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54・ヘタレな勇者は気にしてる。

 王さま達は行方不明のままだった。

ついて来た副騎士団長に言われて索敵で王城、王都の中と

探りまくったけど見つからない。

う~ん、、王都から逃げ出せたのかな?


でも、そこまで機敏に動けるものだろうか?

索敵の届かない場所もあるのかも、、、

あ!ダンジョンとか地下だとソコにいないと索敵って効き難いんだった。

でも意識を集中すれば多少は分かる。


隠蔽とか使われてると分かりづらいけどソコで隠蔽を使ってるって

多少は感じ取れるようになってきたからね。

まあ、違和感程度なんだけど。


なので王城の地下を探ってみた。

あきれたくらいの秘密通路がたくさん造ってある。

所々迷路にまでなっていた。

う~ん、、コレって絶対製作者は自分の趣味を入れてるよね。


王さまが居たのはなんとギルドの地下だった。

ギルドに地下室があるのは知っていた。

資料室とワイン倉庫になってるんだ。

そのまた地下に造ってあった秘密の部屋だった。


2・3人づつに分かれてギルドに行ってみる。

ギルマスがはりつけにされてるのに普通に開いていた。

受付嬢が皆にそうするようにと言ったようだ。

オカゲでオレ達が目立たなかった。


お城はクーデターでも街は一見普通に見える。

もっとも騎士や兵士が切れ目なくという感じで巡回してる。

オレ達は髪と目の色を変えてフード付きのローブを着てる。

あればサングラスでもしたいところだね。


受付嬢は髪と目の色を変えててもすぐに分かったようで一瞬

驚いた顔をしたけどすぐに平静に戻って面談室に案内した。

そうして裏の通路からギルマスの部屋へ行く。

ソコに秘密の部屋への通路があった。


王さまと王太子はソコに居た。

大分憔悴した感じだけど目には力が残っている。

副騎士団長が王女の様子と魔王国のメッセージの報告。

一応王さま側についてはくれるらしい。

要望があれば援軍を出してもいいそうだ。


でも、こういう時に外国勢力を入れるのは難しい。

事後の力関係に多大な影響が出る。

下手をすると国を乗っ取られるなんてこともあるからね。


ギルマスが人質状態なのでギルドは敵対心はあっても

敵対行動には出られていない。

いつもと同じにしている。そう見せてる所もあるんだけど。


もちろん帰してくれるように要望は出しているという。

まあ、素直に帰す訳もないけど様子見も兼ねて・・だね。

騒動が収まったら、帰してもイイなんて言ってるそうだ。

「ら」・・なんて言うときにはその気は無いのが普通だよ。


騎士団は騎士団長に従っているそうだ。

騎士団長は向こうについてたらしい。

う~ん・・やっかいだね。

王都の中にいる軍事力は騎士団とその下の兵士達であとは

近衛だからね。


その他の軍事力はそれぞれの地方領主のものと国境近くに

配備されてる軍団になる。

それらは王都に来るまで時間がかかるだろう。


「騎士団は全員騎士団長の味方って訳じゃあない。

アレは実家を笠に着て威張ってたんで嫌われてたからな。

オレの子飼いな連中もいるからソッチから手を打ってみるよ。

王も王太子もオレもいないんで動けなかったんだろう。」


ともかく王側の勢力は動き出した。

一応部外者なオレ達はギルマスの救出に当たることになった。

ジーク!ちゃんと聞けよ!

委員長が気になるのは分かるけどさ!。


ユウリちゃんのことは魔王国に連絡したらお世話係と護衛を

送ってくれるそうだ。

まあ、無理矢理連れ戻すと何をするか分からないところが

あるんだよねぇ・・・


結局女官のミーアさんが来たんだよ。

でも一緒に来た自称「護衛」さんが・・・


なんだって冒険者な格好してんですか!魔王さま!!!。

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