表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この感情を魔術的に証明する  作者: 嘉味田 慎也
【第一章】音海由依 編
5/9

第5話 マスター

物語はものすごくわかりにくく聞こえるが、簡潔にいうと山本亜美には組織以外には言えない事情があり、その事情をマスターは知っている。という事である。


少ししてから神主の白い装束を着たマスターがカウンターから出てきた。そして木製の床にチョークで魔法陣を描いていく。

「お嬢ちゃん、それではこの魔法陣の真ん中に座ってくれ。ーーーーー呪印を解く。」

山本は困惑する。

「ちょ、ちょっと待ってください!これを解くのは無理ですよ!?傀儡界の使徒が一日で組んだものです!解けるはずがありません!」

それを聞いて愛斗は力のこもった声で言う。

「まぁまぁ、そう慌てなさんなぁ、、、このお兄さんに任せとけば問題なしだぜ。」

その信頼しきった愛斗の言葉を聞き、本人はフッと笑い、

「そうだよ嬢ちゃん。僕はねぇ、ちょっと特殊な家系でね、、、君はしってるかなぁ、、、陰陽道って、、、」

彼女は大きく目を見開いた。

「僕の名前はね、安倍健太という。陰陽師の家系の子孫、数少なくなってしまった、陰陽師の教えを受け継いだ人間だ。今じゃもう、ただのバーのマスターなんだがね。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