ミドルフェイズ1
GM「それでは次のシーンに行きましょう。ミドルフェイズ。次は――支部長は確実に参加。他の二人も、出来れば参加してほしい」
全員「はーい」
GM「場所はUGNの病院。昴さんが目を覚ましたという報告を受けて、三人が駆けつけてきたところです」
ジバシ「俺の行動は正しかったんだな」
侵蝕率上昇
ジバシ:38→44
八部江:40→42
ナツキ:36→41
八部江「あんまり上がらなかったな」
ジバシ「侵食率上げていこうぜー!」
GM「では、皆さんが病院までやってきました。昴ちゃんは目を覚ましているようですが……あ、いやその前に。病院に行く前に、三人には支部で今後の作戦を先に話し合って貰おうかな」
ナツキ「作戦?」
GM「今後、“バンダースナッチ”にどう対応していくか。昴ちゃんをどう扱うかみたいな?」
ジバシ「そうだ支部長。死体の処理、二人分お願いします」
ナツキ「明らかに拷問か何かした跡のある死体だろ、それ(笑)」
ジバシ「――あんな悪は、処分されて当然なんだよ……」
ナツキ「……次にやったら、処遇を考えないといけないかもな……」
八部江「極悪かよ(笑)」
GM「怖い怖い(笑)」
ジバシ「とりあえず、バンダースナッチ?」
ナツキ「ひとまず、バンダースナッチの捜索を引き続き頼む。それから、私がそのバックアップに付くことにした。頼むぞ」
ジバシ「……FHが殺せなくなったぁー!(笑)」
GM「八部江くんも手紙を貰ってきているので、それを報告してくれると嬉しい」
八部江「そっか。もう今回は俺も仲間なんだった」
ジバシ「お前は何だ誰だ!(笑)」
全員「(笑)」
ナツキ「一度共闘してるから(笑)」
八部江「ひとまず手紙のことを報告します」
ジバシ「確かお前は、シューラヴァラの時の」
ジバシ&ナツキ「主人公!」
GM「まぁ、そうだけど(笑)」
ジバシ「巨乳のヒロインと良い感じになってた……」
八部江「なってたけど(笑)」
支部長「久しぶりだね、八部江君。その後、彼女とはどうなんだい?」
八部江「……まぁ、良い感じですね(笑)」
GM「あぁ、良い感じなんだ(笑)」
ジバシ「支部長何を聞いているんですか!(笑)」
ナツキ「いや、そこは気になるところ(笑)」
GM「では改めて病院に到着して、医師から昴ちゃんの容態を聞くことが出来ました。医師によると、今は容態は安定していて、面会することも可能なそうです」
ジバシ「誰が行く?」
ナツキ「みんなで行けば良いんじゃないかな?」
GM「もちろんみんなでお見舞いしても良いよ」
ジバシ「あ、全員行っていいのか」
ナツキ「なら三人で」
八部江「ゾロゾロと」
GM「はい。では皆さんは昴ちゃんの病室へ入りました」
ジバシ「永見さん、大丈夫?」
八部江「下の名前、何だっけ?」
GM「昴ちゃん。女の子です」
ナツキ「気がついたかい?」
GM「では、昴ちゃんは知らない二人ではなく、知った顔であるジバシを見て安心したような顔を見せます」
ジバシ「お、いいぞ」
GM「『ジバシ……? あ、そっか……。あたし、キミに助けて貰ったんだ……』と、状況を思い出してきているようです。『助けてくれて、ありがとう』と、ジバシにお礼を言います」
ジバシ「君は何も見ていない。そう、何も見ていない」
八部江「こいつ暗示し始めた(笑)」
ジバシ「暴漢に襲われそうになっていたところを、間一髪で俺が助けたんだ。その暴漢二人は、逃げていったよ(笑)」
GM「そっか、ありがとう!」
ジバシ「いえいえ(笑)」
GM「それで……後ろの二人は?」
ジバシ「えっと、ナポリタンが美味い人と、前作の主人公」
全員「メタい(笑)」
GM「ええとね、普段からエージェントとして活動している訳じゃないけど、有事の際はUGNの協力者として呼び出される『イリーガル』って要員がいるのよ」
全員「へー」
GM「UGNにずっといるわけじゃないけど、何かあったときは声がかかる」
ジバシ「臨時教員みたいな?」
