなみにハーフは人間の姿に動物の耳としっぽが付いている。
【レオンバロン皇国の風習】
レオンバロン皇国の未婚の女性
普通の一般の未婚の女性は髪を隠す決まりらしい。
これは宗教上の理由で火の大精霊の魔力から守るために隠しているのだという。
隠さないと髪がちりちりのおばさんパーマになるらしい(笑)
結婚すると火の大精霊の祝福の加護を受けるらしく髪を隠さなくても良くなる。
ちなみに男性は比較的生まれた時より火属性の魔力の耐性がある人が多い。
これは火の大精霊が男性だからその影響だそうだ。
髪を気にしない男性もいるらしい。
ちなみに王族の女性は髪を隠さなくてもいい。
王族の女性は生まれた時から火の大精霊の加護を受けていて
火属性の魔力の耐性があるからである。