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youthful days  作者:
1/3

____青春よりも、性春を謳歌したい。


BY。俺。

長浜第二中学校。二年五組。


この学校の女子生徒に

「小森泰三を知っているか?」

と訊けば、九割方はこう答えてくれるだろう。




「何?それ?」

誰?ではないのがポイントだ。

そして残りの一割は顔を背けて通り過ぎる。

シャイなんだ。謝意。


まあそれも致し方ない。

中肉中背、学力平凡、股間も平凡。

背景が透けて見えるほどの希薄な存在感を持つ童貞男など歯牙にもかけたくないのだろう。


だ・が・し・か・し


こと男子に限っては圧倒的カリスマ性を


持ってないな。


そんな俺を八割の男子は敬意をこめてこう呼ぶ。


長浜二中のアブラコウモリ、と。

もちろん苗字をもじっただけであり、俺に翼はない。超音波も出さない。


そして、これは忌々しい話なのだが。

残りの二割は俺のことを、

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