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猶予

作者: 名無し
掲載日:2026/01/30

若い頃は、早く大人になりたかった

社会に出たら、学生に戻りたくなった


アラフォーになったら、もう一度恋をしたいと思った

人生半分終わったら、残された時間の使い方が気になり出した



この道はいつか来た道

人間皆同じように年をとる

有限の人生で今を懸命に生きるなら

今しかできないことを優先したいと考えるものである


若い時はバカをやったり青春したり

適齢期には結婚、出産、子育て

体が動く間は、働いたり欲求を充たしたり

そして晩年は悟って穏やかに?


後悔したくないから

一度きりの人生を充実させたい

だいたいの人間の理想はこんなもんだろう

私もご多分に漏れず、そう思う


幸運なことに、これまでの人生に悔いは無い

思い残しや、やり残したと思うことも無い

人生折り返し地点に立って、この先について考える


私に残された猶予をどう使うか?

惜しんで悩んでいるのではない

残念な結果にならないよう計画を立てようということでもない


晩年期のロールモデルも、特に憧れは無い

自然豊かな田舎暮らしなんて考えたこともないし

リッチな介護施設に入りたいとかもない


現実的な状況というより、どういう心持ちでいるかが大事

現時点の私は、まだ体が動く中年期

健康寿命で生きられる時期


晩年期の過ごし方の方針は大方決まっている

体が使えなくなったら、心に集中できるから、自ずと生き方は見える


それまでの間、今をどう生きるかだ


いろいろ経験してきた

やりたいことは思い立ったら即行動してきた

経験から学びも得てきた

これからも学び続けることに変わりはない


自分を知り、自分らしく生きて

今ここに立って、愛を選んでいる

“在り方”は定まりつつある


今の時期にやることもたくさんある

子どものステージ変化、親の介護

生身の人間としての欲求

衣食住や体力的な制限が課されるまでの自由


簡単な例をあげると

例えば年老いて体の自由がきかなくなったら、海外旅行をしたり山登りなどのアウトドアは無理になる

車の運転も危険になるし、洋服選びだって制限される(オムツが必要になったり寝たきりになったらお洒落優先で服は選べない)


もう既にそんなに食べられないし、服もそこまで冒険しないし、恋愛至上主義でもない中年女性

幸せな毎日の中、ふと感じる残り少ない人生の猶予期間

どれだけ残されているのだろう?


芸能人の訃報や、周囲の人の亡くなった知らせを聞いて

当たり前だけど、皆死んでいくと思い知らされる

長生きの父が、周り皆死んでしまった、とぼやく

時は残酷なまでに平等に過ぎゆく


やがて来る死を、私は恐れてはいない

けれど、過ぎ行く日々を大事にしたいという思いが強くなったのは確かである


自分を愛するとは?

自分を生きるとは?

どう生きるのか、考えている






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