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暗い部屋で

作者: 高光 亜季


正義感が強いらしい


みんなに愛されるらしい


世間を上手に渡れるらしい


そんなことは分かってる

自分でもそう思って考えてた


だけど少し違う


ちゃんと現実を見てるけど

やっぱり怖くて、逃げて、避けたくて


知ったかぶるのは簡単で


知らないフリも簡単で


善人ぶるのは簡単で


悪人ぶるのも簡単で


全部簡単だから


どれを選べばいいかわからなくて


教えてほしくて


知りたくて


なんでかな


なんで何だろう


涙は止まらなくて


だけど笑顔になれて


狂ってしまいたかった


壊れてしまいたかった


だけど俺は人間だから


明日を、未来を、全部を考えて


感情と全部を天秤にかけて


全ての重さを理解して


感情の重さも理解して


ただ、声を殺して泣くことしか出来ない


感情なんて腐ってしまえばいいのに


俺は一人で嘆くことしかできない



「俺は人間でしかいられないんだな」




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