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DX3rdリプレイ「Fiction breakers」  作者: 雉里ほろろ
リプレイパート
5/23

ミドルフェイズ1


GM「それでは次のシーンに行きましょう。ミドルフェイズ。次は――支部長は確実に参加。他の二人も、出来れば参加してほしい」

全員「はーい」

GM「場所はUGNの病院。昴さんが目を覚ましたという報告を受けて、三人が駆けつけてきたところです」

ジバシ「俺の行動は正しかったんだな」


侵蝕率上昇

 ジバシ:38→44

 八部江:40→42

 ナツキ:36→41


八部江「あんまり上がらなかったな」

ジバシ「侵食率テンション上げていこうぜー!」


GM「では、皆さんが病院までやってきました。昴ちゃんは目を覚ましているようですが……あ、いやその前に。病院に行く前に、三人には支部で今後の作戦を先に話し合って貰おうかな」

ナツキ「作戦?」

GM「今後、“バンダースナッチ”にどう対応していくか。昴ちゃんをどう扱うかみたいな?」

ジバシ「そうだ支部長。死体の処理、二人分お願いします」

ナツキ「明らかに拷問か何かした跡のある死体だろ、それ(笑)」

ジバシ「――あんな悪は、処分されて当然なんだよ……」

ナツキ「……次にやったら、処遇を考えないといけないかもな……」

八部江「極悪かよ(笑)」

GM「怖い怖い(笑)」


ジバシ「とりあえず、バンダースナッチ?」

ナツキ「ひとまず、バンダースナッチの捜索を引き続き頼む。それから、私がそのバックアップに付くことにした。頼むぞ」

ジバシ「……FHが殺せなくなったぁー!(笑)」


GM「八部江くんも手紙を貰ってきているので、それを報告してくれると嬉しい」

八部江「そっか。もう今回は俺も仲間なんだった」

ジバシ「お前は何だ誰だ!(笑)」

全員「(笑)」

ナツキ「一度共闘してるから(笑)」

八部江「ひとまず手紙のことを報告します」

ジバシ「確かお前は、シューラヴァラの時の」

ジバシ&ナツキ「主人公!」

GM「まぁ、そうだけど(笑)」

ジバシ「巨乳のヒロインと良い感じになってた……」

八部江「なってたけど(笑)」

支部長「久しぶりだね、八部江君。その後、彼女とはどうなんだい?」

八部江「……まぁ、良い感じですね(笑)」

GM「あぁ、良い感じなんだ(笑)」

ジバシ「支部長何を聞いているんですか!(笑)」

ナツキ「いや、そこは気になるところ(笑)」



GM「では改めて病院に到着して、医師から昴ちゃんの容態を聞くことが出来ました。医師によると、今は容態は安定していて、面会することも可能なそうです」

ジバシ「誰が行く?」

ナツキ「みんなで行けば良いんじゃないかな?」

GM「もちろんみんなでお見舞いしても良いよ」

ジバシ「あ、全員行っていいのか」

ナツキ「なら三人で」

八部江「ゾロゾロと」

GM「はい。では皆さんは昴ちゃんの病室へ入りました」

ジバシ「永見さん、大丈夫?」

八部江「下の名前、何だっけ?」

GM「昴ちゃん。女の子です」

ナツキ「気がついたかい?」

GM「では、昴ちゃんは知らない二人ではなく、知った顔であるジバシを見て安心したような顔を見せます」

ジバシ「お、いいぞ」

GM「『ジバシ……? あ、そっか……。あたし、キミに助けて貰ったんだ……』と、状況を思い出してきているようです。『助けてくれて、ありがとう』と、ジバシにお礼を言います」

