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土龍と呼ばれた男  作者: アナホーリ三世
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たっぷり焼き栗を食べ終わった。

ちょっと、ウン◯がしたくなったので、下に降りて川にケツを出す。

用をたしたら汚れは、その辺の葉っぱをゴシゴシして拭く。これも川にポイッ!

三尺流れれば水清しと言うじゃない?とりあえず飲み水は上流側で飲めばいいし。

この閉鎖的な場所は、大型野生種が居ないというか侵入してこれない地形になっている。

まぁ毒蛇やスズメバチさえ居なければ、問題ない気がする。

だが食料の問題が切実なのは変わりない。この崖の上に登る為の階段を作るのは容易だが、

もし危険な生物がいた場合にわざわざ道を作るのも何だかな?という気がする。

まずは危険察知だな!

さっき瞑想した際に、以前だったらボンヤリとこの方向に、何かがいるな?敵意が有るか否か?

だったのが、周囲の地形にその情報が乗るように感じたっと言うより脳裏に映っていた。これも

聖霊グノーシスと同化した効果なのか?

朝は何が何だか判らないうちに同化したと言われて自然に受け入れたが、冷静になると穴は掘れるは、

金属は抽出出来るは、ファンタジーすぎるだろ、これは!

常識だけでは世の中語れないと言う位判っている、あの聖霊の石を掘った時点で自分の運命は

決められたのかも知れない。それならば素直に運命を受け入れ、次に進もう。どうせ前の世界に身内は

居ないし、この世界を楽しもう!


■◇■◇


朝方の瞑想だが、穴倉の入り口で行った為前方と洞窟内しかマッピングしなかった。

その為今回は、橋桁に立って瞑想をする。

探知エリアは自分を中心にに100m程度感知できるようで、崖の上は所々赤い光点がある。

何か脅威若しくは注意をすべき箇所と認識する。。岩棚の後方30m程向こうが切り通しになっており

どうやら街道筋の様だ。次の目標として、まずは街道の偵察としよう。

その為には、崖上は避け、穴を掘る事により近づけたい。岩棚が5m、今ある穴が5mなので残20m、

時間にして4時間程度か…。

他にガラの処理もあるんだよな。でもあのガラには色々な金属が含まれているから精錬処理をしながら

やって行けば後でやる面倒も無いし、そうすると1日仕事になる。明日は朝から掛かり切りだな!


■◇■◇


さて暗くなる前にもう一度山栗を採集しに行くとする。

今度は途中で山鳥も狙ってみるか!

ロープを使ってスリングを作る。棒手裏剣を正確にあてられる距離なんて短いもんで、あんまり近づきすぎると、逃げられちゃうし。スリングなら30m位までなら百発九十八中で的にあてられる。又弾は河原の石なんで、ほぼ無尽蔵。っていうか最適形状に今だったら作れるから、殺傷力も上げられまっせ!

欠点は投石時のモーションが大きい為、相手に気付かれる可能性が高いと言う事かな。

それでは準備万端整ったので、出発進行!


結果発表〜!栗コンビニ袋1袋、山鳥のメス一羽。キノコ少々。アケビ三個。マキそれなり。

本日の食卓は大変豪華と成りました。パチパチパチパチ!

さぁ暗くなる前に山鳥の処理をするとしますか!





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