表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/12

第11話仲間

そうしてロアスは魔塔主様との特訓により飛行魔法と雷魔法の習得に成功した。

だが、その魔法にも練度がありロアスが会得したのは雷魔法は中級に入れた程度。飛行魔法にとってはまだ初級程度だった。

そのため国をまわるのは1人では危険であると国王様が判断して冒険仲間を連れて行くことになった。

(そうは言っても仲間に連れて行けそうな人なんていたっけな?ていうか、そもそもとして知り合いが少なすぎる...。こうなったらまずはテミィー師匠に来てもらうか頼んでみるしかないか。)



『テミィー師匠いますかー?』

『いるぞ、私がな!なんの用で来たのだ小僧!私のテミィーは今私とお話しているのだぞ!私のテミィーも私以外に会うためには私の許可を得てからじゃないと、私に嫌われると思ってわざわざ私に相談するくらいにはテミィーは私のことが大好きなのだ!私がな!お前なんかに構っている余裕ななどないのだ!』

『何言ってんだこのくそ魔塔主ー!!』

そう言ってテミィーは魔塔主様にげんこつをくらわせた

(こわ...今度から生意気言わないでおこう...)

『ほら、ロアス入ってちょうだい。こんな人放っておいて。』

『は、はい!』

『ま、待ってよ〜。テミィーちゃーーん!』



『それで?何しに来たわけ?』

『その、実は僕これから国を旅するんですけど、やっぱり1人は危険じゃないですか?だからテミィー師匠にもついてきてもらえないかなぁと。』

(ロアスといられる!?それについていけば強敵と出会って7サークルを突破できるかも!そうすれば...)

(な、なんかテミィー師匠の顔がニヤけている気が?)

『いいわ、ロアス!私もついていってあげる!』

『本当ですか!?ありがとうございます!それじゃ日程やその他諸々についてはまた後日お話するということで!』

『わかったわ!こんな面白そうなこと誘ってくれてありがとね!ロアス!』



(よし、これで王都内はたとえあそこでも安全だしそれに、また仲間は...いざとなったら旅の途中で見つければいいしな!よしそれじゃ出発に向けて準備しますか!)



そうしてついに出発の日が近づいてきた。



誤字脱字があれば教えてください

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