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閑話・オーガの出現にあわてた猛者たち。

 騎士団長

「驚いたな・・。

まさかまだオーガに変身するヤツが残っていたとは。

城の中の者は全員チェックのやり直しだな。」


勇者アリス

「変身前でも判別できるんですか?

コレって死んだら元に戻ってますけど・・。」


魔王国宰相

「体質が魔物に変化しちゃってますからね。

姿はもどっても体質は魔物なんですよ。

多分変身前でも多少の変化はしてるでしょう。

魔王国の大魔導師たちはそう言ってました。」


団長

「魔王さまが前回のオーガどもを持って行っちゃいましたから

コッチでは分からなかったんですがコレはコッチで調べてもイイですかね?。」


宰相

「研究素材としてはあれだけ有ればイイと思います。

元々ココの騎士ですからね。

存分になさってください。

でも何か分かったら教えて頂けたら嬉しいですね。」


ギルドマスター

「そんな軍事機密っぽい話を大声でしちゃっていいのか?

まあ・・アノ魔王さまには通用しないって分かってるけど。」


宰相

「魔王さまだけじゃあないじゃないですか。

そんなに謙遜なさらなくて結構ですよ。

私なんか飛ばされただけみたいなものでしたし。」


勇者

「やられたフリして反撃に来たヤツを仕留めたのはアナタです。

オカゲで助かりましたよ。」


団長

「それにしても魔術師アイツには驚いたね。

消え際にまさか三発もウィンドカッターを放っていくとはねぇ。

勇者なハズのジークより優秀だとは思ってたんだが・・。

まあ、オカゲで大した被害も無く仕留められたのは確かだな。」


宰相

「あー、彼は魔王さまから賢者を名乗れって言われてましたよ。

回復魔法を使いまくってたそうです。

並の神官ほどの威力はまだ無いようですがとんでもない回数を

使って見せたと言ってましたよ。」


ギルマス

「並なようで並じゃあなかったってことか。

まあ、アイツも召喚者だからなぁ・・。

巻き込まれて来たとはいえ異世界人なんだもんな。」


勇者

「それにしてもドコに飛ばされちゃったんでしょうね。

魔王国には行ってなかったんですよね。

別の異世界とか行っちゃったりしてませんかね?。」


宰相

「大丈夫です。私のはそこまでの転移魔法じゃあありませんよ。

転送ポイントがズレちゃったんだと思います。

何処かは特定できませんでしたがコノ世界の中なのは確かです。

捜索の手配はしました。

全世界なんで少し時間はかかりますがね。

まあ、連絡待ちですよ。」


ギルマス

「上げ底だがアレでもDランクだ。

オマケに何度も異世界を行き来した経験もある。

それに一人じゃあないしな。

女子供が一緒でもなんとかできるヤツだと思うゾ。」


団長

「オレ達ができるのは待ってることだけか・・。

何か分かったら連絡をお願いできますかね?。」


宰相

「モチロンですよ。ユウリちゃんも一緒ですからね。

コチラとしても彼等に頑張ってもらいたいところです。」


そう言うと宰相閣下は勇者アリスを伴って最初の予定どうり

魔王国に帰って行った。


なんだかあんまり心配されてないみたいですねぇ。

無事に帰って来れますかね?。


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