第六章...太陽神真由美ちゃん(オマケ)
「終わっ...た...」
「神に...」
「「勝った~!!!」」
私達は抱き合って喜んだ。
「おめでとう。
流石ね。」
「ありがとう!って........真由美...?」
「マジかよ...あれも...」
「ええ。私の幻術よ?
おかげであなたたちのデータは完璧にゲットできたわ。
ちなみに、私や神の幻覚を吸収しても意味ないからね?」
「嘘...」
「そんな...」
「でも私はあなたたちを殺す気はないわ。
なぜなら私はあなたたちを試したから。」
私は思い出した。
彼女が最初に言った言葉を...。
〈お手合わせ願います。〉
だ。
つまり...
「最初から殺す気なんかなかったのよ?
それに幻覚の攻撃を受けても所詮は幻覚。ノーダメージよ?」
「ガーン...」
「幻覚だったことに気づけなかったのは減点モノね。
でも、神を倒したことには何ら変わりはないわ。
おめでとう。」
「全ッ然嬉しくないです。」
「ちなみに幻覚だから神の召喚に時間がかかったけど、実際は一瞬で呼べるわ。
いらっしゃい!
太陽神ラー!」
その一言だけですぐにあの機械的なドラゴンが現れた。
「つまり、幻覚じゃなかったらワンターンキルだった訳。」
「どんだけ鬼畜なんだよ!!!」
「ところで...」
真由美が突然目をウルウルさせる。
「私もあなたたちと一緒にスクールライフを送っていい?」
「ええええええぇっ!!!!!!!!」
「私と仲良くなっておくとイイコトあるわよ?」
「分かったわ。
そうでなくても私達は戦った時からもう友達よ。」
「うふふ。嬉しいわ。」
私と真由美は握手を交わした。
「あのさ~?
これ、誰のブ―」
「それは私のブラジャーよ
なんで持ってんの
この変態変態変態変態」
私は真っ赤になって、倒れる遊斗を蹴りまくった。
「(挨拶がわりに私が最初にサーベルでブラジャーだけを切断する技を見せたんだけど....気づかなかったのか...ま、いっか。
そんなことより....恭子っていう子、胸ペタンコね...)」




