楽しそうだから
お久しぶりです。エルクです。ふと作品を見たらなんとブックマークが3件もされていました。本当にありがとうございます。ブックマークは作者のモチベーションに繋がるので何卒よろしくお願いします。
俺の名前は、西音時 隼人ちょっと前までは創造神をしていたけど今は、特にすることが無いから人間になっている。因みに、高校生2年生で17歳だ。
人間になってからは、驚く事ばかりで毎日がすごく楽しい!やはり人間は、神という不変の存在ではないから面白い。
閉鎖休憩
今日は、学校だ。さてどんな驚きがあるかな。
♦︎学校♦︎
教室に入ると、女子全員から熱い眼差しを向けられた。どうしたんだろう?みんな風邪かな。そう思いつつ俺は、自分の席についた。
因みに隼人の顔は、凄くイケメンだ。神界では、普通より少し上くらいの顔だったがその顔は、やはり神というべき神々しさ思っていた。そんな彼が、そのままの顔で下界に降りると当然モテモテになるわけだ。やったね、タエちゃんこれでハーレムになってウハウハだ。
閉鎖休憩
俺が教科書などを机に入れていると、横から声がかかった。
「おはよー隼人君。」
「おはよー隼人いい朝だな。」
「は、隼人さんおはようございます」
声をかけてきたのは、この学園の三大女神と呼ばれる
美少女達だ。最初に声をかけてきたのが、神崎 沙也加、茶髪で優しげな女神としか、言いようのない超絶美少女で、その慈愛のこもった眼差しは、数々の男達を心を乱した。
次に声を掛けてきたのが、空手部のエースの鳳 鈴音。彼女は、赤髪の自信溢れた顔をしており、空手に限らず、運動ならなんでもできる。だが、勉強の方は全然駄目だという。
最後に声を掛けてきたのが、控えめな感じの篠田 真衣。彼女は、黒髪で大和撫子などと呼ばれている、一見おどおどしているように見えるが、やる時はやるというしっかりした面を持つこれまた美少女だ。
何故か全員顔を赤らめている。やっぱり風邪流行ってるのかな?まぁいいや取り敢えず挨拶をしよう。
「おはよー神崎さん、鳳さん、篠田さん。」
そう挨拶隼人がをすると、クラスの男子から目で人を殺せたらもう、10回は死んでるレベルの視線が飛んで来たが、隼人は気づいていなかった。
俺が挨拶をすると3人全員の顔が赤くなった。やっぱり風邪流行ってんじゃないだろうか。
「3人共顔が、赤いけど大丈夫?熱とかあるんじゃないの?」
「だ、だ、だ、大丈夫だよ」
「そ、そ、そ、 そうだぜ問題ないぜ」
「そ、そ、そうですよ大丈夫です」
「ならいいいんだけど」
あんまり大丈夫そうじゃないけど、3人が大丈夫って言ってるんだし大丈夫だろう。俺が3人と話しているとクラスのイケメン君の東城 聖夜が話しかけて来た。
「おーい、3人共こっちに来なよ余り、西音寺君に話しかけても迷惑だろ。」
俺は、別に迷惑だなんて思ってもいないのにそんなに迷惑だと思わせるような顔をしていただろうか?
「ごめんね、隼人君じゃあ私達は行くね。」
少し寂しそうな顔で、神崎さんが言ってきた。だから俺は迷惑ではないと言う意思を込めて、笑顔で3人を安心させようとした。
「全然そんなことないよ、また話そうね。」
そう言うと、3人は大輪のヒマワリが咲いたのではないかと言うほどの笑顔を俺に向けてきた。
「本当に!じゃあまた時間があったら今日みたいに、話しかけてもいいかな?」
俺はそんなの当たり前じゃんと頷いた。
にしてもなんで俺みたいな普通のやつに3人は、声を掛けてくるんだろう。やはり人の気持ちは難しいと思った日だった。
閉鎖休憩
キーンコーン カーンコーン
そんな話をしていたら始業のチャイムが鳴った。俺にとって授業は、知らないことだらけなので凄く面白い。そんな楽しい時間を過ごしていると、あっと言う間に下校時間が来た。教室にはまだ、30人全ての生徒が残っている。そして「今日はどこ行くー」などと話している。すると急に、教室の床が光り出した。そして幾何学的な模様が現れた。
俺は、この模様を知っている。これは、召喚魔法の印だ。何故だこの世界に、魔法は無いはずだが。もしやこれが、ラノベで読んだ勇者召喚と言うテンプレでは無いだろうか。正直に言うと俺は、これくらいの召喚は簡単に防ぐことができるのだが長年、神をやってきた俺は、娯楽に飢えていた。だから楽しそうと言う軽い気持ちで召喚されてみようと思った。
創造神の、安易な気持ちで30人くらいの生徒が異世界へ召喚された瞬間だった。
読んで下さりありがとうございます。
次の話は早く投稿出来ると思います。ではまた次回お会いしましょう。