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愛用の財布

作者: みくた

 財布に付いているジッパーの金具がまた取れた。

 前回同様、取れた金具を戻し拡がった部分をペンチでカシメてやればいい。

 しかし、見かねた家族はいい加減新しい財布を買えと言う。

 確かにこの財布を使い始めてからまあまあ長い。買ったときの値段を考えれば十分すぎるくらい使ったであろう。だが、まだ使える。

 うっかりトイレに落としたりもしたが、長いこと苦楽をともにした相棒だ。愛着があるし使い慣れている。

 そして、私はなんとなく財布に耳を当て何かを感じるような仕草を取ってみた。

 

 シテ・・・コロシテ・・・

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― 新着の感想 ―
[良い点] 傍から見ると「そろそろ新品に買い替えた方が…」と思えるほどに傷んだ品物でも、当人にとっては使い慣れていて愛着があるので、そう簡単には買い替えられないのですよね。 資源の大切さが叫ばれる昨今…
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