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奴隷の無双  作者: みにトマトん
剣舞祭編
6/14

第6話 歓迎会

 全員がリビング兼食堂に集まった。


「それでは!これからレイ君の歓迎会を始めます!カンパァイ!」


 ローズさんがテンション高めに言った。


 俺の歓迎会が始まって、さっそく驚いた。なんのあのネプラさんが一番飲んでいたのだ。

さっき話した時は固い感じで少し怖かったが、まるで別人だ。


「ほんとにさぁ、立場が立場だからさぁ!いちいち敬語使わないといけないのほんっっっっっとにめんどくさいわけよ。なぁレイ君、私には敬語なんて使わなくていいから、気楽にしてくれよ?」

「はぁ、分かりました、善処はします。」


 歓迎会で出てきた料理はとてもおいしく、日本だったら一皿2000円位はする高級な料理だった。

まず、鮭のムニエルのようなもの、味は完全に鮭だったがあよで聞くと魚の名前は魔魚というらしい。

字の通り魔物の魚のようだ、この世界の人たちはその魔物を食べるらしく、普通の生物よりもおいしいらしい。

しかし、とても傷みやすく、その分高いそうだ。いつか料理をしてみよう。

次に、ローストビーフのようなもの、これも牛のような魔物で、名前はタウロス。この世界にも、ミノタウロスという真野のがいるらしく、タウロスはその下位互換というわけだ

他にも芋のポタージュ、デザートにイチゴのようなものが出た。

名前は違うが、維持はこの世界のほうがおいしかったので、初めて転生して良かったと思った。


 そうしてしばらく食べていると、ローズさんが話を切り出した。


「レイ君、改めてありがとう。あなたは強くなる、それこそ、この国、サルビス王国で最強になることだって不可能じゃない!」

「かっ買い被りすぎでは?」

「いいえ、そんなことないわ、これからの鍛え方次第ではその可能性も見えてくるわ。

実は、この奴隷制度ね?この国でしか使われてないのよ。私たちはその奴隷制度をなくしたいのよ、でもね?この国の重鎮たちは、自分は働かなくてもよいと言う考えしかない、他のことは何もせず、傲慢な態度、貴族は特別、平民と同じ人間という事実には反吐が出る。といっているの。

「そこまでひどいんですか?」

「えぇ、それで貴族は考えたわ、ならば奴隷にすればいい、奴隷は者なのだから何も思うわけもない、と。」

「それは何とも非道ですね。俺はその話をローズさんからその話を聞いたから精いっぱい協力することにしましたから。」

「その話なんだけど、明日からレイ君にはアクアの訓練に参加してもらおうと考えているの、指導はヒエムスがしてくれるわ。

ヒエムスはね、昔はA級冒険者で、かなり腕の立つ人なのよ?」

「そのぉ、冒険者というのは等級で表されるのですか?」

「えぇ、まず初心者はE級から始まって、D,C,B,A,S,SS級となってるわ、詳しくは明日ヒエムスに聞いて頂戴。」

「分かりました。それで、その剣舞祭は一か月後何ですよね?俺に間に合うでしょうか?」

「そんな弱音はいちゃだめよ?自分ならできると信じてやりなさい。死んだら許さないわよ?」

「あ、それに関しては大丈夫です。死ぬつもりはないですので。」

「あ、あら、驚かないのね、、、」

「まぁ、先ほどアクアさんに聞きましたので、その時に覚悟したので。」

「、、、アクア?なぜ話したのですか?下手に話すと精神が持たないのですよ?」

「その、、、レイさんには死んでほしくなかったですの、だからできればやめてほしいと、、、勝手な行動をして、申し訳ありませんでした!!」

「、、、アクアさん、俺はローズさんに買ってもらったときに話を聞いて決めました。命を懸けると。」

「なら、約束してください!絶対に死なないと!死んだりしたら許しません!」

「、、、分かりました。約束します。

 ローズさんアクアさんを許してくれませんか?それに俺は精神力には自信があるので大丈夫です。死ぬかもしれないといわれても死にかけたことは何度もありますし、そんなことで精神が丘悪しくなることもありません。」

「レイ君、、、分かりました。アクア?次はありませんよ?」

「はい、ありがとうございます、お母様。」

「ふぅ、それじゃあレイ君、明日から特訓が始まるから、今日は早めに寝ると良いわ、部屋は用意してあるから、それと、これが部屋の鍵よ、場所は2階の東側の一番奥、アクアの部屋の隣よ、掃除はさせておいたけど、家具の配置が変えたかったら自由に変えてもらって構わないわ。」

「ッ!ありがとうございます。まさか部屋を貸してもらえるなんてッ!」

「問題ないわよ、それに当然じゃない?これから私たちは家族同然なんだから。」

「、、、そうなんですか?」

「そうよ?」


 (そうなのか。初めて聞いた。)


 そうして話が終わり、残っていた料理を食べ終わり、言われた部屋に戻った。


「、、、広い。この広さは学校の教室位はあるんじゃないか?」


家具も一式揃っていた。布団も南枕、、、うん、完璧。

しかしこの広さを全部きれいにするのはきつかったのか、少し埃っぽかった。まぁ、空き部屋って言ってたし、長い間使ってなかったんだろう。


「よしっ!掃除するか!」


、、、1時間後。

「終わったーーー。」


 流石にきつかった。部屋が広く時間がかかった、しかし体力は全然減っていなかった。

鍛えてよかった!

一汗かいた俺は、お風呂に向かった。風呂の場所は1階、美術品展示室の隣、さっき案内してもらったときは教えてもらってないな?忘れてたのだろう。


「うわぁ。、、、」


言わずもがな。風呂も広い!


(なんだこれは!?プールか?日本の銭湯でもここまで広くなかったぞ?)


そして絶対金がかかってる。床は大理石か?分からないがとにかくすごい。内装もまるで神殿だ。こんなに広い風呂にこれからはいることが出来ると思うと、テンション爆上がりだ。


(風呂かぁ、、、独房にいたときはたまに水浴びが出来る程度だったからなぁ、、、よし!入るか!)


「、、、はぁ~~~~~」


 おっと、気の抜けた声を出してしまった。仕方ないよね?

いい臭い、薔薇の香りかな?とても落ち着く、、、


(結局30分位浸かってしまった、、、眠くなってきた、早く寝よう。)


そうして俺はフカフカベッドに入った。


(体感的に羽毛ベッドかな?いやぁ素晴らしぃ、、、zzz)


俺は10秒とかからずに寝た。

不定期投稿です


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