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君の声に惹かれて  作者: 水月
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エピローグ

むかし、むかし


ある国の


ある地域の


ある街の


どこにでもあるような言い伝え


~生まれた時に聴こえる声がある。

それは母でもなく、

父でもなく、

兄姉でもない、

運命の人の声だそうだ。

それは時間に連れられ大抵の人が忘れてしまう。

だけど…

極々希にその声を生涯覚え続ける人たちがいる。

いつか出会えるであろう人たちを求め

惹かれる彼らが~


これはそんな言い伝えが本当に起こった話

貴方は運命という言葉を信じますか?

出会いに意味があると思いますか?


偶然?いいえ、とんでもない。


全ては自分達が決めた必然です。



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