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57・ヘタレな勇者は手伝ってもらう。

 副騎士団長は猛者だけどさすがにオーガの上位種10頭近くとでは

敵う訳もない。

アリス様は別動隊の面々と行動してたので当然対抗した。

でも不利だよねぇ。


魔王さまはオーガたちの変身時の魔力変動を感知したようで

転移ですっ飛んで行った。

あー・・オレ達も巻き込んで・・


楽しそうですねぇ・・魔王さま。

でも、オレ達まで来る必要あったんですかぁ?


「勇者アリスの従者なんだから少しは手伝おうって気になれ!

回復魔法は任せるぞ。

私は回復より攻撃の方が好きだからな。」


ジークはビビッてる。

近づくことも無理だな、これじゃあ・・・

なので魔法を使わせておくことにした。


魔王さまと勇者アリス様のジャマをしに来る他のオーガへの

牽制をさせておいた。

オレも魔術師なんで後衛担当というコトで。

え?賢者?まだ自称する自信・・無いでーす。


背後霊なユウリちゃんはジークを手伝う気になったらしい。

魔力弾が飛びまくってまーす。

コワイよー!!!。


--------------------------------------------


回復担当だなんて言っといて誰がケガしたって言うんですか!

別動隊の隊員くらいじゃあないですか!


しかも他人ヒトの城なのになんで遠慮のカケラも無く

ぶち壊しちゃってるんですか!!!

誰が弁償するんです?誰が!?


「あー・・私のせいじゃあないゾ!。

あんな魔物に変身するなんて思わなかったしな。

あの首謀者の財産でも使って直せばいいじゃないか。

意外とケチくさいヤツだな。

そんなんじゃあ王なんてできないゾ。」


どうせオレ達はド平民ですからね。

王さまなんて重たい役はできる人がやって下さい。


オーガは途中で何頭か逃げ出したけど弟魔王さまが逃がすハズが無かった。

そこら中逃げ回る連中を城を壊しながら追いかけまわして

全部殲滅してしまったんだ。


さすがにアリス様もあきれて最後は眺めているだけだった。

止めなくてイイんですかぁ?。


「止めたら余計に被害が拡大しそうだよ。

アレを止められる自信も無いからねぇ・・・

ストレスが溜まってるって言ってたからココで解消する気

なのかもしれないわね。」



首謀者な前王の王弟は逃げ出していた。

でも索敵で居場所は感知できてたんだよ。

地下の抜け道を使って王都の外に出ようとしてたんだ。


弟魔王さまはメンドクサイとかなんとか言いながら転移して

捕獲してきてしまった。

う~ん・・この方は一人で戦争できちゃうよね・・絶対。


王都の外には国境に居たはずの軍団の一つが迫っていた。

さて・・コレはどうしたもんですかね?。

もう騒ぎは済んじゃったから国境に帰ってもらえるとイイんですけどね。

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