22・ヘタレな勇者は聞いてない。
初ブックマークをいただきましたぁ。
ありがとうございまーす。
今回は勇者がカッコ悪いので需要は少ないだろうなぁ、、と
思ってました。
ブックマーク、、嬉しいです。
正月休みで頭がボケ気味でーす。
ちょっとお餅を食べ過ぎたのかもねぇ、、。
ダイエットでもしますかね。
師匠大先生はギルマス権限を活用してオレ達の情報を極力
集めたらしい。
見習い護衛で行った国境近くの街のことまで詳しかった。
「タダの見習い護衛にしちゃあ目立ち過ぎだったな。
驚いたのは学校だよ。手洗いとウガイだったか?。
今あの街は病気が大流行りなんだが学校とその関係者には
ほとんど出てないんだ。
なので役所やギルドに連絡して手洗いとウガイを励行させているんだよ。
オカゲで患者の増えるのがほとんど止まったんだ。」
予防法はいろいろありますがアレラは金もかかりませんから。
お役に立ててるんなら嬉しいですよ。
オレ達がダンジョンで行方不明になったので王女は〔次〕を召喚したんだそうだ。
今度は女性でカナリの強さだったけれど城の中の王さまの敵対者に
毒を盛られたらしい。
魔法でもココの医師の治療でも治せず彼女はいつまで持つか
分からない状態だという。
召喚はココの世界では禁じられてないんですか?
むやみにやるとどちらの世界にも穴が開いて世界自体が危険だと
聞いてるんですけど。
「そこまで危険だとは知らなかった・・。
だが禁じられた行為とはされていたんだ。
娘もそこまでは知らなかっただろう。
あの女性の勇者が毒を盛られたことでショックを受けている。
君達の行方不明も陰謀だと分かったしもう召喚はしないよ。」
オレ達が無事だと分かったらまた狙われる可能性があります。
行方不明のままにしておいてもらいたいんですが・・。
「分かった。君達は行方不明のままということで行こう。」
魔王の縁談って断れないモノなんですか?
オレ達の世界でもそういう縁談が来ると別の人と婚約とか結婚を
さっさとしちゃうなんてことがあるんですけどね。
あるいは病気を理由にするとか・・
「娘は魔王からの縁談ということで過剰反応したんだ。
結婚を強制するような使者ではなかった。
なんとか断るべく交渉中なんだよ。」
形だけでも勇者をやってくれとかなんとか言ってたのは
どうやら期待外れだったのを周りに誤魔化そうとしたんだな。
交渉が上手く行くとイイですね。
気になるのはオレ達の次の召喚者の女性ですね。
そんなに危機的なんでしょうか?
「医師も神官もお手上げ状態だ。
実のところ娘が食べる可能性の方が高かったんだよ。
苦手な食品だったので彼女に味見名目で譲ったんだそうだ。
余計に娘は責任を感じてるんだが・・。」
神官さんでもお手上げな毒・・か。
もしかしたら魔力で合成されたモノかもしれない。
元クラスメイトの神官は薬神の加護を持っていた。
なので毒にも薬にも詳しくてそういう魔力で合成されたモノがあるって言ってたんだ。
マジックバッグの中からエリクサーを取り出した。
コレは貴重品でオレも3個しか持っていない。
回復薬なんかは実は結構あるんだけどね。
「コレは一体何なんだ!?
なんか・・スゴイ魔力を感じるんだが・・。」
あー・・師匠大先生には分かるんだ。
コレは勇者たちが魔力を込めて精製した秘薬です。
体力回復と魔力回復と状態異常の解消ができるそうです。
寿命が伸びたりすることもあるそうだけど個人差もかなりある
というコトだったので言わないでおくことにした。
余計な騒ぎは禁物だもんね。
使ったことが無いので効果のほどは分かりません。
製作者の神官は自信を持ってましたがね。
もう他に手が無いならコレを試してみて下さい。
彼女も召喚者ですからこのまま死なせたくないです。
オレ達は城に行く気はありませんから・・お願いします。
「君にとってもコレは貴重品なんだね。
分かった。我々も彼女を死なせたい訳じゃあない。
コレが効いてくれることを祈るとしよう。」
王女も詫びの言葉を述べた。
まあ・・言ってもらっても帰れるわけじゃあないけどね。
勇者はやっぱり王女に見とれてた。
お前・・王さまとの話・・聞いてないだろ!。
美少女だってことは認めるけどね。
でも、オレはもっとスゴイ美少女を毎日眺めてたことがある。
異世界からの転入生だったんだ。
今のところアレ以上の美少女にはお目にかかっていない。
まあ、一年で元の世界に帰って行ったんだけど。
おかげで美少女だってだけじゃあ惑わされなくなったね。
オレ達は行方不明ということで決着した。
賠償金とか要るかと聞かれたけどお断りした。
だってそんなモノを貰ったらこの状況を納得したことに
なってしまう気がしたんだ。
お詫びは受けても納得はできてないんだよ。
いまだにね。




