女史の教示
わかりやすく。三国志未読さん用。
瑛ちゃん、大丈夫かなー?呂布様は獣のように怖い方と聞きますです……ほんの少しだけ心配です。瑛ちゃん、会いたいよぉ……。
え?もう始まってる?やばっ……。
……はい。仕切り直して!
てすてす?ですです。はろーはろ。
ウチ、かの公孫瓚が実弟、公孫範が娘。公孫珪言います?言いますですよー。『陰陽女史』なんて呼ばれることも?ちょっとした有名人です?
出番まだ無いですけど……ぜひぜひお見知り置きを?お見知り置きをー。
この度、さるエセ関西弁のど偉いお方から「勢力関係わかりにくいねん、てきとーでええからわかりやすく整理してくれへん?」と仰せつかりまして、僭越ながらご説明させていただきたく思いますです、はい。……てきとーてなんや?
198年の段階では、袁紹が【天下に最も近い男】とされていました。次いで天下人と目されていたのが、袁紹の腹違いの弟袁術様でした。
わかりやすく整理します?しますです。
【198年情勢】
【親袁紹】
曹操、劉備(呂布)、劉表、張繍、孫策
【親袁術】
公孫瓚、公孫範、張燕
が
【199年情勢】
【親袁紹】
曹操(劉備)、孫策
【中立(形だけ親袁紹)】
劉表(張繍)
【親袁術】
公孫瓚、公孫範、呂布、張燕
というようになりました。
この1年の間に、呂布様は劉備と仲違いし、劉表は曹操の勢力拡大を恐れ牽制、間接的に呂布様を支援するようになりました。
さてさて?これからどうなっていくのか…乞うご期待。
本編の出番まだかなぁ……?
ではでは、またっ!です!