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24・ヘタレな勇者はイメージ貧困。

 勇者な彼女は城の騎士や兵士だと相手にならないそうだ。

なのでギルマスの師匠大先生の所に出稽古に来ている。

王女の縁談がどうなるか不透明なので暫くは王都の周辺で

冒険者の仕事をしてみたいと言う。


ギルマスとの摸擬戦は見ごたえがあるね。

元の世界の「体育館」を思い出してしまう。

まあ、見てるだけなんで楽なんだけどそんな顔をしてると

ギルマス大先生に見咎められてボコボココース一直線だ。

勇者な彼女でエネルギーを消費しちゃってるかと思ったのになあ。


勇者な彼女のお仕事のお供をしろ!とのギルマス命令!。

まあ、お仕事と言っても彼女のヒマつぶしにお付合いだね。

本日のコース。魔獣退治。

魔獣といっても鳥でーす。ダチョウモドキだね。

当然ながらキックに注意!

あー、、、瞬殺でーす。

お疲れ、、でもないみたいです。


彼女はアイテムボックスの魔法はできなかった。

あれ?オレらの所の勇者たちは全員できたから当然彼女も

できるものかと思ってたんだけど・・

あー・・やってみたことも無かったと・・


う~ん・・オレもできないけどやってる所は見たことがある。

魔力は当然山ほどあるし勇者だからできるハズなんだよね。

ということでイメージが大事なことを強調する。

まあ、イメージを言葉で説明するってのは難しいよね。

なのでマジックバッグを出してイメージの見本にした。


うん・・サスガに勇者だと思ったよ。

さほどの時間もかからずに成功させたんだもん。

さっそく獲物のダチョウモドキを入れていた。

勇者だと魔力が多いからほとんど入れ放題なほどの容量だ。

結局依頼量を大幅に上回るほど獲物を狩ってご帰還となった。


「コレで自前の食料を山ほど持って歩けるわ。

また毒を盛られるかと思うと不安だったのよ。

獲物も入れ放題だし大荷物もこの中なら運ぶのにもラクチンラクチン。

運送業なんかに転職できそうな気がしてきちゃったわね。」


ゆ・・勇者の転職先が運送業って・・(汗。)

でも勇者って転職なんかできるのかね?



相棒の勇者はオレが勇者な彼女にアイテムボックスの魔法を

発動させたのを見て自分もやってみようと思ったらしい。

でもねぇ・・相変わらずイメージが貧困なんだよ。

できないので半泣きになっていた。

あー・・泣かんでいい泣かんでいい。


オレがマジックバッグを使う所を散々見てたくせになんで

コイツはできないのかねぇ。


どうも最初から無限大なモノをイメージしてたらしい。

自分が見たこともないモノってかえってイメージを固定することが

できなかったりするからな。

コイツのイメージは貧困なんだから見たことのあるモノでやってみよう。


学校の教室をイメージさせた。

・・・できるじゃあねぇか!。

勇者限定って訳じゃあないがどうやら勇者には簡単な魔法みたいだな。


オレはマジックバッグがあるからアイテムボックスの魔法が無くても困らない。

でもコイツにできて(今のところ)オレにはできないってのはなんだか

悔しい気がするよなぁ。

・・・やっぱりちょっとオレもやってみるかね。

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