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感想を聞かせてよ、捨てた現実世界に花が咲き始めた状況の!(リメイク版)  作者: カラーコーン人間
第4章、人生色々なところに引っ張りだこなせいで、遊びの時間がどんどん減ってしまっている!?
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番外編、カスキたちがお風呂に入っている時

カスキに送られてきた写真を分析して、原宿の温泉を特定できた4人たちが中に入る。


「良かったねぇカスキくん、モミジさん見つかって」

「まあ......、でも何で愛姫さんと一緒にいるんだろう?」

「理由聞けてないの?」

「写真送るだけ送っといて、電話しても応答しやがらないんだよ」

「言い方悪いでござるな。今お風呂に入ってるから仕方ないでござろう」

「てか何で俺らまで風呂入ろうとしてんだよ」

「愛姫さんたちがお風呂に入っている以上は何もできないでござるよ。とりあえずは冷えた身体をお風呂で癒やすでござるよ」

「だな。今回は本当迷惑かけたお詫びとして、奢らせてくれ」

「「「やったーーー!!」」」

「お風呂でそこまで喜ぶのか?」

「まあ僕たちサウナーだからね」

「サウナー? サウナ通のことか。割と変わらないだろその名称」

「いやぁでもラクんところのサウナに、テスト勉強ん時ほぼ毎日通うてたからなぁ。あの後のサウナはどこ行っても見劣りするだろうなぁ」

「いやいや、他にも良いところはもっとあるよ? インフィニティとか黄土とか、そういう再現は難しいんだ。環境の再現には敵わないよ」

「いやいやそれでも充分でござろう。セルフロウリュができるところはどこ探してもラク殿の家しかないでござるよ」

「セルフロウリュは熱い!」

「サウナだけにね!」

「「「アハハハハ!!」」」

「今からでも割り勘にしようかな」


更衣室から浴場に移動、まずは身体を洗う。


「なっ、ラクお前パイ○ンなんか!?」

「違うよちゃんと生える! その度剃ってるだけだよ」

「ヒゲはともかく全身ちゃんと剃ってるの偉くないでござるか?」

「いやどうせセバスチャンとかに頼んでんだよ」

「頼まないよ! 君たち使用人を何だと思ってるのさ!?」


ラクがみんなの陰毛を見る。


「ていうか、処理しないもんなの?」

「使い道ないだろしばらく」

「そういうこと言うなや」

「普通にめんどいでござるよVIOは。やりすぎると荒れたり痒くなるでござるから」

「えぇ〜そうなの? 小さい時お父さんと一緒に入ったけど、お父さんなかったよ」

「永久脱毛ちゃう?」

「あーそういうことか。みんな、お父さんのアソコどうだった?」

「別に普通にマンモスでござったよ」

「同じく」

「分からん、親父と一緒に入った覚えないわ」

「ふーん、リョウくん温泉とかも行かなかったの?」

「母さんと行ったからなぁ、結局女湯に行ったんやったな」

「ザワ......、ザワ......」

「口でいうなや」

「いや小学生辺りじゃいじられる内容だけど、今くらいになると羨ましい体験だからな?」

「いやいや羨ましがるなや。てかお前ら経験ないんかいな」

「我はないでござる」

「俺も、別れた父親が連れてってくれたよ。あとモミジも一緒に。モミジそういえば外のお風呂じゃ女湯って初じゃなかったっけ?」


「くしゅん!」

「あらモミジさん身体冷えたの?」

「そうかもっすね、またサウナ行きます」


そして、風呂に入って数分後、


「カスキはサウナ入らんのか?」

「あぁ......。そんな必要と思えん。てか嫌いの域なんだけどな」

「なんでサウナが嫌いなんでござるか?」

「いや何となくっていうか、熱いっていうか、食わず嫌いだけど」

「待ってカスキくん、サウナ使わないなんて人生の半分損してるよ?」

「いやそんなわけねぇだろ!」

「まあ真のサウナーは、サウナを無理に勧めたりはしないものでござる。カスキ殿もその気になれば来るでござるよ」

「はぁ......」

「あとカスキ殿、これお願いできるでござるか?」

「これって......、なんでメガネ?」

「だってサウナに持って行ったら曇るのはともかく熱くなって持ち込みは危ないでござるよ。ここはメガネの棚がないでござるから」

「えじゃあ俺どこにいればいいんだよ?」

「サウナの前にいるか、サウナ終わった後水風呂行くでござるからその近くにいてほしいでござるよ」

「何なら入っててええんやで」

「......アー手ガ滑ッタ!」


カスキがスミのメガネを水風呂へ投げ入れた。


「あーーー!! 何てことを!」

「やばい、探せ探せ! あ冷たいぃぃぃ!!」

「よりによってシングルの水風呂でござるよ!」


3人が一生懸命水風呂に入って手探りでメガネを探すが、冷たくて動きが鈍く探すのに手間取っている。


「やばい、ロクに身体温まってないのに今入るのはまずい」

「作戦変更でござる、まずはサウナで暖まりきってから戻って探すでござるよ」

「サウナはゲームのバフ扱いなのか?」

「お2人とも、見えないから手を貸してほしいでござる。あぁかたじけないでござる」

「まさか2人3脚してた時が役に立つとはね」

「行くで、1、2、1、2......」

「もう勝手にしてくれ。俺はあがる」


さらにさらにでサウナのことが嫌いになりそうなカスキであった。


【プチメモ】


セバスチャンこと田中はサウナ耐性0なので、ラクたちのためにロウリュで熱風を浴びせるサービスができない。

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