6/9
6話 今回のオチ(山本亜美の回)
翌日、学校にて、、、
「おはよ、愛斗。」
「やあ、神威。」
いつもの挨拶を廊下で交わした後、、、俺らは1年6組のクラスに一緒に入った。二人は前後で席に着き、荷物の整理をしながら、車の中で話した続きの触手の話に没頭していた。少しすると愛斗の席の隣から声をかける者が現れた。
「おはよ。おふたりさん」
「「あ、山本さん。おはよ。」」
。。。
「あ、あの、、、貴方達、自然に挨拶してるけど、私が同じクラスだって事、知ってた?」
「「知らなかったけど」」
「よく自然と挨拶出来たわね!びっくりよ!」
あの後、安倍健太は山本亜美がかけられていた呪術を解き、浄化の儀を行った。
「とりあえずの応急処置だ。君は、これから自由の道へ進むんだよ。」
亜美は、、、とても嬉しそうに、清々しい笑顔で、涙を零しながら、感謝の言葉を口にしていた。