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01   ぴーちゃんたる所以


 「ぴーちゃん」と呼ぶようになったのは何時なのか忘れてしまった。


 ただ、「ぴーちゃん」が自分で「ぴーちゃん」と啼くので、ありきたりだとは思ったが「ぴーちゃん」と呼ぶことにしたのだ。


 したがって、彼らの仲間は全て「ぴーちゃん」と呼んでしまう何とも芸の無い話でもある。


 そうこうしているうちに、「ぴーちゃん」は自分のことを「ぴーちゃん」と名乗りだしていた。


 「聞いて聞いて!」と十センチにも満たない体で飛んでくると、「ぴーちゃんね、ぴーちゃんっていうの!」


 「だってね、ぴーちゃんだから!」


 ツッコミを入れる隙がない。


 なぜならば彼らは常に忙しいから。



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