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この感情を魔術的に証明する  作者: 嘉味田 慎也
【第一章】音海由依 編
4/9

4話 帰宅

車に亜美を拘束したまま、神威一行はさいたま市のとある小さな道に入って車を停めた。そして小さなバーに入った。ここは神威たちの拠点だ。木の根を歩かせ、亜美も連れていく。カウンターにはやや老け顔の10、20代ぐらいのマスターがグラスを拭いていた。

「やあやあ、おかえりなさい。おぉ、山本の長女まで連れてきよったか。たまげたなぁ。」

「あぁ、まあ依頼ターゲットはやったんだ。この女には色々聞きたいことがあるから連れてきた。」

神威は言う。その直後、彼女は言い放つ。

「それは無理よ。」

「ダメだ。解放されたいのならば教えろ。」

愛斗が対抗する。

「愛斗、恐らくそれは、無理な話だ。まぁ良い。その子を解放してやれ。」

「逃げられちゃーーー」

マスターが遮るように喋る。

「それは無い。彼女は逃げてももう意味がないからな。それに喋りもしないだろうしな。」



解放された亜美はずっと俯いたまま、地べたに座っている。

神威は痺れを切らして言う。

「なぁ、そろそろなにか喋れよ。空気が重いんだ。」

マスターはため息を着いた後、その場の3人に言った。

「少し、待っててくれ。ーーーーー少女よ、貴様を助けてやる。」



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