表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

甘いひと時に……

作者: サラダ味

私にとってはコメディーなんです。

「アタシ、写真嫌いだったのよねェ」

 両親が選んだ写真も最悪だし、とミナコが長い髪をかきあげる。

「それにしてもキレイに写ってるわねェ」

 ミサキは感心している。

「でも、肖像権の侵害よね。こう勝手に撮られてテレビにまで出されちゃね」

「今度は脅かしてやったら?」

 ミサキの言葉にミナコはそうよね、と笑う。

「で、コイツはどうすんの?」

 と、ミサキはテレビ鑑賞している男を指差す。

 男はミナコの元恋人だ。

 ミナコはどうしようかしら、と不適な笑みを浮かべながら男の横にいる女の首筋をすッとなでた。

 女は『恐怖・心霊写真特集』という番組を観ながら男に甘えていた。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