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零 逃走歯車(エスケープ・ギア)

特に言うべきことはない。

特に言うべきこともない。

零 


◼︎ ◼︎


「逃げたぞ! 脱走者情報、品種(タイプ)四神獣、No.2エ……ク……キ! 総員に告ぐ! 直ちに捕獲せよ! 繰り返す! No.2エ……クが脱走! 直ちに捕獲せよ!」

 その青年は未だ少年の面影を残していた。彼は走る。駆け抜ける。脇目も振らずに、ただただ走る。

 身につけた軍服には、大量の勲章と中将の位を表すバッチがついていた。

 腰には一振りの脇差、装飾を見ただけでかなりの業物ということが見て取れる。

 しかし、彼は何故か逃げていた。その双眸は紅蓮を宿し、瞳の内は轟々と燃え盛っていた。

 これより語られる物語は、蛇足になるかもしれない。必要ないものかもしれない。しかし語らないわけにはいかないだろう。歴史は紡がれ続けるのだから。

 これより始まる幕は、人と人との醜い争いである。

 十年前、人類の前に強大な敵が立ちはだかった。人類はいままで行われていたいざこざを締結させ、協力してそれらを撃退することに成功した。

 それでハッピーエンドなら良かったのだ。だが、現実は違う。撃退後、我々は再び仲違いを始めた。

 そんな話で良ければ始めよう。

 ——否、止めることなどできない。物語は既に、動き始めているのだから。

 

 

新シリーズ開幕です。

まだなにも書き終わってないくせに、なにやってんだこいつとか、言わないでください(笑)

書きたくなったんです。許してください。

次はファンタジーにチャレンジです。

よろしくお願いします。

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