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第2話誕生

オギャーオギャー

(なんだよ、、、うるせぇなぁ)



オギャーオギャーオギャー

(うるさいって言ってるだろ?誰だよ死んでもなお俺を眠らせてくれないのは、、、)

そうして眠い目を開けると金髪の美人な女性と黒髪のなかなかイケメンな男性がなきながら俺のことを見ていた

(こいつらか?さっきから騒いでたのは?ていうか誰だよ、このイケメンと美人な女性は?

ひとまず何が起こってるのか確認くらいするか)

「アギャギャ。オギャ?」

(おかしい。俺は立派な大人であるはずなのに喋れないぞ?いやいや、そんなわけないよな?)

「オギャー、オギャー」

(やっぱり喋れてないじゃねーかああ!)

『ねえ?あなた、ロアスが泣いてるじゃありませんか?私に返してください。』←異世界語

『し、しかしだなぁ愛しのソミィよ。私だって初めての息子を少しくらい抱きたいものだぞ?』

『そんなこと言ったってダメですからね!ほ〜らロアスもママの方がいいですよねえ〜?』

(さっきからこの2人は何を言ってるんだ?でもなぜだか眠くなって、、、)






ッハ!

目が覚めると謎のカゴの中に入れられていた。

(俺は眠っていたのか?いや、それ以前にここはどこだ?確か俺は死んだはずじゃ...もしかしてここが死後の世界?いやそれにしては手の感覚とかしっかりしているような気がするし...)

『あれ?ロアス様起きられたんですか?ソミィ様ー!ペレス様ー!ロアス様が起きられましたよー!話しかけなくていいんですか〜?』

『今いくぞぉー!ロアスよ!そして呼ぶのだ!パパと呼んでくれー!』

『もうあなたったらロアスはまだ生まれてまもないんだから無理に決まっているでしょう?それに初めての言葉はママに決まってますからね!』

(なんて言ってるかわからないけど騒がしいなこの2人。それにしてもお腹すいたな。肉でも魚でもいいからなにか食べさせてくれないかなー?)


オギャーオギャーオギャー


『あー、ごめんねロアス。ほらミルクが欲しかったんよね〜?』

(な、なんだこれ?おいしく...いやうまいな。うまいぞ!もっとくれ!)

『お、いいぞロアス男はでっかく育たないとだからな!』

『あなたはそこまででかくないでしょうが。』

『そんなことないだろ?平均よりも5センチはでかいからな!』

『その平均女性の身長と比べてでしょう?そんなこと言ってないであなたは仕事してきてください!』

そんな会話をしているとロアムはお腹いっぱいになり眠ってしまった...



そして十郎は2歳になり、いろんな事を知ることができた


一つ目は自分が十郎ではなく多番だかロアスという赤ちゃんになったしまったこと。赤ちゃんになったのは転生してから一週間しないうちにに気づいた。ロアスという名が多分というのは単純に言葉が違うからだ。


二つ目はこの2人は貴族らしい。これは去年そして今年も自分の誕生日が明らかに派手だということと、メイドらしき女性がたくさんいたからだ。


そして最後に気づきたくないことに気づいた。お父さんらしき人が軍服を着て、お母さんと真剣に何かを話して、仕事に行ってもう3ヶ月帰ってきていないことからこの国では戦争が起きているかもしれないということだ...


(なぜだ...!転生したことはなんとか、なんとか納得しよう。昔の世界でもどっかのお坊さんが輪廻転生がどーたらこーたら言ってたし。そして自分が貴族かもしれないということもよしとしよう。これはプラスしかないし。

だか、だかなぜこの世界でも戦争があるんだ!!戦争だけは話が違うだろう!!しかもお父さんが帰ってきてないから自分の国がピンチなのかもしれないということも最悪だ...。まあいざとなったら貴族だし亡命できるよな...?)

そんなことを考えていたがお父さんはなんとか帰ってきた。自分が考えてるほど戦況は悪くないのかもしれない。

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