3、後半そのニ と、今後のテンプレート予想①
はてさて、後半そのニでございますのよ〜。
説明しよう! 前々回の続きである、小説を読もう!内キーワード『婚約破棄』検索をし、作品の増加時期から、黒イ卵氏の決めた【イセコイ婚約破棄テンプレ】確立の時期を探る感じで、要はこの辺りかも〜と見当をつけていく企画である!
だいたい同じ時期(前後一ヶ月くらい)に、数作品あれば、テンプレ確立とみなしてもいいのかもしれない、たぶん、きっと、メイビー。
よし、説明終わり!
○⚫︎○⚫︎
それでは、続きを進めていきましょうね。
※イセコイ婚約破棄テンプレとは、黒イ卵さんが勝手に決めました、【作品冒頭にて、貴族男性から貴族女性への婚約破棄発言をしている、もしくはその状況に近い作品】です。
側に婚約者以外の女性を連れていると尚良し。
初回掲載日 2013.9.1〜2014.8.31 20作品
該当作品 『有』
一作品が、【イセコイ婚約破棄テンプレ】に該当しました。
https://ncode.syosetu.com/n3376cb/
『舞台を降りるまでが役者です』
初投稿で、前世で演劇部の高校生だった子が、悪役令嬢を演じて婚約破棄に持ち込んだ、ことが即バレてしまう、という短編です。
『演じる』『悪【役】』 卵さん的に、気になる言葉ですね。
台詞から始まり、台詞内容で説明できるという、テンプレートとなっております。
次の年の区切りから、キーワード検索の作品数が増えます。
初回掲載日 2014.9.1〜2015.8.31 235作品
と、約11倍に作品数が増えておりますね。
ではまずは、約1ヶ月の期間で区切ってみましょう。
(調べたのは6.16〜17頃とします)
初回掲載日 キーワード テンプレ該当
2014.9.1〜10.1 4作品 無し
2014.10.2〜11.1 6作品 無し
2014.11.2〜12.1 5作品 無し
2014.12.2〜2015.1.1 2作品 無し
2015.1.2〜2.1 1作品 無し
2015.2.2〜3.2 1作品 『有』
2015.3.3〜4.1 6作品 『有』
2015.4.2〜5.1 15作品 『有』
2015.5.2〜6.1 27作品
2015.6.2〜7.1 23作品
2015.7.2〜8.1 50作品
2015.8.2〜8.31 95作品
一気に作品数が増加するタイミングがありますね。では、『有』が出た時期から、順に見ていきましょう。
2015.2.2〜3.2 1作品 『有』
https://ncode.syosetu.com/n2872cn/
『悪役令嬢が婚約者を好きになるなんて誰が決めた?』
乙女ゲーム、悪役令嬢、ヒロインと揃ってます。
2015.3.3〜4.1 6作品 『有』1作品
https://ncode.syosetu.com/n1121cp/
『残念ですから』
前書きに【いま流行の婚約破棄ものではないです。沿っていますけど。】の文あり。
2015.4.2〜5.1 15作品 『有』5作品
https://ncode.syosetu.com/n5368cp/
『野良公女』
前書きにて、婚約破棄の上追放されている。本編は森に追放後の話。
https://ncode.syosetu.com/n5429cp/
『転生して気が付いたら悪役令嬢で婚約破棄されてました。』
悪役令嬢役で劇に出ているのか、と主人公の脳内で言っている。
https://ncode.syosetu.com/n5270cp/1/
『ヒロインvs悪役令嬢 〜20年目の決着までの記録〜』
あらすじ抜粋【ヒロイン逆ハーレムルート・悪役令嬢学園追放 end それで乙女ゲームは終焉を迎えた。しかし彼女たちの戦いは、まだ終わらない。】
乙女ゲーム世界の学園もので、悪役令嬢追放ですね。内政ハイファンタジーです。
https://ncode.syosetu.com/n8740cp/
『婚約者を寝取られましたが、案外平気です』
義理の妹に取られる、が出てきました。
https://ncode.syosetu.com/n4142cq/
『悪役令嬢・ファンタジック・パレード』
婚約破棄からの追放パレード!某ネズミの国を彷彿とさせます。はい。あらすじにてテンプレ、本編は王太子が令嬢を侍らせて追放。
ということで、一旦ここまでですの〜。
確立の時期、そろそろわかりそうですね。
卵さんが読もう!をじっくり見る時、それはなろうのメンテの時。という法則に何度か当たりまして、間が空いてしまいました。もうちょっとこう、手心というか……。
そんなわけでして、今後のテンプレート予想①を付けますね。
今後の予想は、流行りのテンプレート+これまでの定番化キーワードによる組合せ、が主でしょうか。
悪役令嬢+婚約破棄+追放+ざまぁ=イセコイ婚約破棄テンプレ、のような、キーワード足し算ありますかね。
今回見た中では、イセコイジャンルではなく、ハイファンタジーやコメディーもありました。
かつて、チート+ハーレム+追放+ざまぁ+成り上がり=ハイファンタジー主流、が盛り上がってた気がします。
冒頭追放テンプレートの流行りもありました。
ですので、今後は、冒頭で婚約破棄中に王太子殺人事件があり、追放された名探偵が転生悪役令嬢で、もふもふした神獣を使って犯人を崖に追い詰め、犯人の男爵令嬢の裏には魔王の手があり、魔王は異世界からの転移者だった、そして名探偵悪役令嬢を溺愛する、という落ちが予想されます。(迫真)
ループしてやり直して犯人を追い詰めたら完璧だ!
今回はこれにて!