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金庫泥棒

作者: 花乃音


ある所に凄腕の金庫泥棒の男がいた。


男は今までに沢山の金庫を開けてきたが今日彼は一味違う。

なぜなら男は今日、この国1番の大手企業の社長―この国1番の富豪―の館に忍び込んでいるからだ。



男は泥棒になる前は平穏な日々を過ごしていた。妻もいて、可愛い息子もいた。

お金もあり、裕福と言える日々だった。

しかし、平穏な日々は長くは続かなかった。

ある日、妻が子を連れて家を出た。もちろん家にあった物、ブランド物、金も全て持ち去った。



男はその日から借金まみれの生活を送ることになった。しかし、いくら働いても男はかつての生活を取り戻す事は出来なかった。


さあ男がどうして金庫泥棒になったのかお分かりになっただろうか。なぜ泥棒ではなく金庫泥棒なのかと言うと男は金庫を開けるが好きだからだ。

ただそれだけの理由で金庫泥棒なのだ。。。



そして今日、男は泥棒仲間の知人に勧められここに来た。仲間の知人は以前ここで使用人として雇ってもらっていた。その時に、夫人と富豪の会話を聞いたという。


「あなたいつもその金庫を大事にしてるけど一体何が入っているの?」

「ここには、どんな金、宝石よりも大事なものが入ってるんだ。」


夫人にも教えられない金庫の中身…きっと凄い物が入っているのだろう。

売れば数十億はする物とか。



そんな話を知人から聞かされ気になった男は今日に至る。




そして今、目の前には金庫がある。

思ったよりも頑丈だったが、男にかかれば5分で開けれた。



そしてついに金庫を開けた。


中に入っていたのは…金銀財宝!





なんかではなく、写真や色んな絵や、子供が作ったと思われる作品など。


「一体これは…」



よく見るとそこには


富豪、夫人、子供達が写った写真や、「パパいつもありがとう」、「パパお誕生日おめでとう」などの言葉が書かれた手紙などが沢山入っていた。



男は察した。きっと家族というものは富豪にとってどんな富にも勝る最高の宝物なのだろう。


その時、

「おい!急げ!誰かいるぞ!!」


あ、やばい見つかった。男は近くの窓ガラスを割り逃げた。






その次の日から、男は泥棒は辞め、就職し、再婚して2人の子供を授かった。

そしてかつての生活以上に幸せな日々を過ごしているらしいが、それはまたの機会がございましたら、よろしくお願いします別の話である。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます(*ˊᵕˋ* )


初めて短編小説を書いてみました。

変な表現をしていたり誤字があったかも知れないです( ˊᵕˋ ;)


読んでくださってありがとうございました。

感謝です!

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