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サードステップ(後編)

「只今からサードステップを始めます。一番は前に出てください。」


アナウンスが入り一番の人が前に出る。

前か後ろかの二分の一であるこのゲーム。

もし本当に二分の一ならば単純計算半数が生き残る筈だ。

その生存人数はプレイヤーの叫び声で判断できる。


「目隠しを取り装着してください。これに無視した場合即脱落となりますのでご注意を。」


一番が目隠しを取り装着後外に案内される。

数十秒たつと悲鳴が聞こえてくる。

外したようだ。


「次、2番」


2番もまた外す。3番も、4番も、5番も、6番も。

やっぱり攻略法が違うらしい。

なんだ?やはりサードステップなのだから3本目があるのは間違いない。右?左?いやソレは前か後ろに反する。なら他にヒントが?

トリトナレにはタイトル以外にヒントがあったか、

他に、他に、他に、、、

そう言えば、ルール説明の後に何か言っていたような

鳥のように自由になってください。

今回も何かあった気が、

勇気を持って跳んでください?だったか

跳んで、か。ん?跳んで?進んでじゃなくて。

考えている内に番号は刻一刻と迫っている。


「次、39番。」


やばい。考える時間は少ない。

跳ぶ、か一か八かだが前に思い切り跳んでみよう。

考えがまとまりレオンさんに伝える。

まだいるだろうか。


「レオンさん!良かった。番号は何番ですか?」

「51だ。」

「よく聞いてください。もし、僕が死ななかったら思い切り前にジャンプして下さい。」

「前に?どうし…」

「ごめんなさい時間が無いんです。」

「そして他の人にもそう伝えて下さい。」


まくし立てて言うと無言でうなずく。


「43番、前に。」


前に出てアイマスクを手に取り顔につける。

扉から外に出ると人の気配がする。

そっと身体に触れられ場所に連れられる。

すると声を掛けられる。


「前にしますか?後ろにしますか?」


そう問われ答える。


「前で。」


どうぞ、と言われ決意する。

失敗すれば、死。やはり怖い。

だが今までで生存者が一人もいないということは単純な二分の一のゲームじゃないということは明白だ。

よし、飛ぼう。


「うりゃぁぁ」


着地に成功する。


〜一分経過〜

成功したようだ。


「SUCCESS おめでとうございます!」


クリアできたみたいだ。


「クリア者はこちらへ。」


案内された部屋は普通の部屋だ。

まだ誰もいない。

さぁ何人信じて跳んでくれるだろうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「おいおい、あいつホントに成功したな。」


頼まれごとだし言おう。


「皆!聞いてくれ!場所に案内されたら前に思いっきりジャンプしろ。信じるかは自分次第だ!」


そう言い順番待ちする。

ジャンプでいけるのだろうか、少し心配だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




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