ジバシ「君は何も見ていない。そう、何も見ていない」

八部江「こいつ暗示し始めた(笑)」

ジバシ「暴漢に襲われそうになっていたところを、間一髪で俺が助けたんだ。その暴漢二人は、逃げていったよ(笑)」

GM「そっか、ありがとう!」

ジバシ「いえいえ(笑)」

GM「それで……後ろの二人は?」

ジバシ「えっと、ナポリタンが美味い人と、前作の主人公」

全員「メタい(笑)」


GM「ええとね、普段からエージェントとして活動している訳じゃないけど、有事の際はUGNの協力者として呼び出される『イリーガル』って要員がいるのよ」

全員「へー」

GM「UGNにずっといるわけじゃないけど、何かあったときは声がかかる」

ジバシ「臨時教員みたいな?」

GM「あー、そういう感じ」

八部江「むしろアルバイト?(笑)」

GM「その認識でもOK」

ナツキ「なら、今回の八部江君はイリーガル?」

ジバシ「バイトの八部江だな」

GM「そうだね、そうなります」

八部江「なるほど」

GM「前の事件以降、イリーガルとしてしばしば二人と関わりがあったということで」

八部江「俺が貰った手紙のことは言ったっけ?」

GM「そうだね。手紙で孝三さんがどうこうと」

八部江「守ってくれ、的なことを言ってましたよ、支部長」

ジバシ「何でお前なんだ……」

八部江「ま、信頼されてるから?(笑)」

ジバシ「……後でシメるか(笑)」

八部江「こ、怖いっ!(笑)」

ジバシ「まぁ、昴さんの前でそんな物騒なことは言わず、良い格好をしておきます。悪態は病室の外で言っていたということで(笑)」

GM「めっちゃ良い格好するな(笑)」

ジバシ「当たり前じゃないですかー!(笑)」

全員「(笑)」

GM「ではジバシの説明を受けて、昴ちゃんは『そっか、二人ともUGNの人なんだね』と安心しますね」

ナツキ「え、俺ナポリタンの人で紹介されたの?(笑)」

全員「(笑)」

ナツキ「それは何とかしてくれ。ナポリタン以外で(笑)」

ジバシ「まぁ、上司。N市の支部長のナツキさんだよーと紹介します(笑)」

八部江「だいぶランクが上がったな(笑)」


ジバシ「……ところで――この半年間の行動を知りたい」

GM「ほう。それを聞きますか」

ジバシ「うん」

GM「ではジバシに促され、彼女は思い出そうとします――」

全員「――が、(笑)」

GM「不思議そうに首を捻ります。『……よく分からない。気がついたらお父さんの研究所に居て、すぐにジバシのところに行けって言われて……。そうだ、それから絶対になくさないように、ってこのペンダントを渡されて』。昴は首から提げたペンダントを見せてくれます」

ナツキ「なにっ?」

GM「そのペンダントに、ジバシは見覚えがあります。あなたの記憶が正しければ、半年前に『お父さんに返して』と言われて受け取ったペンダントと同じものです。ジバシはそのペンダントを約束通り、昴のお父さんに返したはずです」

ジバシ「あ、ちゃんと返したんだ。偉いじゃん、俺」

GM「はい。ちゃんと返したのですが、どうもそれが再びお父さんの手から昴に渡されているみたいです」

ジバシ「ほう?」

八部江「ううむ……」

GM「『それから、途中で黒ずくめの変な人達に襲われて……どうにか逃げてこの街までやってきて……。あれ? どうしてあたし、お父さんの研究所に居たんだろう。普段は研究所には入っちゃダメって言われているのに……。というか、お父さんにジバシに会いに行くよう言われる前は……あたしは……?』と困惑し始め、また苦しそうに頭を抱えます」

ジバシ「ドクタ――!(笑)」

全員「(笑)」

ナツキ「めっちゃ慌ててる(笑)」

GM「ではジバシは慌てて医者を呼びました」

ナツキ「あのかけ声で呼んだのか? ドクタ――!って(笑)」

GM「ドクタ――!(笑)」

ジバシ「スタッフゥー! みたいな(笑)」

八部江「助ける気なさそう(笑)」


GM「はい。呼ばれたドクターは慌てて病室にやってきて、彼女の容態を見ます。ドクターが昴に軽く言葉をかけ、精神的に少し落ち着いたようです。ですが、医者が『しばらく彼女を休ませてあげた方が良い。面会はここまでにしておきましょう』といいました」

ジバシ「妥当だね」

八部江「もう記憶のことを聞くのはやめておこう」

ジバシ「そうだな。とりあえず、これからどうしますか。支部長の店でナポリタンでも食べますか?(笑)」

八部江「ナポリタンに一票」

ナツキ「ナポリタンね(笑)」

GM「では、皆さんはそうして病室を出て行きます」

ナツキ「昴さん、また来ます」

GM「病室を出て三人が廊下を歩いていた、そのときです。病院の前で大きな爆発が起こりました。シーン終了です」

全員「おやぁ?(笑)」


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