この世界に希望なんてない1stSTAGE-4thDAYS
この世に希望なんてない1stSTAGE-
4thdays
『さぁ、やりますか‼︎』と俺と学と零次は学園の門の塀を登り終りいった。
作戦はこうだ。まず学が監視カメラを制御してる放送室に行く、
そこでカメラをハッキングして俺達を映さないようにする。
もちろん、放送室のカギは昼間事務室からパクってきたw
こういうところは甘いんだよな、この学園は。
そして、ハッキングを終了し終わったら学が俺と零次のサポート役に回る。
ちなみにこの時間はほとんどの教師が帰ってる。
ここからが勝負の分け目だ。
俺は他の教師が来ないかを見てるだけだが、
問題は零次だ。
零次はおろか俺達生徒は皆職員室の中を見たことが無い。
多分機密書類が隠せられているのだろう。
だから俺達は職員室をターゲットに選んだ。
ハイリスクハイリターンという危険な賭けだがこういうことをやらなければ反撃とは言えない。
『じゃあ、行くか。』とつぶやきながら夜の学園へと俺達は入っていった。
『確か、放送室は今入ってきた玄関から一番近い部屋じゃなかったけ?』と零次がいった。
『そうですね、では早めにハッキングして終わらせましょう。』
『学、お前メガネつけると性格変わるよなw』と俺は薄く笑いながらつぶやいた。
『つきましたね』
『んじゃ、開けるか。』と零次がカギを開けた。
中は新設校ということもあり綺麗だ。
『なぁ、探してる奴ってこれか?』
と零次が指を指した先には、
カメラの映像が映った複数のパソコンがある。
『そう、これが監視カメラの核だ。』
『じゃあ、ハッキングしていきますね。』と学は楽しそうに言った。
そこには、真剣にハッキングに打ち込んでいる学の姿と複数の英数字の羅列を画面上に映しだしてるパソコンの姿があった。
そのとき俺と零次は只々呆然としていた。
『終わった〜』と学が疲れ切っていた。
『お疲れ』『10分でハッキングし終わるなんてすごいな‼︎』『じゃ、サポートよろしくな‼︎』
『わかったよ、ただし俺がサポートするからにはヘマすんなよ‼︎』
『了解、じゃ行ってくるわ。』
少年少女の期待を背負った作戦が今本格的に開始した。
始めての方も
ずっと読んでくれてる方も
こんにちは‼︎YONAです‼︎
なんか昨日投稿したんですが早いことに4話と5話書き終わったんで投稿しようと思います。
それでは次回も会えるのを楽しみにしてます。
では‼︎