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Deep Clear Eyes
古来、人は多くの力を、太陽から得ていたという。
火を灯す力、
道を切り拓く力、
開発し、発展させる力。
そして、
悪を打ち据え、道を正す力さえも。
地にあって人々は自らの生きる道筋を光り輝く星に託し、
その行く宛を月の彼方へと求め歩いた。
だが、闇の住人たる存在の妨害、誘惑は強く、
人を吸い寄せ、絡め取り、篭絡し、堕落させていく。
全てを星に、太陽に頼っていた人々は、
ここに至り、自らの身を自らで守る意識に目覚める。
だがそれは、同時にこれまでの恩恵を無に帰すという危険をも孕んだ決断でもあった。
時は流れ、人々は大きな力を自ら作り、その力ゆえに大変栄える存在となった。
だが、その繁栄が砂の城のように崩れやすく、脆いものであることに気づくすべは、ない。
大地の力、星の力、太陽の力。
万象の力の行方を知る者は、誰もいない。
ただの、一人も・・・
三千院 帝 presents
玉響 ~deep clear eyes~