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第2話 彼女はデスゲームに向いていない



「きっと彼女は最後の最後に負ける、見せかけの強者なのだろう」


 彼女はデスゲームに向いていない

 誰も信じない なんてそんなのポーズだけ

 お人よしだし 世話好きで お節介でもあるからね


 だからけっこう向いていない

 いつか裏切られて 背中を刺されるのが目に見えるのに


「そんな彼女を利用する僕もきっと

 彼女からは

 おんなじ風に見えているんだろうけど」


「彼はデスケームに向いていないはず」


 君はいつも そう思うよね


 でもね それは 嘘なんだ

 まったくの偽り 虚像なんだ


 作られたお人よしで 偽物の人物像

 警戒をとく 最適解

 蹴落とす ライバルにならない 重要要素


「だから 僕は最後まで生き残るだろう」


「君を欺き 利用して」


 そんな僕を信じてしまったのかい?

 嘘を見抜けず信じてしまったのかい?


 ほら今も


「危なかったでしょ」

「お人よしはほどほどにして」


 なんて説教してる


 彼女はやっぱり


 デスゲームには向いていない



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