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33・ヘタレな勇者はのぞき見してる。

 目に敵にされて摸擬戦の申し込みが増えてたのはジークだけだったのに

副騎士団長のオモチャにされたせいでオレも目を付けられたらしい。

〔みんなのオモチャ第二号〕に変身しましたぁ。

皆さんヒマなのね。


魔法で攻撃してもイイと言う人も居てホントにいいの?と思ったんだけど

なんと魔法を切り裂いて見せましたよ!

スッゲー!!!


「レベルが高いヤツのは無理だけどな。

オメェくらいならオレ達でも軽いもんだ。

まあ、頑張ってレベルを上げるんだな。」


くっそー!実戦経験バリバリなアンタらと比べんじゃねぇ!

でも城の騎士レベルでコレか・・・

召喚目的だった魔王なんてとてもじゃあないが遥か彼方だな。



そんな修行の日々を過ごしていたら大事件が起きた。

王女が行方不明になったんだ。

前日は確かに部屋に居ていつもどうり就寝されたらしい。

朝にはモヌケのカラになっていたと言う。


結局部屋の隠し通路から出て行ったらしい。

まあ、その辺は機密事項のようでほとんど推測だけどね。

自分で出て行ったのか連れ出されたのかもハッキリしない。

ともかく発見第一だ!。


索敵ができる者が居ない訳じゃないみたいだけど普通は敵を見つけるために使う。

敵・味方・その他どっちでもないヤツ、、くらいの識別しかしないから

特定の人物を探すのには慣れていないんだ。

知ってる相手なら結構分かるんだけどね。


そう、現場の兵士が王女と直接的な面識なんか無いんだよ。

遠くからそれらしい方を見たことがあるくらいじゃ無理だね。


騎士にも索敵のデキる人は居たそうなんだけどもう高齢だったとかで

引退したんだそうだ。


オレ達は王女さまに間近で会っている。

なので捜索依頼が副騎士団長から来たんだ。

勇者アイツの索敵レベルも上がって来てるから手分けして探し回った。

そこらじゅうをのぞき見してるようなものなんだけどその辺は置いとくことにした。


王女の部屋の辺りから徐々に範囲を広げていった。

でも城の中には見当たらない。


捜索の方向を変えながら王都をしらみつぶしにしていく。

あ!ギルマスがいた!

でも今回はパスね。


なんとか発見!

王都の外れに近い没落した男爵家の元屋敷だそうだ。

あとは騎士団のお仕事だった。

ちょっと後ろから付いて行って見学させてもらったけど

肝心なところはシャットアウト。

まあ、当然だよね。相手は王女さまだもん。


黒幕には逃げ切られたらしい。

魔王との縁談を阻止したいヤツラが結婚したくない王女をそそのかしたようだ。

王女が口を割らないので誰かもまだ不明。


王女は静養と言う名目で謹慎処分らしい。

箝口令はモチロン厳重に敷かれた。

嫁入り前の女の子にはスキャンダルに等しいもんなぁ。


王さま、、結局どうしたいんだろうね。

王女を結婚させたいのかさせたくないのか。

王さまがどうするかハッキリさせないので王女も不安定な

気持ちなんじゃあないだろうか。


どうしても避けられないものなら覚悟を決めることもできるだろう。

でも、右に避けるか左に避けるか迷った時ってかえって避けきれずに

ぶつかっちゃったりするんだよね。


多分王さまも迷っておられるんだろう。

今回はソコを突かれたということかもしれない。


でもコレで断る口実はできたのかも。

内密にはしておりましたがコレコレのことがあったので残念ですが

辞退させていただきたい・・とお願いができる。

まあ、ソレでもイイよって言われたらどうしようも無いんだけどね。

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