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悪役王女に転生しました。でも、パパは何故か私を溺愛してきます。  作者: 下菊みこと


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いよいよ主人公の名前が聞こえてきました!

幼少期編はここまで

ご機嫌よう。ジェンティーレ・プリンチペッサ・アポカリッセです。今日はパパの提案で、また前回のメンバーでお茶会を開くことになりました。


「ご機嫌よう、王女殿下」


「ご機嫌よう」


「ご機嫌よう」


みんな、お友達になったこともあり前回とは違って砕けた挨拶をしてくれます。


「では、皆様こちらへどうぞ」


「はい、王女殿下」


みんなを連れて私の宮の中庭に行きます。相変わらず百合が咲き誇っています。


「今日は百合茶をご用意しました。東方の国では身体にもよいとされているそうですよ。なんでも、美容に効果があり女性向けのお茶だそうです。 リラックス効果もあり、精神の安定にも効果があるそうですわ」


「まあ!そうなのですね。王女殿下は博識ですわね」


「うふふ。父の受け売りです」


「まあ、国王陛下の?」


「ええ。母は百合の花だけでなく百合茶も好きだったそうなのです」


「さすがは国王陛下。王妃陛下には並々ならぬ愛情を注いでいらっしゃるのね」


「では、早速一口飲んでみてください」


「…まあ!すごくいい香り!」


「美味しいですわ!」


「お茶菓子にも合いますわね!」


「百合といえば、聞きまして?ジーリョアムレート男爵家に平民が養女として入ったとか」


「ああ、あの百合の家紋の男爵家ですわね。知っていますわ」


「男爵家には家を継ぐ長男も、政略結婚が決まっている長女と次女もおりますのに、平民を引き取るなんて…まさか、妾腹の実子とか?」


「まあ!滅多なことを言ってはいけませんわ。ごめんあそばせ、王女殿下。王女殿下に聞かせるお話ではありませんでしたわ」


ジーリョアムレート男爵家の養女…確実に主人公だ!


「いえ、私、その話は初耳です。ぜひ、聞いておきたいです」


「まあ、王女殿下も噂好きですのね!」


「ふふ、ええ」


「なんでも、ものすごく愛らしい見た目の方だとか。ストロベリーブロンドのウェーブのかかった髪に、赤い瞳が印象的だそうですわ」


「え!?赤い瞳?」


みんながざわつきます。


「でも、平民のお母様も赤い瞳だったそうですわ。他国では赤い瞳も珍しくないそうですし、きっと他国の血が入っていたのでしょう」


その言葉を聞いてみんなの緊張が解けます。


「なんだ、そうでしたのね」


「まあ、国王陛下は王妃陛下に一途で、後妻も取らないほどですもの。そうですわよね」


「あら、貴女なにを想像してましたの?」


ふふふ、とみんなで笑い合います。…が、私はそれどころじゃないです。その赤い瞳の平民のお母様が前王の隠し子だったことを知っているので。ついでにいえば、ジーリョアムレート男爵の実子ということも知っているので。しかしそうか、他国の血が入っていたという誤解のおかげで学園を卒業するまで王家の血筋だとバレなかったのか。


「ところでその方のお名前は?」


「ノービレ様、だそうですわよ」


はい、主人公確定きました。ノービレ・ジーリョアムレート男爵令嬢。ストロベリーブロンドのウェーブのかかった髪に、赤い瞳の平民上がりの女の子。


どうか、ノービレ様と衝突することもなく、穏やかなエンディングを迎えられますように!


ー…


「王女殿下。本日はご招待いただきありがとうございました」


「是非また誘ってくださいね?」


「ええ、もちろんです。またの機会を楽しみにしていますね」


こうしてお茶会は恙無く終わりました。…が、私は不安でいっぱいです。ノービレ様…彼女がどう動くかが鍵ですね。頑張ります!

この後は学園に入学します

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