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心的外傷と回復、心理療法としての創作について  作者: 坂崎文明


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3.11、蒼天すでに死す

廃人寸前のおっさんライターは異世界転移しないで仕事する 中七七三さん

https://www.alphapolis.co.jp/novel/498151074/178166498



 

 こちらのエッセイに刺激を受けて書き始めたエッセイだけど、かなり大変だなという感想しか出てこない。


 春が来つつあるので、冬季うつ病も終わりかけている。

 結局、僕などは非常に健やかな精神の持ち主なのかなと思ったりする。


 でも、3.11の福島以後、漫画『蒼天航路』の中に出てくる「蒼天すでに死す」という気持ちになっている。

 


 「蒼天すでに死す、黄天まさにたつべし」=「蒼天(漢王朝)の天命は既に絶え、黄巾党が天下に立つべし」という意味らしいが、日本という国の天命も3.11以来尽きてしまって、そこから何も生まれてこないしという気持ちになっている。

 たぶん、実際はそんなことないのだけど。



洗脳社会<マトリックス>の謎を解く~科学も医学も迷信だった~ 作者 坂崎文明

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881040030



 こういうエッセイを書き始めたのも、東大教授が「プルトニウムは飲んでも大丈夫」と言ってみたりしてるのだが、それだけでなく、当時のマスコミや原子力委員会などの対応の異常さに嫌気が差してしまったからだ。



雲隠れした「プルトニウムは飲んでも安心」の大橋弘忠

https://youtu.be/6byKIUiuBcg



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アメリカの原子力専門家、アーニー・ガンダーセン氏は、


「4月の段階で、シアトルの人たちは、一日当たり5個ものプルトニウム放射性粒子(ホットパーティクル hot particle)を肺に吸い込んでいました。

この頃、東京の人は1日当たり10個のホットパーティクルを吸い込んでいました」

と話しています。


隠されてきたプルトニウムの大量放出! 

http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-845.html

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「プルトニウムは万一体内に摂取された場合に高い毒性を示すことになる。プルトニウムは通常固体(粉末、ペレット)や液体で取り扱われ、気体にはならない。しかし、極微量エアロゾルやミストとして、人体に摂取される可能性がある。経口摂取による場合はプルトニウムが通常不溶解性であり、消化管からの吸収は非常に悪く、ほとんどが排泄されてしまう。一方、吸入摂取の場合はかなりの時間肺や骨に留まり、その附近の組織細胞がアルファ線で照射され、すぐにどういうことはないものの晩発効果として、時としてガンの発生があり得ることになる。」のだが、飲んだらダメだろうという結論である。


 大橋弘忠氏は自身でプルトニウムを毎日飲んで人体実験で安全性を証明して欲しいです。

 ついでに気体になったプルトニウムも吸い込んで欲しいですね。


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<プルトニウムの毒性について>

 プルトニウムは 表1 に示すように、普通の意味で(化学的毒性から見れば)青酸カリや食中毒などに比べて、一般の重金属並みの毒性で特別に高いものでない。しかしながら、放射性的には毒性があると言ってもよい。それはアルファ放射体で比放射能が高いことにある。プルトニウムは放射性毒性が化学的毒性よりも数万倍も上回るとされている。

 ところで、アルファ放射線は紙一枚で遮ることができ、皮膚を通すことができないので、その放射線により障害を起こさせるにはプルトニウムを体内に摂取することによる。皮膚に付いたプルトニウムは容易に吸収されるものでなく、水などで洗い流すことができる。言い換えると、プルトニウムは万一体内に摂取された場合に高い毒性を示すことになる。

 プルトニウムは通常固体(粉末、ペレット)や液体で取り扱われ、気体にはならない。しかし、極微量エアロゾルやミストとして、人体に摂取される可能性がある。経口摂取による場合はプルトニウムが通常不溶解性であり、消化管からの吸収は非常に悪く、ほとんどが排泄されてしまう。一方、吸入摂取の場合はかなりの時間肺や骨に留まり、その附近の組織細胞がアルファ線で照射され、すぐにどういうことはないものの晩発効果として、時としてガンの発生があり得ることになる。プルトニウムは後述するように閉じ込めて取り扱うため、プルトニウムによる障害の起こる可能性は一般公衆人よりもむしろプルトニウムを取り扱う作業者に対するものである。

http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-03-01-05

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 社会が狂ってしまってる時に、僕のような正常な感覚を持つ人間は異常と判断されるのだが、例えば、魔女狩りの際に正論を主張する人間は魔女の仲間だと認識されるようなものだろう。

 

 そこは雰囲気読めよということなのだろうが、間違った認識では問題解決しないし、嘘をついても全く意味がない。それで東電や国が損害賠償などを逃れたとしても、急速な人口減少で国の経済力は衰退し、東電の経営基盤も崩れていく。


 たぶん、短期的に当時の担当者が責任逃れを考えてのことだろうけど、責任逃れしても、多くの東京にいた責任者のほとんどの寿命が放射性物質で縮んでるので、まあ、自業自得だし仕方ないよね。

 すでに東京の女性アナウンサー、食べて応援のタレント、俳優、女優などが被曝し、ガン、心臓疾患などで多く亡くなっている。


発病、病死した有名人・芸能人の多くは高汚染地域を訪問していた

http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/376.html


 オーストラリアとかに逃亡した人も多いが、当時、東京にいたことが運の尽きである。

 しかも飛散した放射性物質は森林などに保存され、関東圏の飲料水になっていった。

 未だに福島の放射性デブリは終息していない。

 残念だが仕方ない。



 何が言いたいのかというと、人間の心理パターンは「否認→怒り→神との取引→抑うつ→受容」というサイクルになるのだが、「否認」のまま止まってるので、先に進まないのだ。


 そろそろ時間を動かすときだと思う。

 

 




 

福島第一原発は石棺で封じ込めるしかない 小出裕章・元京都大学原子炉実験所助教が会見

https://youtu.be/DrLFNQpsv_g 

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