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DX3rdリプレイ「Fiction breakers」  作者: 雉里ほろろ
リプレイパート
2/23

オープニングフェイズ1

PC1、ジバシのオープニングです。


GM「じゃあオープニングフェイズに入ります。シーンプレイヤーはPC1のジバシくん」

ジバシ「はい」

GM「他の人は登場できません。それじゃあまずは侵蝕率あげて貰おう」

ジバシ「ダイスどれだっけ?」


侵蝕率上昇

 ジバシ:34→38


ナツキ「そういえばそうだったね。シーンに入るときに侵蝕率が上がるんだった」

ジバシ「ちょっと蝕まれました」

GM「はい、蝕まれておいて」

ジバシ「う、ううっ!」(胸を押さえてうずくまる)

八部江「序盤からそんなに蝕まれたらやばいでしょ(笑)」

全員「(笑)」

八部江「もう声がピンチじゃん(笑)」


GM「では。これは――今から半年前の回想からスタートします」

ジバシ「あぁ、なるほどな」

GM「あなたは、半年前の事を思い出しています。場所は警報が鳴り響くUGNの研究所。そこら中に、襲撃され殺害されたUGNチルドレンやエージェントの遺体が転がっています」

ジバシ「はいはい……」

GM「廊下や部屋は血で染まっています」

ジバシ「うわぁ……グロいな」


ジバシ「……え? ここから放り出されるの?」

GM「放り投げよう」

ジバシ「永見さんはどこだ……!?」

GM「では、ジバシは見知った少女の姿を探して走り始めます。すると、あなたは昴の姿を見つけました」

ジバシ「『昴っ!』って、あぁ、名前で呼んでしまった(笑)」

GM「いや、いきなり昴って呼んでもいいよ別に。いきなり好感度高めでも(笑)」

ジバシ「よし、じゃあそうしよう(笑)」

GM「好感度高めでいこうか(笑)」

ジバシ「昴、大丈夫か!?」

GM「彼女の体は流れ出る血で真っ赤に濡れています。間違いなく、致命傷です。彼女は駆け寄ってきたジバシに気がつき、弱々しく微笑みました。『ジバシ、来てくれたんだ……』」

ジバシ「うん……」

GM「『真っ赤な怪物が襲いかかってきて……逃げようとしたんだけど、逃げ切れなくて』と。彼女は自分の首に提げたペンダントを、あなたに渡します。『ねぇ、ジバシ。これを持って行ってくれないかな?』」

ジバシ「『いや、そんな……まだ助かるよ!』と拒みます」

ナツキ「あらら(笑)」

GM「拒みました。『これ、お父さんから貰った誕生日プレゼントなんだ……』」

ジバシ「『そんな大切なもの、貰えないよ!』 拒みます(笑)」

八部江「貰えよ(笑)」

GM「あたしの宝物だけど……あたしはもう駄目みたいだからさ……。せめてこれをお父さんに返したいんだ。ジバシ、頼まれてくれるかな……?」

ジバシ「……嫌々ながら承諾します」

GM「はい。ではジバシは昴ちゃんからペンダントを受け取りました。すると彼女はよりいっそう儚げに微笑みます。『ありがとうジバシ。ごめんね……』と。永見昴の体から力が抜けていきます」

ジバシ「……とりあえず、その赤い怪物をぶっ殺してやろうと思います」

GM「はい。ではジバシはそう決意しました。――というところで、あなたの回想が終了します」

ジバシ「えっ!?」

全員「(笑)」

GM「今のは、ジバシが半年前の出来事を思い出していたっていうことなのよ」

ジバシ「あー、ということは」

GM「はい。今から時間は現在に帰ってきます」


ジバシ「……クソッ、結局あの赤い怪物は見つからないままだ……! 何としても殺してやるっ!」

GM「と、考えながら。今は、昴の死から半年後ですね。あなたはN市所属のUGNエージェントとして活動しています」

ナツキ「俺の部下だな」

GM「現在は街に侵入したFHエージェントの捜索任務中ですね。ようするに、見回りパトロールみたいなものの延長だと思ってくれれば」

ジバシ「まぁ、アレだね。見つけたFHを一人残らず殺していけばいいわけだ」

全員「(笑)」

GM「めっちゃFHに恨み持ってるぞコイツ」

八部江「ヤバいぞコイツ(笑)」

ナツキ「街中を歩き回りながらなんて物騒な(笑)」

ジバシ「まぁ、常に日本刀持ち歩いているし」

GM「日本刀を持って繁華街を歩く男、ジバシ」

ナツキ「ヤバすぎでしょ(笑)」

八部江「サイコパスだ(笑)」


GM「そうしてジバシが繁華街をパトロールしていると、路地裏の方から騒がしい足音や怒鳴る男の声などが聞こえてきますね」

ジバシ「マジで? ……とりあえず、ウキウキしながら、FHがいないかどうか近づくわ」

GM「ホントにサイコパスじゃん(笑) まぁ、路地裏に入っていくと、声がはっきりと聞こえ出します。焦りを帯びた男達の声ですね。『――クソッ、逃げ足の速い女だ! UGNに見つかると厄介だ、早く捕まえろ!』」

ジバシ「ふむ……。UGNは俺だよな……。ちょっと、その男の人たちに駆け寄って、首を、絞めます」

全員「いきなり!?(笑)」

八部江「怖すぎる(笑)」

GM「では、あなたが首を絞めようと男達に近寄った段階で、彼らがあなたの存在に気がついて振り返りますね。男は二人組です。彼らはちょうど路地裏の奥で誰かに襲いかかろうとしていたところだったようです」

