エジプトをより楽しむために Ⅶ
軽く、カラー版、余計な情報が入らず、その遺跡の説明がされており写真や図表が多い。
個人的に旅行のお供に仕える遺跡のガイドブックとして最高のもの。
それがこちらとなります。
「Egypt Pocket Guide」シリーズ。
残念ながら日本語版はなく、さらに残念なことに中古版しか手に入りませんが、英語に関してはとりあえずわからなくても写真だけでなんとかなります。
それくらい素晴らしいものです。
各遺跡の平面図だけではなく、周辺地図をついています。
五十ページほどですが、そのページとは思えぬくらいの充実した内容で、私はこの本からメイドゥムの新空間とアブシンベルのオベリスクの情報を手に入れました。
ちなみに大きさは二十センチ×十センチ、厚さは五ミリ。
ポケットガイドの名にふさわしいです。
このうち、パッケージツアーで利用できるものを挙げておきます。
「The Pyramids」
「Luxor, Karnak, and the Theban Temples」
「The Valley of the Kings and the Theban Tombs」
「Aswan」
「Abu Simbel and the Nubian Temples」
これに最新情報を加えた日本語版が出れば売れると思うのですが、なぜか出ない。
不思議です。