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トリトナレ

あのアナウンスから丸一日が経った。

誰かがボリボリ飯を食うから飯は2週間も持ちそうにない。注目!と声が聞こえたため振り返る。


「地図が完成した。これがこの島の全体像だ。」


人が群がっていくので俺も行くことにした。

やはり、、滝。脱出は困難だろう。


「この地図から見てわかる通りこの島は滝に囲まれちまってる。」

「恐らく脱出経路は広大な森の何処かだと考える!」

「そこで4人組で探索し、脱出口を見つけないか!」


と声を上げる。

頼りになるけど陽キャは苦手だ。

早速チーム分けが行われた。

番号が配られてランダムに呼ばれていく。

俺の番号は51だ。


「チーム1!14,67,92,25」

「チーム2!54,32,34,98」


そんな感じで呼ばれ続け


「チーム14!51,93,41,85」


呼ばれたので集まる。

顔を見合わせ自己紹介をすることとした。


「俺は聡太」「僕はタケル」「私は莉子」「私は瑠美」


会話が続くわけもなく沈黙の時間が続く。


「これにてチーム分けを終える。」

「早速探索を始める。」

「地図を渡すから前に」


と言われたので前に取りに行く。

その地図には探索するべき場所が指示されていた。

ここを探すようにと言われる。

チームに持ち帰り


「行こうか」


と声をかける。

誰も声を出さないし出そうともしない。

だがついては来る。

サボっていると言われたくないのだろう。

うだうだ言っても仕方がない。探すとしよう。

森に繰り出し探すが不気味だ。

動物も、食べられる植物も何もない。

つまりあの2週間が実質的なタイムリミットとなる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

探しても探しても見つからない、かれこれ1週間が経とうとしている。

果たして本当に脱出口はあるのだろうか。

開催者のツボにハマっているようでならない。

宮殿内では内部分裂が起こった。

森の中に脱出口があるか無いかの2派閥である。

僕は無いに賭けることにした。

無いと思うのは12人。

名前は情が湧くから脱出してから教えると言われた。

確かに脱出するだけなら要らないだろう。

解決策を思案している時、またアナウンスが流れた。


「クリア者がでなそうなのでヒントを出します。

 答えは問題にあります。良心的ですね!」


この言葉で状況は変わった。

残り88人が脱出口があると確信したのだ。

一方こちらはタイトルに注目することにした。


「トリトナレ」


俺たちが気づいたのは正解は説明じゃなく、問題に潜んでいることに気づいた。

つまりトリトナレ、これが答えとなる。

だが俺達は飛べない。

どうするべきかと考えていると仲間の一部が声を上げる。 


「もしかして、、、滝から落ちるんじゃ!」


その考えは恐ろしくもあり、ソレ以外考えることができなかった。

翌日、直ぐ向かうことにした。

滝を前に立ち恐怖心が湧いてくる。

だがどうせ飛ばないと死んでしまうのだ。

そう思い一歩を踏み出した。

空中に落下していき、着地が不可能だと考えた。

不正解か、と思い、落ちそうな意識に身を任せることにした。

その時声が聞こえた。

「SUCCESS。STAGE CLEAR」

俺達は合っていた。



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