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悪役王女に転生しました。でも、パパは何故か私を溺愛してきます。  作者: 下菊みこと


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体育祭の備品の用意です!

備品の用意

御機嫌よう、ジェンティーレ・プリンチペッサ・アポカリッセです。あれから各クラスで各種目の出場者が決められ、各クラスがそれぞれ体育祭に向けて練習をするようになりました!


私達生徒会執行部も体育祭で使う備品の用意を頑張っています!


「パーヴィド殿、各クラスの点数の表示板は用意できたか?」


アル王太子殿下があらかじめ割り振っておいた備品の用意の状況を確認されます。


「は、はい、各クラスごとに縁を色分けして見やすくしておきました。ど、どうでしょうか?」


ヴィドが点数の表示板を見せます。大きくて、色分けもしてあって見やすいです。


「…おお、これならたしかに見やすくていいな、ありがとう、パーヴィド殿」


アル王太子殿下が感心しています。


「は、はい。み、みんなにも同じようにそれぞれの備品を各クラスごとに色分けしてもらってますから、わ、わかりやすいと思います」


これはヴィドの案です。細かいところに気がきくのがヴィドの良いところなのです。


「そうか!ありがとう」


アル王太子殿下も満足げです。


「い、いえいえ」


ヴィドは恐縮しています。


「アル!私も各クラスごとのプラカードできたよ!」


ビビさんがきらきらした笑顔でアル王太子殿下にプラカードを掲げてみせます。


「さすがビビ。仕事が早いな、助かる。ありがとう。プラカードも縁を色分けしているんだな。これなら保護者の方々にもわかりやすいだろうな」


アル王太子殿下が頷きます。ビビさんは嬉しそうにプラカードを次々と見せています。


「アル王太子殿下、各クラスごとのゼッケンもご用意出来ました」


私とミミさんで各クラスごとのゼッケンを作りました。正直一番大変だったと思います。


「出来たか!ありがとう、ご苦労様だな」


アル王太子殿下も大変さを理解してくれているようで労ってくれます。


「じゃあ、体育祭の当日までに各々の運動着に縫い付けてもらっておこう。これは個人でやってもらおう」


アル王太子殿下が私達からゼッケンを受け取ります。


「侍女や侍従の出番ですね」


リトが言います。


「リト。そうだな」


頷くアル王太子殿下。


「ああ、そうだ。体育祭のルールブック、出来ましたよ」


リトが大量生産した紙の束の一つをアル王太子殿下に渡します。


「ありがとう、一人で作るのは大変だっただろう」


ペラペラとめくり確認しながらリトを労うアル王太子殿下。


「いえいえ。ゼッケン作りよりは楽でしたよ」


ね、とこちらを向いたリト。


「いやいや、そっちも充分大変だったと思うよ」


私が言うとふふっと笑うリト。


「アル王太子殿下ー、リレーで使うバトン作りましたー」


ネストがああ疲れた、と伸びをします。


「ああ、これも各クラスごとに色分けしてくれたんだな。ありがとう」


バトンの一つを見て不具合がないか確認するアル王太子殿下。


「はあい。で?アル王太子殿下は保護者用の当日の受け付けの名簿作れたの?」


ちらっとアル王太子殿下の方を見るネスト。


「もちろん。抜かりない」


ひらひらと作った名簿を見せるアル王太子殿下。さすが仕事が早い。


「当日の受け付けはブルローネ先生が担当するからな。俺なりに見やすく作ったつもりだ」


見せてもらうと、各学年、各クラスごとに名前の順で見やすく作ってある名簿です。さすがアル王太子殿下。


「リト、次は棒倒し用のスポンジの棒を頼む」


さっそく次の仕事を割り振るアル王太子殿下。


「はい、任せて下さい」


頷くリト。


「ビビとミーテ嬢とティーレ王女殿下は大玉ころがし用の大玉を頼む」


私達は大玉作り担当のようです。


「わかったわ!」


「はい」


「頑張って作りますね」


私達も気合いを入れて返事をします。


「パーヴィド殿は綱引き用の綱を頼む」


綱って…買うのかな?作れるものなの?


「は、はい」


ヴィドは頷きます。


「オネスト殿は騎馬戦用のバンダナを頼む」


バンダナは普通に買うしかないですよね。


「はいはーい。バンダナも各クラスごとの色分けでいいよね。ヴィド、買ってくるから経費ちょうだい?」


やっぱり買うようです。


「う、うん。は、はい、どうぞ」


体育祭用の経費の中から費用を出すヴィド。


「はい、どーもありがとう。じゃあちょっと買ってきまーす」


受け取ってさっそく買いに行くネスト。


「私もスポンジを買ってくるから経費をもらえるか?」


リトがヴィドにお願いします。


「は、はい。こ、このくらいでいいですよね?」


ネストの時と同じく体育祭用の経費の中から費用を出すヴィド。


「充分だ、ありがとう。ちょっと買ってきますね」


受け取ってさっそく買いに行くリト。


「大玉ころがし用の大玉ってどうやって作るの?」


私は素朴な疑問をぶつけます。


「ゴムボールの上にいらない紙を貼り重ねて塗装してみましょう」


ミミさんが提案してくれます。


「そうですね!やってみましょう!」


ビビさんも気合い充分です。


「俺は障害物競争の障害物を用意しておく」


アル王太子殿下は障害物競争の準備をするみたいです。


「ぼ、僕も綱を買ってきますね」


綱引き用の綱を買いに行くヴィド。買い物して準備完了の人達には大玉作りも手伝ってもらいましょう。


ということで再び備品の用意開始です!


ー…


ということでみんな買い物も終わり大玉作りも出来ました!リトも棒倒しの棒を作れたみたいです。もうそろそろ陽も落ちそうで、寮の門限が迫っています。


「みんな、片付けて急いで帰るぞ!」


わたわたとみんなで片付けをして帰ります。


「じゃあまた明日!」


「また明日!」


こうして今日も体育祭に向けて一歩近づきました!


ー…


「さて、今日だが、さっそくだがリトは三輪車を頼む」


アル王太子殿下がさっそく指示を出します。


「はい、わかりました」


リトが頷きます。


「パーヴィド殿はチャンバラ合戦用のおもちゃの剣を頼む」


ヴィドはおもちゃの剣を用意する係になりました。


「は、はい」


ヴィドも頷きます。


ということで、二人が買い物に行ったのでこれで備品の用意は万全です。あとは本番の進行です!頑張ります!

でもみんな結構楽しんでます

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