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Serect☆World  作者: arice
4/12

チームに入った。

俺たちは昼飯を食い終わりテーブルを囲んで今後について話し合っていた。


「目標はかけらを7つ集める事だけど、手に入れ方がわからないな」


「何かの報酬か、手に入れる条件があるかだねー」


条件か・・・。大抵こういうゲームではボスを倒すとゲットできるんだが。


「・・・それより先にアタッカーが欲しい」


確かに、飛鳥の言う通りだな。


今のパーティーでは全員が後方支援型だからきついな。


「そうだねー。どんな職業の人がいいかなー」


アタッカーとなる職業は


剣士、侍、竜騎士、アサシン、格闘士、後は傭兵か。


「・・・アサシンか、侍、竜騎士とかがいい」


「とりあえず、登録場まで行ってから決めるか」


「そうだねー」


俺たちは再度コンタクトを付けログインした。


「・・・プレイヤー反応!?」


は?ログインしたばっかだぞ!


「数はー?」


「・・・6人場所はこの部屋の扉の前」


マジかよ。リスボーンキルかこのやろう。


「二人とも待って」


俺と飛鳥が戦闘態勢に入ろうとすると優奈が手で静止した。


「なんだよ!」


「たぶん、相手に敵意は無い。」


「何でわかんだよ」


「だっておかしくない?わざわざ部屋の外で待機なんて殺すつもりなら中で待ち伏せしとけばいいじゃん」


確かに。


俺たちは仕方無く武器をしまった。


「いやーやるなー」


後ろから声がして振り向くと。


「隊長?」


そこに居たのは、俺が所属しているサバゲーチームの隊長が窓に座っていた。


「よう、ひさしぶりだな凛」


だとすると、扉の向こうに居る奴らは・・。


俺は急いで扉を開けた。


「やっぱりお前らか」


「おひさしぶりっす!凜さん!」


こいつらは俺のチームメンバーだ。


俺は、そいつらを部屋に入れて椅子に座った。


「それで、隊長もやってたんですね」


「もちろん!まあそれの所為でサバゲーできなかったんだがな」


と、笑いながら言った。


「はぁ、それでなんでここに?」


「お前らさー俺のチームに入らないか?」


チームか・・・。


「だってさどうする?優奈」


「うーんどっちでもいいよー夜空さんのチームなら」


「・・・レベルと職業」


あ、そうだった。


「俺のレベルは250で職業は特攻兵だ」


250!?やりすぎだろ


「だとすると、武器はやっぱり」


「もちお前が作ったショットガンだ。」


隊長は両手にショットガンを持っていた。


右手に有るのはうすーいピンク色でところどころに桜吹雪がちりばめてある俺作のショットガン。性能はシンプルでレーザーサイトを付けて内部に高性能サイレンサーが内蔵してあって。銃口は伸びる使用になっている。確か700mくらいは届くはず。


もう片方のやつは、俺が作った奴じゃないな。見たところ一般にあるやつだな。

名前は・・・M870だったかな。


バレルを短くしたショートバレルカスタムか。


「で、どうすんだよ」


「わかりました。入りましょう。ひとつだけ質問いいですか?」


「いいぜー」


この人はゲーム内でものんびりしてるんだな。


「何で俺たちなんですか?」


「そりゃ決まってるだろ。凛の狙撃の腕は信用できるし、優菜の采配はいつも完璧、飛鳥のゲームセンスは心強いそして何よりお前らと居るのが楽しい以上」


やっぱり隊長は隊長だな。


「うーし、それじゃお前ら予定ないならチーム登録して俺らの拠点まで行くぞー」


とのことなので俺たちはチーム登録をしに行ったが


「すいません。チームに入るにはレベルが10以上必要です。」


「え?お前ら10いってねーの?」


「今日始めたばっかだよー?」


「あ、そっか。ならちょうどいい俺のクエストについて来い」


夜空さんは俺らの返事も聞かずにクエストを受けてきた。


「・・・推奨レベル100以上」


マジかよ!?


