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17 護衛の冒険者達

「う~ん、やっぱり頭目より装備の質が悪いなぁ、まあかなりの量だし宿代くらいにはなるかな?最悪、森に入ってアイアンでも狩ってくるしかないかも・・・・」


「あ、あの・・・君は一体・・・?」


「は!すみません!お兄さんも装備欲しかったですか?私も多少路銀はあるんですけど、やっぱり少し不安でして・・・お金は少しでも多い方が良いかなと思ってですね・・・」


うっかり癖で盗賊達の装備を剥ぎ取ってしまい、しどろもどろになって言い訳する私。


「いや、それは問題ない。彼らは賞金首になっていた盗賊で犯罪者だからな、バルムの衛兵なら見て見ぬフリをするさ」


「バルムですか?」


「ああ、俺たちはこの先にある辺境泊が治めるバルムという街のギルドに所属している冒険者だ」


「良かった!なかなか街につかないから道を間違えたのかと思っちゃいました」


「それは大変だったね。あと、命を救ってくれてありがとう、俺たちだけでは盗賊を殲滅する事は出来なかっただろう。俺はクラウスでこっちがビックスにサラだ」


「お前さん若いのに強ぇんだな!ビックスだ、よろしく頼む」


「サラよ、本当に助かったわ」


クラウスさんは20代くらいだろうか、背が高く赤茶の髪に緑の瞳をした人でなかなか整った顔立ちをしている。ビックスさんはどちらかというと大柄でマッチョなお兄さんだ。こげ茶の短髪に茶色い瞳でその表情は気の良いお兄さんといった感じ。サラさんは健康的な小麦色の肌に金髪の泣きぼくろがセクシーなお姉さんだ。そしてボリュームのある胸。私は思わず自分の胸と比べてしまう。爆にゅ・・・ってそんな事は置いといて。


「いえ、こちらこそ!私はチサと言います!私もサンダルシア所属の冒険者なんですよ」


「君も冒険者だったのか!君こそ良ければ馬車に乗って行かないか?罪人達をその魔獣で運ぶのも大変だろう?」


「えーっと(ピツハならまだ全然大丈夫だけど)そうですね!お願いしたいです!」


「それなら俺たちの雇い主に紹介しよう」


そうして私は彼らと一緒に馬車に戻る事にした。



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