表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/12

第5話魔力

テミィー師匠はロアスに聞かれたことを答えた

『ロアスのようなケースは初めてだからあくまで私の推測なんだけど、普通魔力を感じる時は手に何かが触れてるなぐらいなはずなの。だから初めてで埋もれるようなことはないはずなんだけど...。例えばあの魔塔主様だったら初めて魔力を感じる時は手で掴んで遊ぶことができるほどだったとおっしゃっていたわ。それと...。これは秘密なんだけど、マイヤ魔法帝国の初代皇帝も似たようなことが起こったとか起こってないとか。本当のことは昔のことすぎてわかってないんだけどね。で、本題の魔力に埋まっているというのはそれだけ才能があるというのと同時に魔力が多すぎるからサークルを作るとしてもそのサークルが魔力量に耐えきれなくなってしまうかもなの。だから作るとしたら一気に3サークルまで作らないといけないかもだから、とめさせたのよ。』

『サークル作るのも大変なんですね。それで僕は3サークルまで作れるんですか?』

(ど、どうしよう!私じゃ一気に3サークルを作ることを上手く手伝える自信がないわ!でもできないってもし言ったら『師匠ってこの程度だったんですね。失望しました。』っとか言われて師匠としての尊厳がズタボロにされてしまう。こ、こうなったら。)

『あ、あのねロアス?このレベルの魔力量を扱うのは珍しいから研究にも役立つかもだからね?一応師匠にも見せて、研究したいなぁなーんて思うんだけど、どうかしら?』

(た、たのむ!私がやらないで済むもっともそれらしい理由がこれしかないんだ、頼む了承してちょつだい!)

(テミィー師匠の師匠ってことは魔塔主様!?わざわざそんな偉い人を呼ぶのか?まあ、俺からしたら嬉しいけど。ど、どうしたんだ?テミィー師匠。ものすごい形相で俺を睨んでるけど、なにかあったのか?)

『わかりました。テミィー師匠の師匠がいいとおっしゃるならそうしましょう。』

(よっしゃぁぁぁ!!!乗り切ったぞ!)

『わかったわ。じゃあ今日のところはここまでにしましょう。また明後日に来るわ。それじゃあね。』

『わかりました。今日はありがとうございましたテミィー師匠!』

『うん。ロアスじゃあね。』

『テレポート』

『うわぁ、すごいな。テミィー師匠が一瞬にして消えた。僕もできるようになるかな?それじゃ、授業も終わったしお父さんとお母さんに報告しに行きますか。』



その後ロアスが両親に報告に行くとお父さんは

『ハッハッハ!流石だな、息子よ!お前は私に似て優秀だな!』

と、いつもどうり大きすぎる声をだし、お母さんは

『え?それって危ないんじゃないの?大丈夫なの?しかも魔塔主が来るかもってどういうことなの?しかもしかもいきなり3サークルにするとか危ないんじゃないの?...』

と、こちらも相変わらず過保護であった。



その頃テミィーは魔塔主の部屋の前へ来ていた

コンコンコン

『師匠失礼します。あなたの弟子のテミィーが入ります。』

誤字脱字があったら教えてください

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