ジバシ「ふむふむ」

GM「彼らはジバシに気がついて、舌打ちをします。『チッ、UGNか。邪魔するならば死ね!』と襲いかかってきます。演出戦闘スタート」

ジバシ「はい、抜刀しまーす(笑)」

GM「抜刀!(笑)」

ナツキ「前もさ、こんな展開なかったか?(笑)」

八部江「あった(笑)」

ナツキ「前も『それは残像だ!』って(笑)」


GM「では、男達は――どうしようか。うん、手から稲妻を放ってきますね」

ジバシ「それをシュッと避けて、男達の背後に立って『それは残像だよ……』と囁きます」

GM「背後で『それは残像だよ』をして」

ジバシ「それから、一人は殺します。ブシュ」

GM「では、一人は仕留めました。ブシュっと。ジバシに斬られ、一人の男は倒れます」

ジバシ「すかさず隣の男は半殺しにします」

GM「はい。もう片方は目にも止まらぬ速さで半殺しにしました」

八部江「いちいち怖いな(笑)」

ナツキ「というか強すぎる(笑)」

全員「(笑)」

ナツキ「淡々と敵を処理していくなぁ(笑)」

ジバシ「半年後で強くなってるからきっと(笑)」

GM「強くなったな」

八部江「戦闘シーンも無しにボコっていくスタイル」


ジバシ「で、半殺しにした方に対して、『さっきの話は何だ?』と脅します」

GM「なるほど。ではそのFHエージェントは半死ながらもジバシを睨みつけて、『誰が話すものか!』」

ジバシ「よーっし、言わないなら両手の指を一本ずつ折っていきまーす(笑)」

全員「(笑)」

八部江「拷問かよ(笑)」

ジバシ「まず一本目、ボキッと」

GM「ボキッと折りました。男は悲鳴を上げます。が、その悲鳴で、後ろで男達に襲われていた人物が、自分が助かったのだと言うことに気付いて――」

ジバシ「あっ、居たの!?」

GM「そりゃ居るよ(笑)」

ジバシ「忘れてた(笑)」

ナツキ「見られてるぞ、コレ」

ジバシ「やばい(笑)」


GM「男が悲鳴を上げた時に気が付いて、声をかけてきます」

ジバシ「じゃあ、俺もその段階で気付いたことにします」

GM「襲われていたのは一人の少女です。『ジバシ……? ジバシだ! ねぇ、あたしのこと覚えてる? 永見昴だよ!』と。その少女はあなたのよく知る少女、永見昴です」

ナツキ「マジかぁ……」

ジバシ「ちょっ、ちょっと待って! い、いや、これは違うんだ!」

全員「(笑)」

ジバシ「こ、これは残像なんだ!(笑)」

全員「これは残像って(笑)」

GM「残像だからセーフ?(笑)」

八部江「言い訳の仕方が雑(笑)」

ジバシ「慌てて刀をしまいます」

GM「しまいました」

ジバシ「そのついでに半死の男の指をもう一本折ります」

GM「お、おう。折りました」

八部江&ナツキ「おい(笑)」


GM「あ-、永見昴ちゃんに関してですが。あの、一応レネゲイドのことを知っているって設定なので」

ジバシ「……あぁ、じゃあ全然隠すことはないのか」

GM「残像に関しては」

ジバシ「半殺しにしてるのは?(笑)」

GM「半殺しにしてるのは流石にどうかと思うけど(笑)」

ジバシ「まぁ、うん。『いや、これは違うんだよ!』と言っておこう」

ナツキ「まぁそうか。回想でUGNの研究所にいたから」

GM「UGNの研究所にいた女の子ですね。彼女もオーヴァードです、一応。あ、いや、オーヴァード“でした”だね、正しくは」


GM「よかった、ジバシに会えた! お父さんの言ってた通りだった!」

ジバシ「……そんなこと言ってたのか?」

八部江「リアルトーン(笑)」

GM「うん、お父さんがね。ジバシがN市にいるから、彼に守ってもらえって」

ジバシ「ほうほう。……どうすればいいんだ? というか、死んだはずだよな……? 何で生き返ってるの?」

GM「はい、では彼女は『え? 何? 死んだってどういうこと?』と。とぼけている、というよりも、何も覚えていない様子です。そしてしばらく『うーん、うーん』と唸っていたのですが、突然様子がおかしくなりました。頭を抱え込んで、そのまま倒れてしまいます」

ジバシ「マジで? ……大丈夫じゃなさそうだから、とりあえず担いで、救急車を呼びます」

GM「はい、救急……車呼ぶの?」

ナツキ「UGNの病院に連れて行けば? 八部江が一度入院してたんだし、こういうときのためでしょ(笑)」

ジバシ「あ、そっか。病院があるんだった(笑) まぁ、救急車くらい完備してますよきっと!“119-1”みたいな感じで電話すれば(笑)」

八部江「ちょっと番号違うやつね(笑)」

GM「はい。それじゃあUGNの病院から救急車を呼んで、彼女を病院まで搬送しました。というところで、シーン終了です」

ジバシ「はい、終わった?」

GM「終わった」

ジバシ「……あ、じゃあ救急車の前に、半殺しにしておいたFHにトドメ刺したい」

GM「最後にトドメを刺しました」

ナツキ「あんまり派手にやらかすなって、支部長が怒るぞ!(笑)」

GM「FHエージェント、排除完了です(笑)」

八部江「思うがまま過ぎる(笑)」

ジバシ「『……ゴミを掃除して何が悪い?』とか言っておこう(笑)」

GM「サイコパス度に磨きがかかっている……!(笑)」

八部江「ジバシとロイス取るときN:サイコパスにしよっと(笑)」


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