GM「あー、そういう感じ」
八部江「むしろアルバイト?(笑)」
GM「その認識でもOK」
ナツキ「なら、今回の八部江君はイリーガル?」
ジバシ「バイトの八部江だな」
GM「そうだね、そうなります」
八部江「なるほど」
GM「前の事件以降、イリーガルとしてしばしば二人と関わりがあったということで」
八部江「俺が貰った手紙のことは言ったっけ?」
GM「そうだね。手紙で孝三さんがどうこうと」
八部江「守ってくれ、的なことを言ってましたよ、支部長」
ジバシ「何でお前なんだ……」
八部江「ま、信頼されてるから?(笑)」
ジバシ「……後でシメるか(笑)」
八部江「こ、怖いっ!(笑)」
ジバシ「まぁ、昴さんの前でそんな物騒なことは言わず、良い格好をしておきます。悪態は病室の外で言っていたということで(笑)」
GM「めっちゃ良い格好するな(笑)」
ジバシ「当たり前じゃないですかー!(笑)」
全員「(笑)」
GM「ではジバシの説明を受けて、昴ちゃんは『そっか、二人ともUGNの人なんだね』と安心しますね」
ナツキ「え、俺ナポリタンの人で紹介されたの?(笑)」
全員「(笑)」
ナツキ「それは何とかしてくれ。ナポリタン以外で(笑)」
ジバシ「まぁ、上司。N市の支部長のナツキさんだよーと紹介します(笑)」
八部江「だいぶランクが上がったな(笑)」
ジバシ「……ところで――この半年間の行動を知りたい」
GM「ほう。それを聞きますか」
ジバシ「うん」
GM「ではジバシに促され、彼女は思い出そうとします――」
全員「――が、(笑)」
GM「不思議そうに首を捻ります。『……よく分からない。気がついたらお父さんの研究所に居て、すぐにジバシのところに行けって言われて……。そうだ、それから絶対になくさないように、ってこのペンダントを渡されて』。昴は首から提げたペンダントを見せてくれます」
ナツキ「なにっ?」
GM「そのペンダントに、ジバシは見覚えがあります。あなたの記憶が正しければ、半年前に『お父さんに返して』と言われて受け取ったペンダントと同じものです。ジバシはそのペンダントを約束通り、昴のお父さんに返したはずです」
ジバシ「あ、ちゃんと返したんだ。偉いじゃん、俺」
GM「はい。ちゃんと返したのですが、どうもそれが再びお父さんの手から昴に渡されているみたいです」
ジバシ「ほう?」
八部江「ううむ……」
GM「『それから、途中で黒ずくめの変な人達に襲われて……どうにか逃げてこの街までやってきて……。あれ? どうしてあたし、お父さんの研究所に居たんだろう。普段は研究所には入っちゃダメって言われているのに……。というか、お父さんにジバシに会いに行くよう言われる前は……あたしは……?』と困惑し始め、また苦しそうに頭を抱えます」
ジバシ「ドクタ――!(笑)」
全員「(笑)」
ナツキ「めっちゃ慌ててる(笑)」
GM「ではジバシは慌てて医者を呼びました」
ナツキ「あのかけ声で呼んだのか? ドクタ――!って(笑)」
GM「ドクタ――!(笑)」
ジバシ「スタッフゥー! みたいな(笑)」
八部江「助ける気なさそう(笑)」
GM「はい。呼ばれたドクターは慌てて病室にやってきて、彼女の容態を見ます。ドクターが昴に軽く言葉をかけ、精神的に少し落ち着いたようです。ですが、医者が『しばらく彼女を休ませてあげた方が良い。面会はここまでにしておきましょう』といいました」
ジバシ「妥当だね」
八部江「もう記憶のことを聞くのはやめておこう」
ジバシ「そうだな。とりあえず、これからどうしますか。支部長の店でナポリタンでも食べますか?(笑)」
八部江「ナポリタンに一票」
ナツキ「ナポリタンね(笑)」
GM「では、皆さんはそうして病室を出て行きます」
ナツキ「昴さん、また来ます」
GM「病室を出て三人が廊下を歩いていた、そのときです。病院の前で大きな爆発が起こりました。シーン終了です」
全員「おやぁ?(笑)」