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この感情を魔術的に証明する  作者: 嘉味田 慎也
【第一章】音海由依 編
7/9

アンチ

昼休みのこと。

「ねぇ轟。新しい依頼来てるよ。」

傀儡使いの少女、山本の声が神威を呼ぶ。

「おう、書類見せろや」

彼女はあれから、安倍健太がマスターである神威達のメンバーになり、活動している。

「また殺人依頼か、俺らを殺人ギルドかなんかと勘違いしてんのか?」

「てかさー、ウチの元いたギルドってか、宗教の名前は、傀儡教会って名前だったんだけど、アンタのところの名前ってなに?」

「お前はそんなんも知らんで入ったのか」

「知らないんだもん、なんて名前なの?」





「アンチ」

山本が、息をのむ。

「まだ、存在してたのね。こんな形で」

「まあ、緩くやってますわ」

アンチ、、、この名前を知らない日本に縁のある能力者はいないのではないか。

「10年前に政府の陰陽師殲滅計画を反対し、陰陽ギルドに全く関係なかったはずなのにテロを起こし、賛成票を出した魔術政治家全員を抹殺した、テロ集団の名前。

だから、安倍さんがリーダーなのね。」

「ちなみに団長の本当の苗字は土御門だからな。今の時代、土御門なんて名乗ってたら、殺してください、って叫んでるようなもんだからな。偽名だよ。」

その場の空気は重くなった。それを神威はかき消すように

「さて、本題だ。ターゲットは?」




「音海結衣、、、依頼者、、、日本魔術政府。」



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