「いやいやいや夜空さん?俺たちまだ一桁なんですが?」


「お前らなら大丈夫だ」


といい、夜空さんは紙を破った。


周りの景色が変わりそこは岩と砂に囲まれた砂漠だった。


「目標は?」


制圧者モードはいんのはえーよ。


「今回は、PVP戦だ俺たちと同じようにクエスト受けた奴がここに居るチーム戦じゃないから人数は4人だがな。」


夜空さんがそこまで言うと空にモニターが映った。


『それでは参加パーティー5チームの殲滅戦を開始致します。なお、このクエストではハンデが与えられませんのでレベルの低い人たちは気を付けてください。それでははじめ!』


モニターが消えるとあたりにブザーが鳴り響いた。


「さーて、開始だ指示は優奈に任せる」


「了解。これはサバゲーとほぼ同じルールだから戦略は簡単だね。凜は岩の陰から狙撃。私は凛の後ろを守る。飛鳥は策敵をしながら前進。夜空さんは飛鳥の護衛絶対に死なせないで」


「りょーかい」


「それじゃあみんな解散」


それぞれの任務をこなすため俺たちは移動した。


「じゃあ、今から集中するから後ろ任せた。」


「了解」


俺は一息吐きMAR-7を構えた。


デザートステージはスナイパーにとっては不利な地形だ見えにくい発見が遅れれば味方がやられる。


おそらく俺ら以外のプレイヤーは100越え気を抜いたらやられる。


と、どこからか爆発が聞こえた。


始まったか。


一人みーっけ


レベルは100ちょいってとこか。


武器は、刀か。


「お疲れ」


刀の男の脳天を狙撃した。


お、倒したら1killって出たぞ。


よし次


俺はスコープを覗きながら敵を探した。


いねーな。


それとわかったことがある。どんな高レベルプレイヤーもリアルと弱点は変わらない。頭を打ち抜けばHPゲージを吹っ飛ばすことができる。


あ、飛鳥たちが狙われてる。


俺は、飛鳥たちを狙っていた女の頭を打ち抜いた。


よし、2kill


「優奈場所変えるぞ。そろそろ場所が特定されたころだ」


「だね」


といい俺たちは場所を移動した夜空から預かった地雷をセットしてな。


岩場を移動した直後さっき居た場所が爆発した。


4kill。


これで一チーム分は倒したな。


残りは何人だ?


「残り、私たちを抜いたら4人だね」


「何でわかるんだ?」


「計算しただけ」


なる。


向こうのほうから夜空さん達が走ってきた・・・ドラゴンを引き連れて。


「ちょっ!何連れて気たんすか!?」


「いいから!助けろ!」


俺は黒い弾丸をセットしてドラゴンの頭に向けて放った。


ドラゴンの頭に弾丸が当たると周りが消し飛んだ。


圧縮弾か。


「殺す気か!」


「あんな弾何てしらなかったんですよ」


「・・・敵、来る」


「どっち?」


四人がチームなのかそれとも別か。


「・・・右に2人、左に2人」


別々か。


俺はその場で寝転び右に狙いを定めた。


「俺と飛鳥で右をやる。優奈達は左を」


見つけた。


「飛鳥、俺がバックアップする魔法で叩き潰してくれ」


「・・・わかった」


俺の横で飛鳥が詠唱をした。


まずひとり。


相手はまっすぐ向かってきてるな狙撃手なんて思わないだろうな。


「ばいばい」


走ってきている奴の右側の奴の心臓を打ち抜いた。


残ったほうの奴は飛鳥の魔法により死んだ。


「おわったー」


「・・・たのしかった」


「こっちも終わった」


「疲れたねー」


頭上にモニターが映りそこには【凛チームWIN】と書いてあった。


「お前らレベルはどうだ?」


「俺は15ですね」


100レベ近くの奴を倒してこんなもんなのか。


「わたしはねー、13だねー」


「・・・14」


全員、10レベ超えたな。


そして登録所に帰り登録をして俺たちは解散することになった。

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